３日目（７月１４日） 晴れ
| 明け方はものすごい強風だったけど、夜が明ける頃には前日朝と同じように静かなモーレア島に戻っていた。
私は完全に熟睡をしていたが、shinjiは早起きをしてサンライズを見に行ったらしい。起きてから写真を見せてもらったが、サンセットに負けず劣らずにキレイ♪・・・でも、朝寝坊の私には見られない光景・・・(^_^;) shinjiがサンライズから戻ってきた時に、昨夜の「オートロックキーの謎」が解明された。どうやら、ただ単にドアの建て付けが悪いだけで、思いっきり体重をかけて閉めればきちんとロックはかかるらしい（笑）。でも、昨夜赤ランプが点いたカードキーは結局は不良品・・・(-_-;)。もうひとつのキーがきちんと開閉出来るので特に問題無いけど。。。 |
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AM8:00起床。前日に「レストランの朝食は高い！」ということを覚えたので（笑）、この日からは買い出ししてきた食材で朝食。 モーレア島のジュース工場で作られている１００％パイナップルジュース「ROTUI」、本国並みに味の良いフランスパン、ハム、ヨーグルト。これだけあれば小柄な日本人には充分な朝食(^_^)v バルコニーでラグーンを眺めながらの朝食。食事の合間に魚たちに餌付けをしたり、手すりに止まってこっちを見ている小鳥にパン屑をあげたり・・・。日本の自宅では考えられないよね(*^_^*) |
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AM9:30。「エイの餌付け＆モツ（無人の小島）ピクニック」に出発♪
プールサイドでビーチタオルを借り（・・・と言っても従業員は誰もいなかったので、ノートに名前を書いて勝手に持ち去った・笑）、桟橋正面にある水上アクティビティの建物「ファレノーティク」に集合。集合したのは我が家ともう１カップルの計４名だけ・・・。もしかして、たった４人でモツ（無人島）貸し切りなの！？
モーターボートに乗り出発！天気は快晴で波も穏やか。船は外海には出ずに進んだので船酔いしやすい私でも全く問題無し(^_^)v ボートはホテルから西へ向かう。すぐに「Baie d'Opunohu（オプノフ湾）」と、その奥に山々が見えてくる。右にそびえる尖った山がモーレア島のシンボル的存在である８８０ｍのモウアロア山、通称「バリハイ山」。他の南国ビーチリゾートのほとんどは珊瑚礁が隆起して出来ているので、こんなに高い山を見かけることはない。
この山々の姿を見ると、ゴーギャンが「古城のようだ」と評したのが良く分かる気がした。
１０分ほど経った後、ボートは速度を落とし「インターコンチネンタルホテル」の桟橋に到着。ボートを移るよう言われ２０〜３０人乗りくらいの大きな船に移動・・・どうやら「４人でモツ貸し切り」ではないらしい(^_^;) 船に荷物を積み込んでいたスタッフの人に「このツアー、何人参加するの？」と聞いてみたら「Maybe １０・・・？」という返事 だった。「まぁ、そのくらいの人数ならまだいいか〜」と思っていたが、ホテルから続々と人が乗り込んできて、気づいてみれば船はほぼ満席・・・「１０人くらいかなぁ〜？」じゃないじゃん！ウソツキ〜！(-_-;) 船はスタッフを含めて２０人以上を乗せて出発！
AM10:30、モツに到着。
モツには桟橋は無いのでジャブジャブと海の中へ。。。すると、なんと！いきなりエイが数匹寄ってきた！！！「エイ＝尻尾に毒」というイメージなので、最初はみんなキャーキャー言いながら砂浜に逃げた（笑）。
全員が船を下りて砂浜に渡ったのを見届けてから、船は少し沖合に出て待機。スタッフは魚の切り身をエイに与えながら「こっちに来て足を延ばして座ってみて！」と言う。エイの口は胴体ほぼ中央の地面側にある・・・彼らが浅瀬で餌を食べるには餌を持っている人の腕によじ登らなくてはならないのでかなり接近する！！！観光客には餌付けはちょっと危険なのでスタッフがやってくれるが、その餌につられて、座っている人の延ばした足の上をスス〜っとエイが通過する・・・スリル満点！・・・というか、餌付けのおかげで人間に慣れすぎのような気もするが・・・(^_^;)。「エイの触感は？」というと、「上はザラザラ、下はヌルヌル」。熱帯魚たちに比べると可愛いとは言い難い（笑） ちなみに「毒」についてスタッフは何も言ってなかったので、毒を持たないタイプのエイか毒針の部分を切られているエイだと思う。
AM11:00からランチの時間まで各自シュノーケルタイム。
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PM12:00。ランチの時間。
木陰に建っているバーベキューハウスでスタッフが準備してくれる。「ランチの時間だよ〜！みんな集まって〜！」と言われ、ゾロゾロと集合。昨年、ケアンズで同じようなシュノーケルトリップに行った時（→ケアンズ旅行記３日目参照）にランチ集合に出遅れて残り物だった記憶があるので(^_^;)、今回は気合いを入れて真っ先に集合し木陰のテーブルも確保（笑）。
全員が集合したのを見計らってから、ひとりのスタッフが「ココナツ割り」を始めた。その手順はフィジーで見たことがあるし（→フィジー旅行記５日目参照）、説明もほとんど同じなので別に新しいコトでは無いが、割ったあとからがなかなか面白かった！ ココナツの実を掻き出して布で絞ると真っ白なココナツミルクが出来る。このココナツミルクと魚のぶつ切りと野菜を和え、レモンを搾る。・・・すると、搾りたてのココナツミルクで作った「ポワソンクリュ」の出来上がり〜♪ 「まるでＴＶの料理番組みたいだね〜！」とスタッフも笑っていたが、タヒチの伝統料理をこんな所で教えてもらってラッキー。そういえば、料理中にスタッフが「♪さかな、さかな、さかな〜♪」という日本語の唄を歌っていた。日本のスーパーの魚売場でかかっている有名なあの曲（笑）。ただ、日本人客は我が家と子連れ３人家族とオジサン４人組だけだったので、イマイチうけてなかったけど・・・(^_^;)。
ランチのメニューは、ポワソンクリュの他にチキン＆魚＆ソーセージのバーベキューとバターライス、サラダとパイナップル。飲み物はスプライト、コーラ、ヒナノビールの３種類から御自由にどうぞ〜(*^_^*)
食後、PM2:00の出発まで自由時間。前半に比べてシュノーケルする人は減り、特に外人さんはビール飲んで酔っぱらって木陰で寝てるか、炎天下の砂浜にタオルを敷いて日焼けするかのどちらかが多かった（笑）。
ところで「無人島」と言うと心配になるのが「トイレ事情」。 ケアンズの無人島ツアーでは、わざわざ沖に浮かぶ船のトイレまで行かなくてはならなかったが、この島には一応トイレがあった。・・・でも、室内に水を流すレバーは無く、トイレの外の大きな水瓶からバケツで水を運んで流すという「人力水洗トイレ」だった(^_^;)。私はこのトイレ形式を何処かの国（たぶん中国？）へ旅行に行く時に調べて知っていたが、実際にやったことは無かった。まさか、ココでそんな知識が役に立つとは（笑）。トイレ周辺には特に説明書きも無かったので、このシステム、知らない人はたくさん居ると思う・・・(^_^;)
PM14:00。モツピクニック終了。
まずはインターコンチネンタルホテルへ行き、ここでほとんどの乗客が降りた。残ったのは４名。最初は「降りなくてもいいよ〜」と言われてそのままその船に居たが、一向に出発する気配が無い・・・ひとり残っていたスタッフが「君たちはココから泳いで帰ってネ〜(^_-)」などと冗談を言っていたが、結局は小さなモーターボートに乗り換えてホテルまで送ってもらった。
PM15:00、ホテル到着。
コテージ前のラグーンでシュノーケルしたり、バルコニーで昼寝したりして日没まで過ごし、その後、いつも３泊分の着替えしか持って来ていない我が家なので洗濯タイム（笑）。夕食は持参品の和食。
何か知っている星あるかなぁ〜？と、見上げていたら頭のちょうど真上あたりに「さそり座」と「天の川」を発見。そして、ふと気がついた！そういえば昼間読んでいたガイドブックの後ろのほうに「南半球の星座図」というのがあったっけ。部屋に戻りガイドブックを確認すると、どうやら「さそり座」が頭の上にあるということは、その近辺に「南十字星」があるらしい！
今まで何度も南半球に来ているが、時期や方角、知識不足により未だに見たことが無かったし、「予想よりも見つけづらい」という話も聞いていたので、きっと肉眼では見つからないだろうと思っていた。しかし、「さそり座」が見つかればそのサイズから「南十字星」の位置と大きさが想像出来る。コテージから山側を向いた辺りに「絶対にあるはず！！！」と必死に探した。・・・さそり座の右下にとても明るい星「アルファ」があって、その右斜め下に「ベータ」・・・そして、その下方に十字型に輝く星「南十字星」だ！！！(^_^)/ 向きはほぼ真横になっているが、ついに見付けました！初めて見る「南十字星」は私がず〜っと想像していたよりもかなり明るいし、大きさもかなり巨大だった！一度見付けてしまうと、どこからでも見付けられるようになる。shinjiは無謀にもデジカメで撮影に挑戦！何十枚も撮影してなんとか成功！
写真の中に南十字星があります。分かりますか？？？
分からない方は写真をクリックしてみて下さい。
