タヒチ&イースター島 ('05.7.12〜23)

4日目(7月15日) 晴れ

AM8:30。特に予定が無かったので、ちょっと朝寝坊。

起きたばかりでボーっとしているところに、ドアを叩く音が・・・。ドアを開けたら「House keeping!(*^_^*)」と満面の笑みを浮かべたメイドさん。。。もう部屋の掃除なの!?まだチェックアウトタイムも過ぎてない時間帯なんですけどぉ・・・(-_-;)タヒチ人、真面目過ぎ!今までのリゾートでこんなに早い時間から仕事してる従業員は見たことがない! 「申し訳ないんだけど、あとにしてもらえます?」とお願いしてから、昨日と同じ朝食を摂り身支度を整える。

朝からずっとシュノーケルするのもなんなので、今日はホテルゲストは無料でレンタル出来る「アウトリガーカヌー」に挑戦してみることにした。実は「手漕ぎボート」はちょっと得意だったりする私だけど(^_^)v、カヌーは未体験。万が一、落ちても大丈夫なようにMyライフジャケットを持参して(笑)部屋を出発。さっきのメイドさんが近くにいたので挨拶をしてから水上アクティビティの建物へ向かう。

レンタルの受付は現地人のお兄さんが対応。

「一人乗り?二人乗り?」と聞かれ、とりあえず初体験なので二人乗りのカヌーでお願いした。「ライフジャケットは要る?」と聞かれたが、私はMyライフジャケットを見せながら「自分のを持ってます♪」と答えたらちょっと驚かれた。まぁ、普通は持っていないよね・・・(^_^;)

お兄さんは特に運転方法についての説明をすることもなく「コレに乗ってネ〜」という感じで案内だけして去って行ってしまった。。。マジ!?大丈夫かなぁ〜・・・(>_<) まぁ、手漕ぎボートに比べて船の胴体が細いのと、オールが1本か2本か?くらいの差なのでなんとかなるでしょう(笑)。

水上から見る風景は、コテージ上から見る景色やシュノーケルで見る水中の風景とも全く違った風景でとても新鮮♪特にこのラグーンは遠浅なので水中の珊瑚も良く見える。

ただ、海上でのカヌー運転は結構大変で、湖で漕ぐボートとはかなり違った。まず、風と波でなかなか真っ直ぐには進まない!特に向かい風だとちっとも前に進まないし、カヌーがかぶった海水が座っているカヌーの窪み部分に徐々に溜まってくる。また、オールが1本なので左右のバランスがめんどくさいし、ふたりのタイミングが合わないとオールがぶつかる。それに、ちょっと休むと沖に流されるのでふたり同時には休めない。・・・私ひとりなら遠く沖合に流されていたと思う(^_^;)

そんなこんなで、遠浅のため水面近くにまで育った珊瑚の上に何度も乗り上げてしまい、脱出するのが大変だった(>_<) 珊瑚さん、傷つけてゴメンナサイ!

カヌーのレンタルは時間制限無しなので、このまま自分のコテージまで漕いでいってコテージ下に縛り付けておいて、好きな時に乗るっていう優雅なコトも可能なのだが・・・我が家には到底無理。1時間ほどで返却。それでも腕はパンパン!(^_^;)

AM11:00からはお昼までシュノーケルしながらのんびり過ごす。

途中、コテージのバルコニーで休んでいたら、カヌーに乗ったスタッフが向かいのコテージの前にやってきて、先の尖ったモリで水中の何かを突いている姿を目撃した。そして、持ち上げたモリの先に刺さっていたのはなんとタコ!タヒチのラグーンにタコ・・・?ちょっと不釣り合いだけど、一度、目の前でタコが泳ぐ姿を見てみたい気もする(笑)。あのタコはきっと今夜のレストランで使われるのね・・・。

PM13:00。今日の昼食はホテル内のプールサイドレストラン「GRILL ROTUI」

MIXサラダ・バジルソース(1300CFP)

ハンバーガー(1250CFP)

PM14:30。食事を終える頃から風が強くなり波も高くなっていた。

波のある時にシュノーケルするのは大変なのでちょっと散歩に。今まで散策に行っていない桟橋の先のほうへ行ってみた。我が家のコテージは桟橋中央付近なのでちょっと違った風景になる。桟橋の先には白いベンチがあり(全て西側を向いているのがポイント)、オプノフ湾に浮かぶたくさんのヨットも見えるし、きっと夕暮れには素晴らしいサンセットが見えるに違いない。一番お値段の高い「ホライゾン水上コテージ」は、毎日こんな風景を眺められるんだろうなぁ〜・・・。

コテージに戻ってきてからバルコニーで少し昼寝。目が覚めた時には波がだいぶ落ち着いていたので、シュノーケルに出発(^_^)v 「生きた蒼いシャコ貝もだいぶ見慣れてきたなぁ♪」なんて思いながらシュノーケルしていたら、コテージ前の珊瑚の影に今まであまり見たことのない物体を発見!珊瑚の隙間から何かの尻尾らしき物が見える・・・。その珊瑚の周辺をグルリと周り込んだらなんと眼が合ったのはウツボ!!!しかも浅瀬なのでかなり近くてビックリ(@_@) 近寄ると口を開けて珊瑚の隙間からこちらに向かって来ようとするし、正面から見るとホントにコワイ顔をしていた・・・。水族館でガラス越しに見るのとは迫力が違う!!!

前回のモルディブで私だけがウミガメに出会えたのに、水中カメラを持っていなくて写真に残せなかったので、今回は私専用に「27枚撮り水中使い捨てカメラ」を持ってきていた。なのに!なんともタイミング悪く、この大事な時に持参していない私・・・(^_^;) 慌てて顔をあげshinjiの姿を探したが、はるか沖のほう・・・。うぅ〜、また写真撮れないよ〜!仕方ないので一旦コテージに戻って休憩。

その後、コテージに向かって泳いできたshinjiに向かってウツボの居た珊瑚の位置を教えたところ、どうやらその珊瑚は彼の住処らしく無事発見して撮影に成功!・・・あとから「なんで水中カメラ持ってないの!?そういう時の為に買ったのに・・・(-_-;)」と呆れられたのは言うまでもないf(^_^;)。

色鮮やかなサンゴ

シャコ貝

ウツボ

PM17:30。本日のディナーのレストランの予約をしにレセプションに行ってみた。

ガイドブックには、ホテルの位置にも寄るのだが「予約すれば送迎無料」と書かれているレストランが何軒かあった。前述したように交通手段の無いモーレア島・・・(^_^;) 送迎してもらえないと何処にも行けないので、「送迎付きレストラン」がBest!(^_^)v

残念ながらユリさんは不在だったのでどうしようかなぁ〜?と考えていたら「May I help you?」とひとりのスタッフが声を掛けてくれた。そのスタッフにお願いしてレストランに予約を入れてもらい、PM7:00から食事出来るようPM6:45に迎えに来てもらうことになった。

 PM18:45。予定通りの時間にワゴン車が迎えに来た。

メンバーは我が家以外にアメリカ人の若いカップルも一緒。最初にドライバーさんに「英語話せる?」と聞かれたので、いつも通り「ちょっとだけネ。」と控えめに答えたので、その後ドライバーさんは英語が母国語のアメリカ人とずっと話していた・・・(^_^;)。若いカップルは年齢は20代そこそこ。アメリカ・カリフォルニア州からハネムーンで来たらしい。私はそんな3人の会話のほとんどを聞き取れていたので、「もし、途中で日本人の悪口でも言ったら反論してやるぅ〜!」と黙って聞いていたが、3人は一度もそんな話題には触れなかった。。。単なる日本人の被害妄想???(^_^;)

PM19:00。街灯もなく舗装もテキトーな真っ暗な道路を島の西へ向かって走ること15分でレストランに到着。

 La Plantation 

ロブスターを代表に甲殻類料理が有名。魚料理や肉料理も充実しており、ピザ等もある。特にデザートのアイスクリームはとても好評。(日本語メニューは無いが英語メニュー有り)

店内はオープンエアー。観光客がほとんどだった気がする。日本語は通じないけど、簡単な英語は通じる。でも、日本語メニューが無いので、電子辞書を開きながらなんとかメニューを解読して注文したのが↓のお料理♪

ムール貝のガーリッククリームソース(2200CFP)

マグロのHot&Coldソテー(2600CFP)

アイスクリーム3種(1200CFP)

さすがフランス領!どれもめちゃくちゃ美味しい!ムール貝のソースは絶品だし、マグロの周囲にまぶされた香草は独特の風味を出していた。アイスクリームは3種類を自由に選べるのだが、パッションフルーツ、ラムレーズンとあと1つは英語辞書でも見つからなかった「Corossol」を選んだ。店員さんに聞いてみたが「Corossol」は英語に訳せない果物らしい(^_^;)。私の感想としては「ライチ」に近かったかな。ラムレーズンは、ラムがかなり効いていて酔っぱらいそうだったが3種類ともとても美味しい♪

・・・ただ、噂には聞いていたがタヒチのウェイトレスは食事中いろいろとうるさい(-_-;) まず「前菜は要らないの?」から始まり、「ワインはどうする?」とか「ロブスターがお薦めよ。」とか・・・。前菜からスタートしてワインをフルボトルで頼んで長時間食事するような習慣が無い日本人にとっては、申し訳ないけど「放っておいてくれぇ〜!」という感じだった(^_^;)

フルコース食べる訳ではないので私達の食事はそんなに時間かからずに終了したが、一緒に来た新婚さんと、あとから送迎されてきた「インターコンチネンタルホテル」宿泊者2名の計4名の食事が終わるまで延々と待たされた・・・。こういうとき少食の日本人ってなんか損だよね。。。結局、支払いにも時間がかかったりして、食事終了から30分以上待たされてから帰路についた。

PM21:45。ホテル到着。前日にやっと肉眼で発見出来た「南十字星」は、すっかりすんなりと見付けられるようになっていた。明日はモーレア島で過ごせる最終日。お天気に恵まれること祈りつつ・・・zzz