タヒチ&イースター島 ('05.7.12〜23)

5日目(7月16日) 晴れ

この日は朝から快晴!でも、強風が吹いていた。

AM9:00に起きてバルコニーで朝食を食べていたら、前日に続きドアを叩く音が・・・早くも「House keeping」の時間らしい。しかも今朝は「アケテ(開けて)〜〜!」という日本語が聞こえる・・・。メイドさん、どこでそんな日本語覚えたの?(笑) そのまま部屋の中の掃除をお願いして、バルコニーで朝食の続きを済ました。

朝食後に少しシュノーケルをしたあと、AM11:00頃から散歩がてら我が家の自慢の海外土産のひとつ「南の島の砂」の採取に向かう。

一番最初に「南の島」にハマった沖縄の砂を持ち帰って以来、ビーチリゾートへ行くと必ず持ち帰っているコレクション♪ なるべく現地のペットボトルを手に入れてそれに砂を詰めて持ち帰る。帰国後、ボトルを並べてみると砂の色、細かさがかなり違うことが分かり、この砂を見るとその場所のビーチの様子や旅の想い出、その島で遭遇したハプニング(笑)が蘇る。ビーチの砂なので手に入れるのは無料だけど、どんなに高いお土産よりも価値のある我が家のお土産のひとつ(*^_^*)

ビーチの片隅で白い砂をペットボトルに詰めてコテージに戻ったら、コテージの玄関脇に何やら2本の瓶が立っていた。両方とも透明な液体で、1本は半分ほどしか入っていない・・・。何だコレ???不審物!?

自分のコテージなのに、おそるおそるスリ足で近づいてみたら、瓶の下に1枚のメモ用紙が挟んであった。そのメモにはこう書かれていた。

「We have to Check-out ! Hope you can use this ! your neighbors ! Room #76 」

ちょっと「!」マークが多いのが気になるが(笑)、中学校レベルでもすぐに訳せる英文。本日チェックアウトする近所のコテージの人からのお裾分けだった♪ 透明の液体の1本は未開封のミネラルウォーターだけど、半分あいている瓶の中身は「RAM」と書かれていた・・・。ラムなんか飲んだことないし、日本の酒屋でもあまり見かけない。ラムって水割りで飲むお酒なのね、初めて知ったよ(^_^;) 「実は中身は水だったりして?」と蓋を開け匂いをかいでみたが、まさしく昨夜食べた「ラムレーズンアイス」の匂いそのもの!う・・・うれしいけど、shinjiはアルコール全くダメだし、私も経験ないから飲めないよぉ〜(^_^;) とりあえず、ココに置いておいても風で飛ばされて海に落ちそうなので部屋に入れることにした。

本日の昼食は夜に備えて軽めに・・・日本から持参したカップラーメン&和食で済ました。

PM2:30。午後も風が強くて私が泳ぐにはかなり危険なレベルだったけど、モーレア島滞在最終日。勇気を出してシュノーケルに出発!

シュノーケルは緊急時の為に本当は2人組で行動するのが決まりなのだが、このラグーンは見晴らしが良いので別行動。shinjiは気合いを入れて体力が続く限りリーフエッジを目指すつもりらしいので、ついていけない私はコテージ近場でウロウロ(^_^;)。今まで見たことのない新種の熱帯魚も見かけたが、コテージ周辺だけではモルディブのような大群には出会えないのが残念。でも、shinjiの情報に寄ると、コテージから200mくらい泳げばテーブルサンゴも熱帯魚の大群も居るらしい。・・・見たいけど、その距離は私には無理です(^_^;)

今までの他のリゾートでは見たことがないウニ。珊瑚の影に山ほど居た。ちなみに漁はしてません(笑)。

コテージからかなり離れると、こんな集団移動風景も見られる。この写真だとかなり浅瀬であることが分かるでしょ?

私は適当にコテージに戻り休憩を取りつつリゾート滞在を満喫。毎朝パン屑をもらいに来ていた小鳥もだいぶ慣れてきて、餌に吊られて足下ギリギリまでやってくるようになった。

PM4:00過ぎ。ふと気付いてみればshinjiがシュノーケルに出発してからかれこれ1時間以上が経過。かなり遠くまで行ってしまったようで泳いでいるshinjiの姿が全く見えない!バルコニーからめいいっぱい背伸びしてみても気配も無い。。。波が高いので、実は波の合間に浮かんでいるのかもしれないが、沈んでいるってことは無いよね???姿の見えない時間が非常に長かったので、助けを呼びに行こうかどうかかなり迷った。・・・でも、「助けを呼びに行ってコテージに戻ってきたら、ダンナは元気に帰って来ていて大恥をかいた。」という旅行記を読んだことがあるので、助けを呼びに行くタイミングが難しい。

・・・そんなこんなでひとりでウロウロすること数10分。やっとshinjiらしき姿が遠くに浮かんでいるのを発見したのでホッと胸を撫で下ろした。これからは何分過ぎたら助けを呼びに行くかきちんと話し合っておこう(^_^;)

PM5:30。リゾート滞在最終日は雲ひとつないサンセットを見ることが出来た。

この素晴らしいサンセットを毎日見ながら過ごしてみたい!

サンセットを眺めたあと、夕食のレストランの予約をしにレセプションへ行ってみたら、日本人オバサン2人組がスタッフと片言の英語で格闘中だった(笑)。どうやらオプショナルツアーの検討をしているらしいが、傍らで聞いていても会話が成立してないのが分かる(^_^;) 助け船を出そうかどうか迷ったが、オバサン達のいるオプショナル予約の窓口はPM6:00まで。オバサンの助けをしていたら、我が家の夕食の予約が間に合わなくなりそうなので、早々にその場を離れ別のスタッフにレストランの予約をお願いした。

コテージに戻ってみたら、アンケート用紙とチェックアウト関連の用紙が入った封筒が届いているし、部屋の電話のメッセージランプが点灯していたので電話をしてみたら、こちらでもチェックアウト時間の確認の電話。。。このままチェックアウトを忘れて滞在していたい気分なのに、こんなに何度も確認されてしまうとちょっと寂しくなる・・・(>_<)

PM7:00。レストランのピックアップ時間。今回は普通車のお迎え。我が家2名だけを乗せて昨夜とは逆の島の東側へ向かうこと15分。マハレバというやや大きい村にあるレストランに到着。

 Le Cocotier 

マハレバのメインロード沿いにあるフレンチの店。タヒチの伝統家屋「ファレ」が目印。フランス料理といってもかしこまった感じはなく、テーブル数も10卓ほどのアットホームなタヒチアン・フレンチといった感じ。日本語メニュー有り。

日本語は通じないけど英語は通じるし、日本語メニューがあるので注文に支障はない(笑)。なによりアットホームな雰囲気にしてくれたのは、席につくなり寄ってきたオーナーの飼い犬・ダックスフンドくん。テーブルの足下でじーっとこちらを見つめるそのせつない瞳に、ついつい料理を少しあげたくなる(*^_^*) きっとお客さんはみんな同じ気分になるのだろう、後ろから見た胴体の太さにはビックリ(笑)。きみ、ちょっと美味しい物食べ過ぎじゃないのぉ〜???

ミックスサラダ(950CFP)

マグロのタルタル(2250CFP)

マヒマヒのジンジャーソース(2150CFP)

このレストランも昨夜に引き続き大当たり!案の定、サラダは大盛りなので2人でシェアしてちょうど良いくらい。マグロのタルタルは新鮮だし、マヒマヒ(→和名ではシイラ)の生姜風味のソースは日本人好み♪ 飼い犬のダックスフンドがあの太さに育つのが納得出来る!(笑) 海外でこんなに美味しい魚料理を食べられる国ってタヒチくらいかも。。。

PM8:30。このレストランは昨夜と違い、主に地元の人がマイカーで来ているらしく送迎組が少なかったので、我が家は食事が終了後すぐにオーナーがホテルまで送ってくれた。オーナーは英語を話せるはずなのに、無口なタイプだった or 私達が英語を話せるとは思われていなかったようで、車に乗る時に「Good Food ?」と聞かれただけで、その後、何も話しかけてはこなかった・・・。こちらからネタを探して話しかけても良かったんだろうけど・・・(^_^;)

ホテル到着後、明日のチェックアウトの為に荷造りをしてからバスタブに浸かり、モーレア島滞在最終日、無事終了。

・・・さて、明日はタヒチ島へ移動して半日ほど過ごしたあと、念願のイースター島へ飛ぶゾ〜〜〜!(^_^)/