タヒチ&イースター島 ('05.7.12〜23)

9日目(7月20日) 〜その3〜 曇りのち晴れ時々にわか雨

無事に全ての観光を終了したあとは、ツアーではお馴染みのショッピングへ。イースター島でもしっかり連れて行かれました(^_^;)。・・・今回はまだお土産を買っていなかったので助かった♪

 民芸品市場 Mercado Artesabnal 

村内の土産物屋はほんの数軒しかない。その中でも、島で作られた手工芸品の品揃えが一番なのがハンガロア教会の近くにあるこのお土産屋さん。30軒以上の小さな店がところ狭しと商品を並べている。

店員のほとんどが地元民。なので日本語は全く通じないし、英語も金額交渉の為の数字がやっと通じるレベル。入り口付近の店のオバサンは仕事熱心でモアイの石像や木像を持って追いかけて来たが、奥のほうの店は私が通りかかっても無視してTVを観ていたり、雑談をしていたりと全くやる気が無かった(笑)。お土産の値段は・・・まぁ、そこそこだったかな。滞在中に2度訪れたが、他の観光客にはほとんど会わなかった・・・(^_^;) とりあえず、Tシャツとイースター島の地図の書かれたタペストリー風の物(→写真内右上にぶら下がってる布製の物)を購入。

 

 ハンガロア教会 Iglesia Hanga Roa 

ハンガロア村の中心にあり、日曜日のミサにはたくさんの村人が集まるイースター島唯一の教会。教会内にはヨーロッパの教会にあるような煌びやかなステンドグラス等はないが、村人の共同作業で彫られた木彫りのマリアとイエスがあり、村の信者を静かに見守っている。

教会内の柱には海に囲まれている島らしく魚の彫刻がされていたり、博物館にあるようなマケマケ神の木彫り等もあった。

教会建物に隣接して、1864年に来島しキリスト教を布教したフランス人イーロード神父、島に生涯を捧げたドイツ人、エングラート神父の墓がある。

← 異国からの観光客にポーズを取り笑顔を見せてくれる子供達。

子供達の反応・行動はどの国でも一緒♪ 我が家を中国人と思ったらしくカンフーのポーズを取っていた(笑)。滞在中はずっとツアーに参加していて観光客としか接していなかったので、イースター島内で初めて「普通の人々」と接した時間。。。

さて。。。これで本当に全てのツアーが終了。

ハンガリー人オジサンの宿泊するホテルへ向かう途中、オジサンが突然「今回のツアールートは大成功だよ!」とDaleをベタ誉めしはじめた。博物館見学中に私も感じていたけど、ほぼ歴史に沿った順番に島内のスポットを巡り、最後に博物館で復習をするように組まれていて、3日間でイースター島の歴史を体験しているような感じがした。Daleも「そう感じて貰えるように自分でルートを組んだ。」と言っていた。「自分の大好きなこの島の歴史を知って欲しい」というDaleの純粋な気持ちがこの素晴らしいツアーを作り上げてくれた気がした。

ハンガリー人オジサンを先にホテルに送り、PM5:50に我が家の滞在するホテルに到着。

TV番組のような感動的な別れになるかと思っていたけど、私には最後に非常に大切なことを確認する指名があった。それは、帰りの飛行機のお迎え時間。ホテル到着までにDaleが教えてくれると思っていたけど、その気配が全くなかったので「最後にそれを聞かなくては!」と身構えていて、<うるるん(T_T)>するような別れにはならなかった。。。 そんなに気合い入れて確認したわりには、「う〜〜〜ん。。。分からないから、オフィスに帰って確認してからホテルに電話するよ。」という返事だったんだけど・・・(^_^;)

部屋に戻る前に、ホテルのフロント脇やレストラン内にもお土産が飾られていたのでちょっと覗いてみた。ここで、プカオ付きのモアイの石像とイースター島の地図の書かれたランチョンマットを購入。モアイ像には値札があったけどランチョンマットは値段が分からなかったので、近くにいたオーナーの娘さんらしき女性に聞いてみたら「US$4。」という返事だったので2枚購入。支払いはチェックアウト時にお願いすることにした。

 

部屋に戻り、荷物をまとめてお迎え時間の連絡を待った・・・が、案の定、連絡が来ない・・・(-_-;) 待っても待ってもホテルオーナーからの「電話が来たよ。」という声の気配も無い。

飛行機は21:00発の予定。国際線なので約2時間前のお迎えが通例のはず・・・。たまたま午前のツアー中、私はDaleの隣に座っていたので、Daleの持っていたツアー内容が書かれた紙を覗く機会があり、偶然にも下の方に「19:00 pick up」と書かれているのを見た記憶がある。だが、当然全て英語で書かれていたので、私が見た欄が正しいという自信も無いので(^_^;)、一応別れ際に確認したかったのだけど・・・。

PM6:50。私が見た時間が正しいと信じて、チェックアウト手続きもあるのでとりあえず部屋を出ることにした。

支払いは「US$」で記載されていた。初日に金額の確認もせずに(笑)ホテル内レストランで食べた夕食は1人US$20。なかなか美味しかったし、この金額なら毎晩あのレストランでも良かったかも♪ その他の欄に「US$15」という記載が2ヶ所。。。「・・・???(?_?)」 ひとつはモアイ像の金額なので問題無しだけど、もうひとつのUS$15は何の金額? ランションマットはUS$4って言っていたので、2枚購入したらUS$8だよね?・・・まぁ、「US$15」くらい日本円にしたら大金というレベルではないけど、やっぱり気になる・・・(^_^;)。

会計をしてくれたオーナーには英語が半分くらいしか通じないと知りつつも、とりあえず言ってみた。すると、「モアイ像はUS$15。ランチョンマットは1枚US$7。」という返事。「さっき、あの女性にランチョンマットはUS$4と言われたけど!?」と抗議したが、首を振って「US$7」と言い張る。「・・・(-_-;)」、これ以上反論しても無理そうなので諦めてその場を離れた。・・・が、例えば「US$7」としても、2枚だと「US$14」だよね?余分なUS$1は何?(?_?)という疑問は残ったが、言ったところで金額は変わりそうもないし、もし抗議してUS$1を返してくれることになっても「お釣りはチリペソ」が決まりなので、出国直前にたったUS$1分のチリペソをもらっても使い道が無くて困る・・・。この際、ツアーのお迎えを待っている時には心配して声を掛けてくれたし、オーナーへのTipということで納得することにした(笑)。

PM7:00を過ぎた。。。予想通りお迎えは来ない・・・(-_-;) 日も暮れてだいぶ暗くなり寒くなってきた。。。

そんな我が家を心配してオーナーが「何時に迎えが来るの?」と声を掛けてきた。私は「たぶんPM7:00だと思うんだけど、実は正確ではないの・・・(^_^;)。マヒナツアーに電話して頂けます?」と言ってみた。するとオーナーはすぐに電話をしてくれて、「あと10分くらいで到着するみたいだけど、寒いから中で待っていたら?」という温かい返事が返ってきた。Gracias(ありがとう〜)(T_T)

PM7:10、お迎えのワゴン車が到着。オーナーにお礼を言って車に乗り込み空港へ向かう。あっという間のたった10分で空港に到着。運転手さんは空港のお土産屋さんで貝で出来たネックレスを買ってきて首にかけてくれてお見送り。同じお土産屋さんでモアイ像のキーホルダーを2個購入し、我が家の残りのチリペソは終了。

運転手さんは当然チェックインは手伝ってはくれないので、自力で・・・(^_^;)。でも、週に数便しか飛行機が飛ばない空港なので、現在、人が並んでいるカウンターは確実にタヒチ行きの便。迷う理由が無い(笑)。かなり適当な荷物チェックのあと、出国手続きもすんなり。あっさりとイースター島を離れてしまう・・・。

← 搭乗待合室の風景

まだ「冬」のイースター島なのに、既にタヒチ用の半袖+ショートパンツ+サンダル姿の人も結構居た。機内の冷房は寒いのにね〜(^_^;)

滞在中ほとんど会わなかった日本人も、さすがに週数便しかない便なので集合していた。中には首からパスポートケースをぶら下げている日本人お兄ちゃんも・・・。ちょっとソレって、危険だと思うよ(-_-;)

待合室をウロウロしていたら、白人のオジサンがshinjiに声を掛けてきた。どうやらshinjiの背負っていたリュックの外ポケットに入っていた小さいカードに興味を持った様子。実はそのカード、Jリーグ・浦和レッズの試合に行くともらえる「Matchday Card」というカードで、選手の顔写真が載っているのだ。サッカーの応援に行ったままの状態のリュックだったので入れっぱなしだったらしい(^_^;) オジサンはきっとサッカーに興味があったんだと思う。カードを見せたら「ナカタ!ナカタ!」と言っていた。世界的に有名な中田選手だけど、オジサンも顔は良く知らないのね〜(^_^;) 残念ながらこの写真は「タナカ」選手なのよ(笑)。

 

PM8:55。空港内に飛行機は1機だけ。離陸の順番待ちも無いので搭乗者が揃い次第出発。LA-833便は定刻よりやや早めの離陸。夜なので上空からイースター島の姿を最後にもう一度見ることが出来なかったことが残念。。。

機体は旧型で個人モニター無し。座席は2−3−2配列。6時間弱のフライトなので我慢出来るレベルだけど。。。食事は離陸直後の1食のみ。

ワインは美味しかったけど、あいかわらずパサパサしたパンだし、メインディッシュの味は薄いし・・・。私が機内食で塩胡椒の小袋を開けたのは生まれて初めて(^_^;) 結局、私の南米料理の印象は最後まであまり良いものにはならなかった。一番美味しかったのはホテルのレストランで食べた夕食と、「Full dayツアー」のバーベキューランチというちょっと悲しい結果。。。

PM10:40。寝る暇もない5時間54分のフライトで、予定よりも30分も早く「タヒチ・ファアア空港」着。

かれこれ1週間ほど前に到着した時も入国審査で非常に時間がかかった記憶があるが、今回は、機内で入国カードが配られなかったので、その記載をする人達で入国審査場の手前が激混みしていた・・・。我が家は事前に旅行会社からもらっていたのでその混雑に紛れずに入国出来たけど(^_^)v

・・・が、しかし。ホテルへの送迎はメンバー全員が集まらないと出発しないので、しばし待つことに・・・(>_<) 全員揃ってからホテルまで送迎。

日付が変わるAM12:00直前。我が家は空港から一番近いホテルなので一番最初に降ろされた。明日のお迎え時間だけを確認し、その後は自由行動。もちろんチェックインは自力(笑)。

ホテルは数日前、イースター島へ発つ前にデイ・ユースで利用したのと同じ「シェラトン・ホテル・タヒチ」。同じような部屋を想像していたがどうやら1ランク下がった感じ・・・(^_^;) ベッドはダブルベッドだし、アメニティーグッズの種類もこの前より減っている・・・。半日も滞在しなかった前回に比べると、今回のほうが滞在時間長いんだけどなぁ〜・・・(-_-;)

何故かお腹が空いてる私は(笑)、非常食のカップラーメンを食べて、シャワーを浴びてから就寝・・・zzz