タヒチ&イースター島 ('05.7.12〜23)

10日目(7月21日) 〜その2〜 晴れ

PM 5:00頃、夕食を食べる為に再び市内へ出発。「滞在中に一度は乗らなくては!」と、今度こそ「ル・トラック」にチャレンジ。

ホテル裏のバス停で待っていたら、あとからハネムーン風な日本人カップルもやってきた。待つこと10分くらいでトラックを改造したバスが到着。ハネムーンカップルは乗り方を知らないらしくお金を出そうとオロオロしていたので、「料金は降りる時で大丈夫ですよ〜。」と教えてあげた。・・・私も実は初体験なんだけど(笑)予習済み(^_^)v

 Le Truck (ル・トラック)
トラックを改造した乗り合いバス。経営はドライバー個人だが、運行や料金に関しては政府が管理しているので、事実上フレンチポリネシアで唯一の公共交通機関といえる。いかにもハンドメイドらしい雰囲気に溢れていて、座席はトラックの荷台にベンチと屋根を付けただけのシンプルな乗り物。時刻表は無いが、近距離ル・トラックの場合、平日昼間は約5〜10分おき、18:00以降(最終は21:00)は30分に1本に激減する。遠距離ル・トラックの場合は、平日昼間で約20〜30分に1本程度と少ない。料金はパペーテを起点に距離に応じて決められていて、近距離、遠距離、日中か夜間かで料金が異なる。

カワイイけど良く見るとトラック(笑)

車内の様子

ル・トラックの行き先は運転席上部と車体脇に書かれているらしいが全く気付かなかった(^_^;)。徒歩で何度も下見していたので、方向的にパペーテ市内以外には行かないだろうと信じて乗り込んだ(笑)。当然、車内アナウンスなんかもないが、ガイドブックに「降りる場合は、自分の降りたい場所で(バス停以外のこともある)車内に設置されているブザーを押す」と書かれているので、適当な知っている場所で降りれば問題無いだろうと前向きな考え(^_^)v 無事、ル・トラックは目指すパペーテ市内に入りポマレ大通り沿いのショッピングセンター付近で一旦止まったので、他の客にくっついて我が家も下車。運賃は車の外から助手席のオバサンに料金を支払う(130CFP/1人)。

横断歩道や信号が少なく交通量の多いポマレ大通り。渡るのに苦労するかと思いきや、意外なコトに道路脇に歩行者が立った瞬間に両方向の車が停まり、運転手さんが笑顔で「渡っていいよ〜♪」という素振りをする。南国らしい気持ちの大らかさを感じられる(*^_^*)

 

PM 5:30 過ぎにパペーテ港に到着。

夕食は、夜になると現れるという「ルロット」という屋台街で食べることに決めていたので、フェリー埠頭の周辺にやってきたが、まだ数台の軽トラックが到着したばかりで準備中・・・。そして、その周辺にはお土産が入っていると思われる大〜きなビニール袋を持った日本人カップルが多数!!!今日パペーテに滞在している日本人全てがココに集まっているのでは?と思えるくらいの人数だった。しかもほとんどがハネムーンカップル(*_*) 海外旅行中、ツアー以外であんなにたくさんの日本人に会ったのは初めてかも。。。

それぞれの店のオープンまでにはまだ時間がかかりそうだったので、賑やかになるまでフラフラしてくることにした。「タヒチ観光局インフォメーションセンター」付近に大きなテントが張られ工芸品等のお土産屋さんが集まっていたので、その近辺をウロウロして夕暮れまで時間を潰し、再度、フェリー埠頭に戻った。

 

PM 6:00過ぎ。先程までの静かさとはうって変わって、いい匂いのする賑やかな屋台街になっていた♪

 ROULOTTES (ルロット)
夕暮れになるとモーレア島行きフェリー埠頭の周辺がにわかに騒がしくなる。何台ものトラックを改造した屋台レストランが17:00頃から夜中24:00、時によってはそれ以降もズラリと並ぶ。店の並び方は決まっていて、いつ行っても同じ所に同じ名前のルロットが店を構えている。メニュ-の幅は広く、ステーキ、中華、ピザ、デザートetc. ただしルロットではアルコールは一切扱っていないので、とにかく食べる&そして雰囲気を楽しむ♪がメインになる。
軽トラックが派手な電光掲示板を灯したレストランに大変身!荷台が調理場に改造されていて、ちゃんとテーブル&椅子も用意されている。

ステーキのルロットは車の外でジュージューと大きな肉を焼いているし、中華のルロットは大きな中華鍋で豪快に炒め物を作っているし、ピザ屋は車内に専用窯を持っていたりして、「にわか屋台」とはいっても結構本格的!

まずガイドブックにオススメ!と書かれていた「Chez Micho」を覗いてみたら、店員さんがカタコトの日本語で「日本語メニュー」を配っていた。そして並んでいるのは日本人客ばかりで大行列!あの光景では日本人以外の客は並べない・・・(^_^;)

・・・で、我が家が選んだのは 「Chez MAMY」

 Chez MAMY 

中華メニューの老舗店なので味も間違いなし。地元の人にも超人気のため早めに行くのがオススメ。混んでいたとしても陽気なママさんにお願いすればすぐに席を作ってくれる。メニューに日本語も書かれているが日本語は通じない。英語は充分通じる。

ポワソン・クリュ(中華風) 1000CFP

チャオメンスペシャル 1000CFP

すっかり私の大好物になった「ポワソン・クリュ」♪「中華風」と書かれていたので頼んでみたが、特に辛い訳でもなくどこが中華なのか不明だけど美味しかった(*^_^*) 「Chao Men(チャオメン)」は、醤油ベースのタヒチのヤキソバ。どちらも具だくさん大盛りで皿から溢れそうに盛られていた。ホテルレストランで同じ物を頼んだらこの値段では食べられないだろう。。。(^_^;)

 

荷物のピックアップ時間が「21:10」、人間の集合時間は「22:10」と言われていたので、食後はフラフラせず、食べ過ぎの為(笑)徒歩でホテルへ戻る。

4日前の散策途中で見かけた移動遊園地は夜間営業中で綺麗にライトアップされていた。想像を超えるスピードで回転する観覧車もあいかわらずグルグル回っていた(笑)。

PM7:30にホテル到着。シャワーを浴び、最後の荷造りをして出発を待った。

PM 9:10に予定通りスーツケースのピックアップが来て、PM 10:10には人間のお迎え。ホテルロビーは日本人だらけ。大型バスがいっぱいになるくらいの人数だった。

4日前にイースター島へ飛んだ時と同じように厳しい荷物チェックがあり、手荷物検査では靴を脱ぎ、日付が変わる頃搭乗ゲートに到着。空港内のDFSで残っていた現金を使い切り出発を待つ。

1階の搭乗口付近はものすごい人数でうるさくて落ち着いて座る場所も無かったが、奥のほうに階段を見付けたので2階に上がってみたらそこも待合室になっていた。別にVIP専用のスペースというわけでも無い様子で、この空間の存在を知っている数人だけがの〜んびりとソファーに横になっていた。偶然見付けた我が家も静かな空間でゆっくりと時間を潰すことが出来た。ガイドブックにもこの2階待合室の話は一切書かれていないので、知っている人だけの穴場かも!?

とりあえずウロウロしてみることって、とても大切(笑)。