1日目(4月22日)
今回は夕方発の便。実は午前中出勤してもいいくらいの時間帯なんだけど・・・最近の私、「旅行の準備は当日朝」派なので仕事は全日休みで(笑)。家を出るのはPM2時頃なので、午前中ゆっくりと準備してから出発(*^_^*) |
旅の相棒・ひびきsanと日暮里駅でPM3:00に待ち合わせ。「ツアー旅行集合時間遅刻常習犯」の私だけど(^_^;)、今回は余裕を持って時間を決定。真っ昼間だし、電車も空いているし、スカイライナーは利用せずに特急列車で成田空港へ。
PM4:30、成田空港第1ターミナル到着。 |
駅からチェックインカウンターに向かう途中、前を歩いていた親子が突然振り返り「写真撮って頂けます?」と英語で話しかけてきた!後ろ姿から見ててっきり日本人だと思っていたけど、どうやらアジア系の日本旅行客だったらしい。まだココは日本。英語用の頭になっていなかった私はちょっとビックリしたが、とりあえず写真をパチリ!何故か海外はもちろん日本でもよく外国人から声を掛けられる私。。。そんなに話しかけ易いタイプに見える?出発前からこんな感じだと、今回の旅もいろんな人に声を掛けられそうだ(^_^;)。
旅行会社から指定された団体カウンターは北ウィングの一番奥にある「Fカウンター」。途中で見かけたノースウエスト(NW)航空のチェックインカウンターはものすごい行列だ!うそ〜っ!!!最初に団体カウンターでチケットを受け取ったあとにこっちのカウンターでチェックインするとしたらかなりの時間がかかりそうだ・・・。とりあえず指示された「Fカウンター」に行って、まずは荷物検査。あの「9.11同時多発テロ」以降、特にアメリカ系航空会社はチェックが厳しいと聞いてはいたが、私は長らく米系には乗っていなかった。なので、検査官にチケットを見せて「○○航空ね。そのままどうぞ〜。」という「X線検査」のみのパターンが多かったのだが、今回は初めて「開封中味検査」に捕まった(笑)。生まれて初めての経験なのでちょっとワクワク(*^_^*)
個人個人の荷物チェックなので、当然のことながらひびきsanとは別のテーブルに連れて行かれた。私の担当はオバサン。スーツケースの鍵を開けさせられ、「今から私がチェックしている最中は、一切荷物に手を触れないで下さいね!」と言われた。結構、まじめにひとつひとつ開けて確認している!お〜、本格的だよ!ひびきsanは大丈夫かな?と心配しつつも、私はお気楽に検査官のオバサンと世間話をしながらの荷物チェック(笑)。「今だに米系はチェック厳しいんですね〜」とか「帰りのバンコクの空港でも開けられますかね?」とか質問責めにしちゃった(^_^;)。たぶんあのオバサンは100%意識集中してチェック出来なかったと思う(笑)。
ふたりとも異常なく無事にチェック終了。指示された30番カウンターでチケットを受け取り、そのまま荷物を預ける。ラッキー!隣のNW航空の大行列に並ばずに此処でチェックインさせてくれるらしい。個人手配だったらあの行列に並ばなくてはいけなかったので、団体ツアーもたまにはオイシイことがあるらしい♪ それにしてもこのカウンター、私達以外に誰も並んでいない・・・。いちおツアーのはずなんだけど?でも、まぁ、きっと向こうで何組か合流するんだろう・・・と思いつつカウンターから離れた。
搭乗時刻まで1時間ほど。まずは「空腹&脱水症状」にならないように飲み物と軽食を調達。旅行中は常備していないと大変なことになるのは何度も経験済みなので(笑)。その後、両替をしようかどうか話し合ったが、今までのアジアツアーでは送迎の車内で通常のレートで両替してくれるパターンが多かったので、きっと今回もそれで問題ないだろうと日本では両替しないコトに決定。(・・・結果的にはこの判断は失敗だったんだけどぉ・・・(^_^;))
PM5:50、搭乗開始。 |
座席配置は2-4-2(後方は2-3-2)で個人モニター付き♪しかも映画の種類は新旧の作品が20種以上あり、好きな時に好きな場面から観られる「On Demand システム」!ビジネスクラスでは当たり前のシステムだけど、エコノミークラスで採用してるのは珍しいんじゃない!?離陸前でも寝ることが出来る私だけど、今回は寝ている場合じゃない!(笑)
私達の座席は窓際の2席。ほぼ満席の機内だったけど、私の隣の中央の列はなかなか人が座らない・・・。「もしかして・・・ラッキーな空席?」と思い、シートベルトをせず機体のドアが閉まる瞬間を待つ(^_^;)。誰も来なければ、即、移動して私の物にする予定(笑)。 ・・・ところが、ちょっと油断をした隙に後ろの席の男性に横取りされた(>_<) 振り返ってみたらその隣はかなり大柄な男性。移動したくなる気持ちはよ〜く分かるので譲ってあげる(^_^;) それに、ひびきsanはひとりきりだときっと不安だろうし・・・。
PM6:45、NW27便は定刻通り成田空港を離陸。NWのタイ人のCAさんはとってもおしゃべり好きらしく、シートベルトして離陸体制に入っているのに延々と話し続けていた・・・。離陸後、しばらく気流が悪くて揺れる時間が続き、食事が配られるまでかなりの時間がかかった。お菓子を買い込んでおいて良かった(笑)。 |
「国際線」といえばエコノミークラスでもアルコールサービスがあるものと信じていたが、なんと!NWのエコノミーでは、最近、アルコールが有料化されたらしい。「ビール:US$5」・・・どう考えても高いので諦めてソフトドリンクで。。。料理の味はまぁまぁ。私が選んだメインの「チキンビーフン」は結構美味しかった♪
チキンビーフン
フィッシュ&ライス
食後はまず少し睡眠zzz(-_-)zzz。その後、せっかくの「On Demand システム」なので、映画「SAYURI」を観たり、ゲームをしたりしながら約7時間を過ごした。 ただ、「食事1回、睡眠、映画、ゲーム」・・・これだけ欲張ると7時間では時間が全く足りない(笑)。現に「SAYURI」は途中までしか観れなかったし(^_^;) もう少し飛行機に乗っていたかった!
PM11:35、バンコク ドン・ムアン空港に着陸。せっかく予定より10分ほど早く着いたのにターミナル2のゲートが空いていないらしい・・・。前に停まっている飛行機の離陸時間になるまで滑走路脇で順番待ち。結局、着陸後20分ほど待ってから飛行機から降りられた。 |
入国審査はやや混雑していたが特に問題無く入国し、税関は・・・係官が居なかったのでそのまま通過(笑)。日付が変わったAM0:20頃、空港の外へ。「・・・あ、暑い!!!」 モワ〜っとした生暖かい空気に包まれた。さすがに東南アジアの夜は熱帯夜。。。 |
ゲートの外ですぐに私達の名前の書かれたボードを発見!そのまま日本語を話せる現地ガイドさんの所に連れて行かれ、一旦、他のツアーメンバーを待つのかな?と思ったが、そのまま駐車場まで移動し私達2人だけでワゴン車に乗せられた。 ・・・ガイドブックやインターネットで「迎えのガイドのふりをして街中まで乗せて高額な金額を請求する」というトラブル事例を見たことがある!「誘拐」も聞いたことある!!まさかソレじゃないよね? 一応、現地旅行会社名「KNS International」と入った名札をしてはいるけど・・・私はやや警戒心を持ったままワゴン車に乗っていた。
・・・が、「ニセモノかも?」というのは私の考えすぎで(^_^;)、走り出した車の中で自己紹介を始めた現地ガイド「Mr.Suriyan」は、日本語を習い始めてまだ5ヶ月という真面目で物静かな青年。多少意味不明な日本語だったり(笑)、こっちの言っていることが通じなかったりもしたけど、たった5ヶ月で外国語・・・しかも日本語を流暢に話せるなんてきっとかなりの勉強家!
さて。ホテルへ向かう途中、通常のツアーならガイドさんから真っ先に「両替しましたか?」と聞かれるものだが・・・今回は何も聞いてこない。このまま両替してもらえないと、明日朝の枕チップのお金が無いので非常に困る! Suriyanが一通り最後まで説明を終えて「何か質問ありますか?」と聞いてきたので、すかさず「両替は?」と聞いてみた。「う〜ん・・・レートは悪いけどホテルか、明日の観光途中のエメラルド寺院で出来ますよ。」という返事だった。・・・明日の観光途中じゃ、朝の枕チップに間に合わないじゃん!日本かバンコクかどっちかの空港でやっておけば良かった!と、後悔したが今更間に合わない。両替のタイミングって難しい・・・。レートは悪いがホテルでやるしかないか(-_-;)
AM1:00、ホテル到着。チェックインを手伝ってくれたSuriyanは、「朝食券は明日朝フロントでもらって下さい。」と言い、荷物をポーターさんに預けて去って行った。私達2人の為だけに、運転手さんともどもこんな真夜中までお疲れさまでしたm(_ _)m |
ポーターさんに案内され部屋に到着。彼は部屋の設備の説明をしてから去って行ったが、なんとな〜く後ろ姿に心残りがあるような様子が・・・? 「あ〜〜(@_@)!もしかしてチップ!?」 タイにはチップの習慣があるので、彼は実はちょっと待っていたのかも・・・。お兄さん、ゴメンなさい!!気づかなくて・・・。しかもこの日本人、まだタイバーツを持っていないのよ(爆)。
さて、明日の集合時間はAM8:00。「サッサと寝なくちゃネ!」と荷物の片付けをパタパタしている私とは対照的に、ひびきsanは久しぶりの長時間の飛行機での疲れがドーっと出たようで、ベッドの端に腰掛けたままピクリとも動かない(^_^;)。「シャワーは明日にして、そのまま寝たほうがいいんじゃない?」と私が声を掛けるとそのままモソモソと布団に入り眠ってしまった(笑)。「人がたくさん居る所では眠れない」と言っていたひびきsanにとって、7時間という飛行時間はかなり厳しかったのかも。。。
私はその後、シャワーを浴びることにした。 きちんとしたバスタブのある広めのバスルーム。シャンプーやボディーソープもあるし「格安ツアーにしてはなかなかいいんじゃない♪」と思いながら、バスタブの蛇口をひねった。・・・が!ちゃんとお湯は出るけど、蛇口とシャワーの切り替えが出来ない! ・・・やっぱり私の旅にプチトラブルは欠かせないらしい(笑)。 今までのいろんな経験を頭の中でフル稼働してあちこちいじってみたが、どうやってもシャワーにならない!!きっとこのシャワーは壊れている・・・(-_-;) 結局、頭上のシャワーからお湯を出すことが出来ずに、低い位置にある蛇口だけを利用した狭苦しいシャワータイムになった・・・。 所詮、格安ツアーのホテルなんてこんなもん・・・。 かなり不便な入浴タイムのあと、今日の出来事をメモにしてAM1:45にやっと就寝・・・zzz
ドン・ムアン国際空港から車で約30分。バンコクの賑わいのある2つのショッピングエリア、「Talat Pratunam(プラトゥーナム市場)」と「Sukumvit(スクンビット)」の間に位置している。MRT「Petchburi(ペチャブリー)」駅までほんの数分、日本大使館の近くに建つホテル。ポップな色合いの外観がひときわ目をひく。客室はかわいらしいファブリックがあしらわれたアットホームな雰囲気。レストランの朝・昼のビュッフェは和・洋・タイの他ベトナムやラオスまで揃った豊富なメニューが自慢。
スーツケース2個を思いっきり広げられる部屋の広さ、大きなバスタブのある広いバスルームは格安ツアーでは珍しいかも。エアコン、NHK−BSも映るTV、冷蔵庫、湯沸かしポット、毎日1人1本のミネラルウォーター等の設備は備わっており、クローゼット内に4桁の暗唱番号を登録するセーフティBOXもあった。でも、事前情報では「有り」になっていたドライヤー、歯ブラシ、コーヒー&紅茶セットは無かった。格安ツアーだから片付けられていたのかも(笑)。 交通の面はとても便利だが、近所にはレストランが1件も無く(怪しい露店はあったけど・・・)、コンビニも暑い中を15分くらい歩かなくてはならない。繁華街で食事を済ませて帰ってこないとホテル内レストランで食べるしかないので食事面ではちょっと不便かも。