ベトナムA('24.1.27〜30) |
3日目(1月29日)〜その1〜
AM6:30 起床。
隣の部屋の物音が気になり夜中に目が覚めた時に今夜の復路便のWebチェックインを済ましてあるので、朝食時間までは今日1日の予定を検討。
AM7:45 朝食を食べにレストランに行ったら、このホテルでは初めての日本人客に遭遇。
AM9:00 チェックアウトして大きい荷物を預かってもらい、Grabでタクシーを呼ぶ。
行き先は神秘的な空間を体験できるパワースポット「五行山」。中国の人気小説『西遊記』の孫悟空が閉じ込められた山として登場するなど、不思議な力を秘めた山として知られている場所。日帰りツアーや、個人なら タクシーやローカルバスで行くことが出来る。ローカルバスの乗車料金は激安だけど、路線を調べてみたらホテル周辺を経由するバスは本数が少なくて待ち時間のロスが勿体ない 。前日に利用した感じではGrabタクシーはぼったくりに遭うことも無さそうなのでタクシーで行ってみることに。ホテルのあるエリアは観光客が多いエリアなのでGrabタクシーはたくさんウロウロしているらしく、ホテルの外に出たらすでにタクシーが来てました(笑)。
AM9:15 ダナン中心部から車で20分、ホテルのあるエリアからは10分ちょっとで 「五行山」に到着。
別名「マーブルマウンテン」とも呼ばれる「五行山」は大理石で出来ており5つの山で構成されています。この5つの山は風水でも有名な陰陽五行説を元に名付けられていて、宇宙を構成する「金、木、水、火、土」をモチーフにしています。その中で最も代表的な観光地 がここ、「トゥイソン山」。「トゥイソン山」は「水」を表します。
エントランスは2ヶ所あり、タクシーが着いたのは「Gate2」。
Gate2の広場
チケット売り場と入口
ドライバーさんが「あっちだよ〜」と指さしで教えてくれたチケット売り場で売っている入場券は「徒歩用」のみで、ココから入ると最初の登り階段が 結構キツイらしく、、、。ガイドブックによるとエレベーターが設置されていて、「入場+エレベーター」というセット券を売る場所が 何処かにあるはず。少し先まで歩いたらエレベーターがドーンと建っていて、その脇にもう1ヶ所のチケット売り場がありました!
徒歩で登るチケット(入場券)は1人40000VND、エレベーター乗車券は追加で15000VND。窓口にいた愛想の悪いオバちゃんからチケットを購入して エレベーター待ちの列に並ぶ。順番待ちしている間に聞こえて来たのはほとんど中国語。寺院が多い観光スポットなので中国人観光客は興味あるのかな。
エレベーターでびゅーんと一気に登って洞窟寺院の見学スタートp(^_^)q。日本の観光地のようにチケット売り場で無料MAPとかは貰えないので(^_^;)、途中に設置されていた地図の写真を撮って その写真で場所を確認しながら見学。地図で見るよりも実際の距離は長い感じ。
まず、エレベーターで登り着いた広場の先に見えてくるのは六角形の外枠と七層でできた七重の塔「サーロイ塔」。 塔の内部には釈迦像が安置されています。
次のスポットは「リンウン寺」。
緑や赤といった鮮やかな中国寺院風の外観をはじめ、本殿内の祭壇にはカラフルな装飾が施されていて、 屋根には技巧を凝らした龍の彫刻、緑色の瓦、壁面には黄色や赤の絵が描かれており、仏像の光背は虹色に輝いている。境内には真っ白で美しい観音像や、花や緑、フルーツで彩られた一風変わった仏像も あって日本の寺とは異なる明るい雰囲気♪ 地元の参拝客も多く訪れる場所だそう。
次のエリアはトゥイソン山で2番目に大きい洞窟「タンチョン洞窟」(MAPの右上)。
チャンパ様式で作られたレリーフや釈迦の彫刻などが洞窟内に安置されています。奥の方には涅槃仏などもあり、ホイアン様式で出来た社もあります。五行山のトレードマークの一つになっている中国将棋を指す仏像 (右)も飾られていた。
次は五行山のメインスポットの一つでもある「ヴァンチョン洞窟」(MAPの中央下)。
洞窟の 中に入るとライトアップされた仏像があり、これだけでも十分神秘的だけど、更にその奥 (写真の仏像の右奥)に通路がある! が、この通路がかなり狭くて急勾配 で、天井も低くて腰を屈めて登らないといけないらしく 、登っている人は結構苦戦している様子、、、(-_-;)。普段運動していない私が滑ってケガしたら大変(汗)。
探検気分で楽しめるけど通路の先には特に何も無い (岩山の反対側に出るだけ?)というクチコミもあったので行くのはやめておきました(笑)。
散策路の途中に自動販売機は無いけど、飲み物やお菓子を売る屋台が数ヶ所あった。
ベトナム人のオバちゃんが店番をしていたので、きっと英語すら通じないし、支払いもVND現金onlyだろうな、、、(^_^;)
次は五行山の最大の目玉でもある一番奥の「フィエンコ洞窟」(MAPの左上)へ向かいます。 手前にあるこの古い門をくぐった先にまず「ホアギエム洞窟」、その洞窟と内部で繋がっているのが「フィエンコ洞窟」。
ホアギエム洞窟 如来像が飾られていて幻想的で美しいエリア。祭壇にある石碑には朱印船交易時代に中部と交流のあった日本の茶屋家、角屋家の名前も刻まれているなど日本との縁を感じられる場所。
この洞窟はもともとチャンパ王国のチャム族の寺だったのでチャンパの祭壇も残されています。
最奥にある「フィエンコ洞窟」へ到着。
洞窟内の建築は中国風の装飾で仏像の下からのライトアップされて神秘さを増し、天井にぽっかり空いた穴 から差し込む日光が幻想的でパワーを感じるが、この穴はベトナム戦争時の空爆によってできたもの。ベトナムの時代の流れとともに自然の雄大さも感じられる場所。
最初にココに辿り着いた時は人が多かったし、日光の差し込む位置も洞窟だいぶ手前側だったので一旦この場を離れ、近くの展望台に行ってからまた来てみることにした。
MAPの中央上に記載されている「The Highest Peak」 五行山の中でも一番高い所にある展望台。階段の数も多くてかなり急だったのでめちゃくちゃ汗だくになったけど、頂上から見える景色はキレイだった〜♪
天気が良くて空気が済んでいれば世界遺産の街「ホイアン」まで見えるそう。ただ、周囲の草木の手入れがされていない時(雨季の繁忙期で手入れが行き届かない時期)は何も見えないことがあるので、行く時期には注意が必要らしい。。。
展望台へ登る階段の手前のスペースにある「Relaxation Area」 展望台から戻って来てここでちょっと休憩♪
茅葺屋根の大きい東屋のような建物だけどベンチが数個置いてあるだけの殺風景な空間。日光を避けて暑さを凌ぐにはちょうど良いし、近くにトイレもあるし、売店を置いたら結構売れそうな気がする(笑)。
再び「フィエンコ洞窟」に行ってみたら見学者がほとんどいなくて、タイミング良く洞窟奥に日光が差し込んでいた♪ ← 上を見上げて神秘的な光のパワーを浴びるワタシ♪(^_^)v
さて、五行山のハイライトを充分堪能できたのでそろそろ帰りましょう〜 ・・・と「Gate1」に向かう途中にもまだまだ見所が点在してます!
「タムタイ寺院」は1630年に初めて建設されたと言われているダナンで最も古い寺院のひとつ。
現在の姿は1825年に再建されたもので、その後も何度も修復されて現在に至っているらしい。古い門があったり、綺麗に整備された庭があったりして、民族衣装を着たキレイなお姉さんが写真撮影をしていたので、見逃されがちかもしれないけど立ち寄る価値ありでした。
最後にMAPの左下に記載されている「View Point」にも立ち寄ってみた。
高さはそれほどではないけど、
五行山のうちの3つの山を臨むことができるスポット。
下(↓)の写真、左から「火山」「金山」「土山」
Gate1までは下り階段なので楽々♪ 長い階段なので徒歩で登るのはやっぱり大変そうなので、個人で行くなら「Gate2」指定で送ってもらってエレベーター利用して登るのがBest!だと思う。
左)Gate1の入口とチケット売り場 右)その下の駐車スペースとお土産屋さん
AM11:30 さて、Grabタクシーを呼びましょう。
139000VNDで予約をしようとしたそのタイミングで、「Taxi?」と言いながら近づいて来たひとりのお兄さん。
ん?今予約しようとしているのはアナタの車なの?スマホの画面を見せたら、「あ〜、オレなら130000でいいよ。こっちこっち!」と無理矢理連れて行こうとする。明らかにGrabではなく個人のタクシー。一瞬「 少し安いからいいかな〜?」とも思ったけど、口約束だけでその車に乗って思いがけない場所に連れて行かれたり、遠回りされたり、はたまた到着時に高額をふっかけられたら面倒なことになる。「現金持ってないから〜」と断ったけ どとにかくしつこい!その場を離れて歩き出してもしばらくの間付きまとわれ、ずーっと無視していたらやっと諦めてくれた。その後、改めてGrabできちんと予約して無事に乗車して市内へ。
AM11:55 ダナンには至るところに市場があるけど、その中でも有名なのが「ハン市場」と「コン市場」。今回はハン川の近くにある「ハン市場」に 行ってみた。
比較的新しい市場で観光客も地元の方もいて大賑わい!1階は食料品や雑貨を売るエリアとローカル料理を味わえるフードコート、2階は衣料品や雑貨などのお店が所狭しと並んでいて、無秩序に見えながらも綺麗に物が積み重なり、まさに「これぞ東南アジアのマーケット!」といったカオスな雰囲気。東南アジアの市場のあのニオイがダメ〜って人は特に1階フロアには長時間は居られないかも(^_^;)。
ベトナム土産の刺繍の入った可愛い小物とかもあったけど、あの手の派手な柄の小物を欲しいと思うような年齢の友人は、もういない・・・(笑)。当然値札は付いてないから店員さんと値段交渉するのも面倒なので、10分くらい市場内をウロウロして終了。 でも、東南アジアの市場は何も買わなくても見て回るだけでも楽しい〜♪
PM12:10 さて、そろそろランチ♪ベトナムに行ったら一度は食べたいバインミー! ハン市場のすぐ北側にある「バインミーAAハッピーブレッド」へ。
入口を入ってすぐのカウンターで先にオーダーして会計を済ましテーブルで待っていると持って来てくれるスタイルだけど、テイクアウトの割合が多い印象だった。カウンターにあるメニュー表には日本語併記されていたし、店員さんも日本語パーフェクト!日本語のクチコミサイトにも載っている店だから、日本人観光客がかなり多く訪れていると思われる(^_^;)。
← Traditional Banh Mi(56000VND) 外はパリパリ、中はフワモチのフランスパンに豚のチャーシュー、レタスやキュウリ、大根のなます等が挟まっていて、ちょっとスパイシーなソース、上に細かいイカ燻製がふわっと乗っていてかなり美味♪(^_^)b
市内中心部という好ロケーションの観光地価格なので、ホテル近くのバインミー屋台で見かけた金額と比較すると倍以上のお値段!(そうは言っても350円くらいなんだけど・笑)。フレッシュジュースやスムージー等のドリンクメニューも充実していたけど全体的に割高な印象。 でも、狭いけどローカル感がなくて(笑)オシャレで清潔。そして、エアコンの効いた涼しい店内で落ち着いて食べられるので、暑さや屋台の不衛生感が苦手な人には良いお店かも。