紅葉の青森を歩こう!

3日目(10月24日) 〜その1〜

私がAM7:00起床した時にはshinjiは千人風呂に行っていて居なかった。AM8:00〜1時間は女性専用時間なので、その前に入りに行ったらしい。混浴時間には女性も入浴可だけど、女性時間に男性は絶対に入れないから仕方ないよね(笑)。

ビュッフェ形式の朝食の後、チェックアウト前に私が千人風呂へ。ツアー客は既に出発する時間なので、来ている女性はごくわずか。おかげで千人風呂を数人で満喫〜♪ 前夜には気付かなかったが、酸ヶ湯温泉は飲泉が可能。「おちょこ一杯、一日に二回」と書かれた札があり、その側にはおちょことコップが置かれていた。試しにおちょこで飲んでみたがヒジョーに酸っぱい(>_<)! でも、便秘やリウマチ、糖尿病、神経痛などの効果があるらしい。

AM9:00。旅館をチェックアウトして、黒石市方面を目指して出発。

八甲田から黒石に向かう途中の観光スポット「城ケ倉大橋」周辺は紅葉が見頃!昨年夏の風景とは全く違った顔を見せていた。

城ヶ倉大橋

長さ360m、谷底からの高さ122m。「上路式アーチ橋」としては日本一!橋上から望む城ヶ倉渓谷の眺めは絶景で、岩木山や青森市街地まで見渡せる。

標高差があるので八甲田山上部は葉が落ち始めていたが、中腹以下はちょうど紅葉真っ盛り! 「山が燃えるよう」っていうのは、こういう光景を言うのかも。 いつもは橋から落ちそうになるほどの強風が吹いているこの橋の上だが、この日は初めて無風。でも、気温は4℃。やっぱり結構サムイ・・・(>_<)

国道394号沿いにある「八甲田山ガイドくらぶ」のガイドさん宅に寄ってみた。奥さんが出てきて、ガイドさん本人は近くの「沖揚平交流センター・活菜館」に居ると聞いたので早速行ってみた。

沖揚平交流センター・活菜館

地域の特産品(高冷地野菜)の直売や市内の特産品等の販売、南八甲田や沖揚平の自然を紹介する展示コーナー、軽食を楽しみ休憩や情報交換の出来るふれあいコーナーからなっており、展望ベランダからは南八甲田の自然を満喫することができます。11月上旬まで無休で営業。

shinjiと同じ頃に複雑骨折をしたガイドさんは、店頭で元気に「きのこ汁」の販売をしていた。サービスで1杯頂いちゃったのたが、きのこ以外にも大根、にんじん、しらたき、豚肉etc.の具だくさんで冷たい身体が一口で温まるみそ汁だった♪

観光客以外の地元のおばちゃん達も大勢、新鮮な野菜の買い出しに来ていて、大根を積んだトラックが入ってくるなり、運転手さんが荷を降ろす前にトラックの後ろの大根に群がっているのには驚いた(笑)。

一旦、ガイドさんの自宅へ戻り持参した手土産を渡したら、「いつものように自分の車で来ているなら、もっと持たせてあげられるんだけどね〜。」と笑いながら、今回も野菜やりんごのお土産を頂いてしまった(^_^;) 同じ頃にケガをした2人だけど、治り具合はそれぞれ。。。今年の冬、八甲田山でふたりがまた会えると良いのだけど・・・。

黒石市内にある、その名の通り紅葉の名所「中野もみじ山」を目指して出発。

・・・が、地図にもその位置はハッキリと載っていないので、「津軽伝承館」に車を停めて周辺の様子を探ったが全く分からない。とりあえず有りそうな辺りを目指して移動したところ、民家の庭先に「臨時駐車場 1日¥200」という看板を発見!人もだいぶ多くてかなり近いようなので、ココに車を停めることにした。でもここは青森の田舎町。集金のおじさんなんかは当然居なくて、料金箱があるだけだった(笑)。この民家から歩いて数分のところに「中野もみじ山」はあった。地元の人は、国道を挟んだ反対側の「やすらぎの駐車帯」という大きな駐車場(¥無料)に車を停めて歩いて来ているようだった。

中野もみじ山

板留温泉近くにそびえる小山で、その名の通り紅葉の名所。山一帯に、鮮やかに色づくもみじや楓の木が植えられている。中野川のせせらぎ、小さな滝、川にかかる赤い欄干の橋などがあり、山全体が美しい庭園のよう。

「見頃は10月下旬」とガイドブック等には書かれていたが、今年はちょっと遅れているらしく、綺麗に紅葉している木は数本だった(>_<) あと1〜2週間遅かったら、ちょうど良かったかも。。。

でも、山を一周出来る遊歩道も整備されていて、軽いハイキング気分で自然を満喫出来た♪

中野もみじ山には「中野神社」という小さな神社があり、紅葉のこの時期には参道に出店が並び賑やかになる。

山の中を歩いている時に、行き交う人が食べているのを見て気になっていたモノを参道の出店で発見。

大〜きな味噌おでん(¥100) 味噌は柚子の香りがほんのりして、おいしかった〜♪

 

AM11:30。昼食はもうひとりのガイドさん宅「箒場茶屋」のレストハウスで食べると決めているので、八甲田山方面へ戻ることにした。途中、「睡蓮沼」にちょっと立ち寄り。

睡蓮沼

傘松峠の近くに点在する湖沼群で、夏になると白い睡蓮の花々で彩られることからこの名が付いた。鏡のように澄み切った沼の水面には八甲田の山々が映り、秋には湿原を覆う草まで鮮やかに色づき紅葉する。

観光地化されていないので、とても静かな沼。でも、ココは標高が高いので、紅葉は既に終了。ちょっと遅かった・・・(^_^;)