道央・紅葉の旅 (’05.10.8〜10) 

 2日目(10月9日) 〜その2〜 

PM14:15。日本最北にある「旭山動物園」に到着。西門の駐車場(1日¥500)に車を停めたが、駐車場入り口付近は渋滞してるし、入場券売場も並ばないと買えないし!!! 外見は市営の小さな動物園なのに、この混雑はスゴイ(@_@) さすが日本で一番話題になっている動物園!

 旭山動物園 

旭川市にある日本最北の動物園。動物の自然な生態が見られることで人気がある。'05年7〜8月の入場者数で上野動物園を抜き日本一になったという、今日本で一番元気のある動物園。寒地に位置する動物園だが、冬季も開園時間を短縮して営業を実施しており、夏期〜冬季の営業を切り替える約1ヶ月間や年末年始を除きほぼ通年で開園している。特に寒冷地動物や鳥類の飼育に実績があり、旭山動物園が国内で初めて飼育下での自然繁殖に成功した動物にホッキョクグマ、アムールヒョウ、コノハズクなどがある。

入園料・大人¥580、中学生以下無料

ぺんぎん館

2000年9月に完成。4集類のペンギンを飼育しており、360度見学可能な水中トンネルで空を飛んでいるような姿を観察できる。もぐもぐタイム(エサやりの時間)には、スキューバーダイビングによる水中給餌も観察できる。

建物の入り口は暗い細いトンネルになっており、それを抜けると突然明るくなり目の前に水中トンネルが現れる。頭上から足下までをいろんな種類のペンギンが楽しそうにスイスイとまるで空を飛ぶように泳ぎ回る。地上のよちよち歩きとは比べものにならないスピード感のあるペンギン達には驚き(@_@) 
← ジェンツーペンギンの親子

頭の上の白いリボンが特徴。南極大陸やその周辺に生息する。サイズはほぼ同じだけど茶色い産毛があるのが子供。

キングペンギンの親子 →

首と胸にオレンジ色の部分があるのが特徴。冬期シーズンには集団散歩を行っている。

← イワトビペンギン

赤い目と両足をそろえて、ピョンピョンと跳ぶ姿が特徴。

運良く、夏に孵化したヒナペンギンをたくさん見ることが出来た。ヒナと言っても既に親と同じサイズだったけど・・・(^_^;)。帰る直前に再度この「ぺんぎん館」に寄ってみたらちょうど閉園前の掃除中で、イワトビペンギンは柵の近くまで避難中。めちゃくちゃ近かったのでついつい手を出して頭を触ってみたら、掃除中の飼育員のお姉さん「手を出さないでくださ〜い!」と怒られてしまった(笑)。

 

ほっきょくぐま館

2002年9月完成。2カ所の展示場所の1つでは、巨大プールを設置し、ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぎを観察できる。もう一方では堀を利用し、檻のない放飼場になっている。また、ホッキョクグマにおそわれるアザラシの視点を体験できるカプセルもある(左下の写真)。

以前、TV番組の「ハプニングビデオ投稿」で見たように、ガラス窓に向かって飛び込んでくるシーンには遭遇出来なかったけど、ホッキョクグマってかなり巨大!!!そんなのが2匹もウロウロしている姿はかなりの恐怖だった・・・。上述のカプセルは20分以上待ちだったので、残念ながら諦めた・・・(>_<)

 

あざらし館

2004年6月に完成。外側は北海道内の漁港をイメージし、アザラシの野生状況を再現するためにアザラシのほかにウミネコ、ウグイも飼育。館内に入ればアザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ」(水中トンネル)や北海道内の漁類などを観察できる水槽もある。

地上で餌付けショーが行われている間に下から見ると、尻尾で立っている状態のアザラシ →

この「あざらし館」もTVで有名になったため館内は大混雑。特にアザラシが通り抜けるという太さ1.5mの円柱周辺は、アザラシの通過を待つ人々が取り囲んでいて割り込む隙もないくらい。私が待っていた間では、たった1回のみ通過。もっと頻繁に通るのかと思っていたけどそうでもないらしい(^_^;)。。。しかも、一瞬の出来事なのでカメラのシャッターを押す暇も無かった。

右の写真は公式サイトからお借りしたものです→

 

おらんうーたん館

2001年8月に完成。現在、雄1頭、雌1頭、仔1頭の3頭を飼育している。夏期シーズンは高さ17mのロープをオランウータンが渡る様子が観察できる。また、2005年1月15日より全天候型の「おらんうーたん館」もオープンし、冬期シーズンもオランウータンを間近で見られる。

2本の塔の間、高さ17mの場所に長さ13mのロープ。途中には円形の空中放飼場があり、360度からオランウータンを観察できる。

上空で子供は母親から一旦離れ、母親が先にロープを渡り始め、そのあとを子供が追う。人間から見れば、あの高さで片手のみでぶら下がるなんて考えられないが、とても器用に移動をしていた。きっと、ロープを掴む握力は子供でもスゴイんだろうなぁ〜。

 

くもざる・かぴばら館

2005年8月に開館した新たな施設。第五の手足とも言われる尾を使い移動するクモザルと世界最大のネズミ(実は泳ぐのも得意)カピバラが同居する「混合展示」の施設。

カピバラは体長1mくらい。到底「ネズミ」には見えない・・・→

どちらも南米の動物で普段はケンカしたりはしないのだが、カピバラのエサに手を出したクモザルが喧嘩の末に死亡するという悲しい事故が発生してしまったらしい・・・。自然界ではあり得る出来事だが、通常の動物園は種類別に飼育されているのでこういう事件は起こらない。「混合飼育」という新たな取り組みには飼育や展示方法の難しさがあるかもしれないが、動物本来の姿を見せる為にもこれからも続けて欲しい。。。

 

ととりの村

1997年に完成。施設全体を網で囲み、鳥たちは自由に飛びまわることができ、鳥本来の姿を観察できる。また、施設内には観察用の道があり、間近で泳いだり飛びまわっている鳥をみることができる。

まるで巨大な鳥かごのような飼育場。オオハクチョウ、コクチョウ、マガモ、フラミンゴ等が飼育されている。たくさんの鳥たちは水面を悠々と泳いでいたり、上空を飛んでいたりと自由気ままに過ごしている感じだった。
今まで行ったことのある動物園で列に並んだ見学した記憶って、上野動物園のパンダくらいかな?でも、この旭山動物園では、トイレを含めて(笑)何ヶ所も並んだ(そんな長時間ではないけど・・・)。園内はそんなに巨大でもないし、基本的にはアットホームな動物園だけど、革新的なアイデアが満載されていて、「年間パスポート」が販売されているのも納得。入園料をもっとあげても誰も文句言わないと思う。

 

PM17:00。園内に「蛍の光」が流れ出して閉園の時間・・・。ぼちぼちホテルへ帰ろう。スーパー「A-Coop」に寄ってビールの買い出しをしてからホテルへ向かう。
PM18:00過ぎにホテルに到着して、「夕食前に温泉に浸かろう〜♪」と思ったが、タオル掛けに掛けておいたはずのタオルが1枚も無い!しかも、その中には身体洗い用のMyタオルもあったはずなのに!!! 慌ててフロントに電話をしたら、すぐに部屋の掃除担当のオバサンが新しいタオルを持ってやってきた。それも欲しいけど、でも、違うのよ〜!私のタオルは何処いったの?(?_?) 色形を説明して再度探しに行ってもらった。数分後、オバサンが私のタオルを持参して「スイマセンm(_ _)m 要らないのかと思って捨ててました・・・。」と戻ってきた。こっちは「連泊だから〜」と、問題の無い物は置きっぱなしにしておいたんだけど、あまり連泊する人って居ないのかなぁ〜・・・(^_^;)
そのお詫びなのかどうか良く分からないが、この日の夕食は昨夜より1品多かった。しかも、それは・・・毛ガニ!!!最初は、2人で1匹なので食べ応えがあるって量じゃないかなぁ〜?と思ったけど、身もミソもたっぷり詰まっていて、shinjiはご飯の上にこんもり載せて「カニ飯」状態にして食べていた(笑)。やっぱり北海道の蟹は美味い!(*^_^*) 

 

食後、少し休んでから温泉に浸かり上がってきたら、一杯♪

北海道限定「サッポロクラシック」と夕食のデザートの残りの柿 →

明日も早くから行動開始するので、早めに就寝・・・ZZZ