北海道の温泉へ行こう! 

〜 ニセコ・洞爺・登別の旅 〜('03.6.28〜29)

1日目(6月28日) 〜前編〜

今回の旅もやっぱり自由旅行♪なので、飛行機出発の15分前までにチェックイン出来ればOK!だが、shinjiはまだ松葉杖使用中のために、少し余裕を持ってAM6:00頃、自宅を出発。電車の中では、松葉杖に気付いた人から優先席を譲ってもらったりしながらパタパタと空港へ。

AM7:40。浜松町の自動チェックイン機でチェックインを済ましてから、羽田空港に到着。

空港で朝食を食べられるくらいの余裕があるかな〜?と思ったけど、やっぱりギリギリだった。急いでいつも立ち寄る「エリザベスマフィン」で、朝食用にマフィンを買い込み、搭乗口へ。

空港1階。店内で食べられるスペースもあり、無料コーヒーサービスもある♪

fu-koお気に入りのマフィン屋さん。

 

搭乗口に着くと、待合いスペースには誰も居ない・・・。既にほとんどの乗客は乗り込んだ後だった。私達に気が付いた係員の方が、「前方のお席に変更致しますね。」と、機内と連絡を取り、事前予約してあった機内中央付近の席から、前方の11列目の席のチケットに変えてくれた。松葉杖効果絶大!機内の通路は松葉杖にとってはかなり狭いし、shinjiの歩く距離が減るのでとても助かった(^O^)

AM8:10、JAL505便は定刻通り出発。

離陸後、すぐに飲み物サービスがあり、買い込んだマフィンを食べて、機内紙をパラパラ見ているうちに、アッという間に北海道の大地が眼下に広がった。最近、短時間の飛行機には乗っていなかったので、なんか「飛行機の旅」って気がしない・・・(^_^;)

お〜!2年ぶりの北海道だ〜♪

AM9:40。札幌・新千歳空港到着。

今回の旅の足は、いつも通りレンタカー。2年間来ないうちにレンタカーの受付カウンターの場所が変わっていた。1階の到着フロアから、道路の向こうに受付場所が見えているのに渡れない構造になっていて、一旦2階の出発フロアに上がり、お土産屋さん街の奥にあるエレベーターで1階に下りなくてはならない。かなり不便になっていた。ここから更に、十数人集まったところでマイクロバスに乗り、約10分。空港から少し離れたレンタカー会社の事務所で手続きをして、やっとこの旅の相棒にご対面。。。

気が付いてみれば車に乗るまでに1時間近くが過ぎていた・・・。以前は、空港からすぐに乗れた気がするんだけどなぁ・・・。

さて。。。どういうルートで何処へ行こうか?

天気予報では翌日は「雨」マーク。といっても、この時点でも今にも降り出しそうな空。。。眺めの良い所へ行くのは今日中の方が良さそう。・・・ということで、一気に室蘭方面へ南下することにした。

千歳市内から国道36号に入り、宿泊予定の登別を通り過ぎ、2時間弱。室蘭市に到着。

室蘭は、アイヌ語の「モ・ルエラニ」(小さな坂道の下りたところ)が名の語源とされる。北海道の流通基地として貢献する重要な港湾都市。その近代的な港とは対照的に、外海には見事な断崖の自然美が残り、室蘭八景など自然散策が楽しめる。

ナビ付きのレンタカーだったので、目的地を南の端「地球岬」に設定しその通りに進行していたら、途中からものすごーく狭い道路に入り込んだ。右へ左へとこまわりを繰り返しながら「地球岬」に向かう途中、「金屏風」に立ち寄った。

 

金屏風

絵鞆半島の最南端、地球岬とトッカリショの間にあり、赤褐色を帯びた約100mの断崖が金屏風のように見えることからこう呼ばれ、朝日が映えると一層金色に輝く。少し離れた所にある「銀屏風」とあわせて、「室蘭八景」の一つとなっている。

落ちたら絶対に命が無いような断崖絶壁の下に、赤褐色の岩が立っている

「金屏風」から更に南下すると、「地球岬」到着。

地球岬

もともとは「チキウ」、「チケップ」といわれていた場所に「地球」をあてたもの。断崖の上に「地球岬灯台」が建っている。この灯台は、標高約120mの断崖の上にあり、沿岸を航行する船舶の目標としても今も重要な役割を果たしている。また、ここの展望台からの展望は「地球の丸さを実感できる」と評判。噴火湾を一望にでき、恵山岬からすぐ傍の有珠山までの噴火湾の山々や、室蘭港なども見渡せる。「北海道の自然100選」「あなたが選ぶ北海道景勝地」でそれぞれ1位となり、最近は、根室の納沙布岬と共に元日の初日の出を拝むため、遠くは関西方面や札幌方面からの観光客でにぎわう。

↑上の写真をclickすると岬へご案内致します♪

 

気が付いてみれば、昼をとっくに過ぎている。岬から室蘭市内に下りることにした。

車に乗って走り出してすぐに、道路脇から茶色い物体が飛び出してきた。

「犬?」。いえいえ。北海道と言えば「キタキツネ」。洞爺〜登別の周辺には、普通にキツネが居ると聞いていたけど、いきなりの登場。慌てて車を降りて写真を撮ろうとしたけど、逃げ足はとても早かった・・・。

走る去るキタキツネの後ろ姿 →

「キタキツネ」を見ることが出来て感動した後、車は看板に沿って岬から市内へ向かう。なんと!来るときとは違ってとても走りやすい道・・・。なんだ、ナビが最初からこっちの道を案内してくれればいいのに・・・(=_=)。

昼食は、室蘭市内、駅の近くのアーケード街で「室蘭ラーメン」を食べることにした。

なかよし・本店

北海道には「札幌味噌ラーメン」「旭川醤油ラーメン」「函館塩ラーメン」など有名なラーメンが多いが、「室蘭ラーメン」があるとは私も知らなかった。室蘭の近海で豊富に採れる根昆布をふんだんに使ったラーメン。fu-koが注文した「醤油味」(¥550)は、手元に置かれてビックリ!スープが真っ黒なのだ!!まるで「赤味噌」のラーメンのよう。でも、食べてみて更にビックリ!!!あっさりとした和風のスープが、軽くちぢれた麺に良くからまっておいしい♪

残念ながら、お店のおやじさんが頑固そうな人で、写真を撮るのは気が引けたのでラーメンの写真はありません・・・ゴメンナサイm(_ _)m