宮古島 ('07.10.13〜15)

日目(10月14日) 〜その2〜

PM2:30。昼食を終え、次のシュノーケルポイントへと向かう。

宮古島の東海岸沿いを走る県道83号でひたすら北上! 信号→滅多に無い & 対向車→たま〜に出会うくらい というのどかな県道。。。

ドライブ途中、池間大橋を渡り池間島側の駐車場にて。

← エメラルドグリーンの海の向こうに見えるのは「大神島」

大神島は宮古島の島尻港から船で15分のところにある島で、名前の通り神聖な島とされている。島のいたるところに神聖な御嶽があり、旅行者が決して足を踏み入れてはならない場所が多々あるり、以前、島で道路工事をしようとしたところ工事関係者が原因不明の病気にかかり、工事が中止されたという奇妙な言い伝えも残されている。。。

PM3:15。前日にリサーチしておいた池間島の穴場:「フナクシビーチ」に到着。

 

 フナクシビーチ 

近くの「池間ロープ」と並んで池間島の隠れたシュノーケリングスポット。現在はかなりメジャーになってしまって、週末などには駐車スペースが路駐でいっぱいになっていることもある。コンクリートブロックの階段を登ってビーチの入口に入るので「池間ブロック」とも呼ばれている。干潮時は珊瑚が浅い部分まで出てきてしまい泳げないので、行く前に潮の状況を確かめてから行ったほうがBetter。

駐車場&遊泳料金 共に¥0

この時に他に泳いでいたのは地元家族を含めた4〜5組のみ。・・・午前中の吉野海岸とは全く雰囲気が違い静かなビーチ。。。“聞こえるのは波の音”のみといった感じ。島の東側に位置していて風を遮る物が何もないので、常に強風が吹き付けていて波も高め。でも、珊瑚までの距離は吉野海岸よりもかなり近いので、「帰りに泳ぎ疲れて戻って来れない・・・(T_T)」といった事にはならないと思う。

海中は・・・? 熱帯魚ももちろんたくさん居るけど、とにかく写真のように枝珊瑚の群生が素晴らしい!!!あんなに密集している「枝珊瑚の森」を見たのは初めてかも。。。

注意点・・・な〜んにも整備されていない地元のビーチなので、トイレやシャワー、売店なんて物は一切ございません(笑)。潮でベタベタなまま帰りたくない人は自分で真水を持参したほうがいいかも。あと、ビーチパラソルなんて物も無いし、日陰もほとんど無いので、日焼けしたくない人はそれなりの準備が必要!

 

PM5:00。1時間以上シュノーケルを楽しんだあと南下し、国道230号から少しハズレた所にある「島尻マングローブ林」に立ち寄り。

 

 島尻マングローブ林 

島尻マングローブ林は奥行約1kmの入り江に発達した、宮古諸島内で最大規模のマングローブ群落。宮古に分布する全てのマングローブを観察することができ、河川のない地域で群生を発達させた植物地理学研究の上からも重要な場所2002年9月に島尻橋(スマジィーバシ)と遊歩道が完成して気軽に見学出来るようになった。マングローブ林は「海の森」と言われており、近年問題となっている赤土流出による海の汚染防止に大きな役割を果たしている。

駐車場:有り¥0、入場料:¥0

「マングローブ」とは、熱帯・亜熱帯地方の海岸や河口の汽水域の泥土に生育する常緑低木〜高木の一軍の総称。

← 綺麗に整備された木道の遊歩道。

夕方のせいか、見学者はほとんど居なかった。タクシー観光が1組と地元のファミリー1組。・・・と我が家だけ(笑)。

タコ足のように延びた根

琉球石灰岩を使用した島尻橋

周囲をマングローブに囲まれた水上の歩道を歩くと、たくさんの野鳥やシオマネキ、ハゼなどの生物を見ることが出来る。 ・・・私は沖縄プチ移住中に家の近所の川で見慣れてしまったので感動はイマイチだったけど(笑)、初めて見る人にとっては1ヶ所で多種類が見られるこの場所はきっと感動すると思う。

 

 

そろそろ日が落ちてきた。「南の島」へ来たからには、やっぱりサンセットを見ないと気が済まない(笑)。

どうやら宮古島の南西にある「来間島」のサンセットが綺麗らしい。ホテルへの帰路途中に当たるので行ってみることにした。平良市内を抜け南下し「来間大橋」を渡り、来間島の一番西側にある「長間浜」へ。・・・看板もほとんど無いので、太陽の方向へ向かってひたすら走る。(^_^;)

PM6:00。来間島・長間浜に到着。

ほとんど整備されていない砂利の駐車スペースに車を停めてビーチ方面に向かうと、「駐車料金¥500」と書かれたダンボール板が椅子に立てかけており、東南アジア系のオバチャンが近寄ってきた。 「・・・泳がずにただサンセットを見るだけで500円はちょっと高い!(-_-;)」 とは思ったけど、観光客がそんな所でケチっても仕方ないので支払った。

・・・が、しかし。帰宅後に調べたら、この駐車場には日によっては誰も居なかったり、地元のおじちゃんが居たりして、どうやら「正式な駐車場管理人」という訳ではないらしい(^_^;)。 クチコミに寄ると、例え誰か居たとしても「泳がない!」とか「前はそんな料金払った事ない!」とか言うとあっさり引き下がったらしい・・・。私にしてはリサーチ不足&不覚なミスだった。。。

 

 長間浜 

来間島の西側に広がる知る人ぞ知る穴場的な美しいビーチ。約1Km続く砂浜は、観光地化されていない沖縄本来の海を楽しむ事が出来る。また、夕日の名所としても有名で、空の澄んだ日に見る夕日は息を飲むほど素晴らしい光景。最近は、シュノーケルポイントとして人気化しており、クマノミがとても多く「クマノミマンション」と呼ばれるポイントが何箇所もある。

駐車場:¥500 or 無料 遊泳料金:¥0

ここのビーチはシーズン中でもあまり人はいないらしい。時期によっては、プライベートビーチ感覚でゆったりと楽しめるかも。 ・・・沈みゆく夕日とセピアに染まる砂浜やオレンジ色の空・・・。やっぱり南の島のサンセットは格別!(*^_^*)

ちなみに、このビーチにもトイレ&シャワー、売店等は無いので、シュノーケルをする際にはそれなりの準備が必要だと思う。。。

 

PM6:30。ホテル到着。 潮でベタベタなのでとりあえず大浴場で綺麗になり、部屋でくつろぎながら夕食を考える。

ガイドブックを見ても、沖縄本島と違ってあまり情報が無いので夕食の店を探すだけでも一苦労。たしかホテルの裏の県道沿いに食堂が2軒ほどあった。きっと、どちらかには入れるだろう・・・と考え出発。

PM8:00。まずはホテル裏の「キッチンみほりん」へ。

木のぬくもりのあるロッジ風の店。・・・が、ホテルのすぐ裏にあるので、駐車場は空いているのに店内は満席。しかもほとんど予約で埋まっているので飛び込みは無理とのこと。 仕方なくもう1軒の「お食事処・ひろちゃん食堂」へ。こちらは地元系食堂といった感じ。・・・で、今度は誰も客が居なくてちょっと入りにくい。。。(-_-;)

う〜〜〜ん、困った。とりあえず街の方へ向かってみる。 ガイドブックに載っているような店は、夜は大抵居酒屋になってしまう。アルコールを飲まないshinjiと一緒だと、居酒屋はちょっと場違いな気がする。。。

結局、買い出しで立ち寄ったスーパーの近くにあった、「沖縄」っぽくはないけどライトアップがめちゃくちゃ目立っていたイタリアンレストラン「和伊WAI Dining アッツイーネ」(←ネーミングがGOODよね!・笑)に入ってみることにした。

 和伊WAI Dining アッツイーネ 

イタリア直輸入のまき窯で焼く本格ナポリPIZZAと豊富な創作料理の居酒屋ダイニング。

「イタリアンを中心に島の居酒屋メニューも豊富に取り入れ和と伊のコラボレーションでワイワイ騒ぎながら楽しい空間を提供したい」とオーナーは言う。店自慢のPIZZAはオリジナルの天然酵母を使用し高温で素早く焼き上げるため表面はサクサク中はモッチリした食感が楽しめる。

海ぶどうと島らっきょうのサラダ・シークァーサードレッシング ¥680 ゴーヤとスーチカ(塩豚)のカルボナーラ ¥850

ガンベレッティ(旬の野菜乗せ) ¥1050

店内は広大!座敷もあるので宴会を開いている人も居た。店の片隅には本格的な石釜もある。

もずく酢やゴーヤチャンプルのような沖縄料理はもちろん、ジーマミ豆腐の揚げだし・沖縄県産豚軟骨のチーズ石釜焼き・宮古和牛のカルパッチョ・島唐辛子とサルシッチャのアラビアータ などなど、沖縄素材とイタリアンが融合したメニューがズラリ!! 我が家が注文した上記3品とも素材と味付けが絶妙で、めちゃくちゃ美味しかった!! 特に中央の写真のカルボナーラに乗っているゴーヤはカリカリに揚げてあって、「ゴーヤってこういう調理法もあるんだっ!?」と目からウロコ(@_@)。 イタリアンと沖縄食材 ・・・結構、イケるかも!! 夕食を求めて彷徨った甲斐があった(笑)。

 

PM10:00、ホテル帰着。 再び大浴場に行ったら激混みしていて、洗い場の順番待ちが発生していた・・・。

 ← 今夜のお風呂上がりのお楽しみ♪ 

「オリオンビール DRAFT BEER」 と 「紅芋ぱんぴん」

「ぱんぴん」とは・・・? 沖縄本島で言う「サーターアンダギー」(沖縄版ドーナツ)の事。同じ沖縄でも地方によって呼び名が違うらしい。