「冬ぬうちなーんかいんじんだ!(冬の沖縄へ行こう!)」 ('04.1.10〜12)

1日目(1月10日)〜その2〜

玉稜(たまうどぅん)世界遺産

琉球王族の第二尚一族が眠る墓。1501年に歴代3代目の尚真が父・尚円のために建築した。琉球石灰岩使った三連式破風墓。稜墓の前は白い珊瑚の砂利が敷き詰められている。墓稜は三室に分かれ、王と王妃の墓、洗骨前の遺骸安置所、家族の墓に分かれている。

入場料¥200

沖縄戦で多大な被害を受け、三年の歳月をかけ再建されたものだが、それでもかなりの歴史が感じられる。

墓の上に建つ3体の獅子も全て顔が違い、興味深い。

首里城に比べると訪れる人も少なく、静かに見学出来る。

PM4:00。一旦、首里城に戻り、守礼門近くのお店で「シークワーサージュース(¥300)」を買って喉を潤し、情緒溢れる「金城町の石畳道」へ向かった。

金城(きんじょう)町の石畳道(日本の道100選)

首里城から南部に通じる主要道路の一部として1522年に琉球石灰岩を用いて造られ、奇跡的に戦災を免れた道。現在残っている約300mの道は石垣に囲まれ、昔ながらの赤煉瓦の家並みが古都の雰囲気を漂わせている。

近くに駐車場は無いので(民家の庭先を借りる有料駐車場は数台分あったけど・・・)、車は首里城に停めた方が良いかも。

石畳道の道幅は狭く、かなり急な坂道なので足腰を鍛えてからどうぞ〜(笑)。

ちなみにshinjiは途中でGive up。私ひとりで坂道を下ってみた。

坂を下る途中で1枚の看板を発見。

NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」の古波蔵家として外観のみ利用されたというお宅。

当然、現在生活をしている方が居るので敷地内は立ち入り禁止。高い石垣を背伸びして覗いて、写真だけ撮らせて頂いた(^_^;) う〜ん・・・こんな感じだったかな〜?

しばらく情緒ある風景を楽しみながらガンガンと良いペースで坂を下り、途中で「当然のこと」にふと気づいた。。。shinjiが待つ坂の上に戻るには、下った距離の分を上らなくてはならない!!!急遽、坂の一番下まで行くのは辞めて、坂の上を目指して上り始めた。・・・が、下りより上りのほうがかなりキツイ!!!汗をかきかき、息もあがり始めたところで、道端に小さな看板を発見。「樹齢300年の大アカギ」手書きで書かれていた。細い路地に入り数分歩くらしいので、やや方向音痴気味のこの私が、この小道に入り込んでちゃんと無事に元の道の戻って来れるか気になったが、せっかくなので行ってみることにした。小道を進むこと数分で、鬱蒼とした森が見えてきた。

樹齢300年の大アカギ(天然記念物)

戦災を免れた樹齢200〜300年の大アカギが6本も立っていて荘厳な雰囲気・・・。空も見えないくらいの葉が覆い茂っていた。

大木の根元付近には、アカギを祀った拝所もある神聖な場所。参拝しているおじい&おばあが居た。

来た道を忠実に戻って石畳道に引き返し、更に坂道を上り続け、道端で休憩中のshinjiのもとへ無事到着。「大アカギ」の話をしたら、「行こうと思ってた・・・」と言うので、もう一度別のルートで大アカギへ向かった。最初っからココで待ち合わせすれば、暑い中、あんなにツライ思いして坂を上らなくて良かったのにぃ・・・(>_<)

金城町からゆいれーるの「首里駅」まで1km弱。車の通りの少ない道を歩いた。昨秋にテニススクールに通い初めてからは、長距離歩いても持病の膝裏痛が出なくなったので私はまだまだ元気(^_^)v やはり、旅をするには身体が資本!(笑)

「首里駅」到着後、ゆいれーるに乗り、レンタカーを停めてある「小禄駅」へ。

車も停めてもらったことだし(^_^;)、今回のホテルは「朝食無し」なので、我が家の旅お決まりの(^_-)ショッピングセンター内食品売場で買い出しをしてからホテルへ向かうことにした。

PM6:30。「那覇IC」から沖縄自動車道をひたすら北上。那覇市内はあいかわらず混雑していたが、高速道に入ってからはガラガラ〜。しかも北へ行くほど車の量は減っていった。高速道の終点「許田IC」を降りてすぐの所に今回の宿泊先「沖縄サンコーストホテル」はある。

PM7:50。ホテル到着。

以前、母親と一緒にツアーで来た時に宿泊したことのあるこのホテル。前回は2DKのような仕切りのあるひろ〜い部屋だったが、今回は普通の部屋だった。。。でも、アパートに良くあるような小さなキッチンも付いており、調理器具もレンタル出来るので自炊も可能。

自炊出来るホテルだけど、私は、旅先では日常から離れる為に家事をしないのがモットー(^_^)v なので、夕食は以前行ったことのある(→2001年の沖縄旅行参照)琉球料理のレストラン「名護曲(なぐまがい)」へ久しぶりに行ってみることにした♪

名護曲(なぐまがい)

国道58号の名護市街への入口にあり、ゴーヤーチャンプルーやテビチ(豚足)の煮つけなどの琉球料理が中心。

壁いっぱいに貼られた多彩なメニューと、リピーターの私でもいまだに理解出来ないメニューがあるのもあいかわらず(笑)。以前来た時はGW中で激混みだったが、今回はシーズンオフのためガラガラだった。

沖縄そばをヤキソバ風に炒めた料理

定番の「ゴーヤチャンプルー定食」

ほとんどの定食類が¥1000前後とリーズナブルなこのお店。ミミガー(豚の耳)や豚の内蔵やヤギなどのメニューはまだまだ普通。パパイアアヒルを始めとして、グルクン(カサゴの1種)、ミーバイ(ハタ科の魚)のような何語だか分からない名前の魚介、果ては「イルカのニンニク炒め」なんていう怪しいメニューもあった(@_@)

毎日この店に通っても、全てのメニューを食べ切るのに1ヶ月以上は悠にかかりそう(笑)。今回は定食の他に「ジーマミ豆腐(¥350)」も頼んだがちょっと量が少なかった。。。後日スーパーで見かけた物のほうが安くて大きかったのでちょっとショック!!!(>_<)

その後ホテルへ戻り、翌日の予定を考えてから就寝・・・zzz 天気予報では翌日の天気は下り坂。少しでも晴れることを祈って。。。