「冬ぬうちなーんかいんじんだ!(冬の沖縄へ行こう!)」 ('04.1.10〜12)

3日目(1月12日)〜その1〜

AM8:00起床。3日間の旅もあっという間に最終日。AM9:00チェックアウトを済ませ出発!この日は朝からまあまあのお天気♪まずは、国道58号を南下し残波岬へ。

50分ほど海岸沿いを走り岬に到着。

残波岬(ざんぱみさき)

高さ30mの隆起珊瑚礁の断崖が2kmにわたって続く残波岬。岩に砕ける白い波しぶきダイナミック!夕陽が海を赤く染める夕暮れは言葉をなくす程美しい。灯台は2001年8月から一般公開されており、¥150で上まで登ることが出来る。

青い空に映える白亜の灯台

高さ30mくらいを垂直に登る階段は当然のことながら狭くて急!途中で諦めたいくらい疲れた〜(>_<)
灯台の上から下をのぞいたら、今自分が居る灯台の影が地面に写っていて、高さを実感!!!
見晴らしが良い〜♪晴れていれば、粟国島、渡名喜島、久米島などを望むことも出来るらしい。

沖縄戦の始まった1945年、この岬を目印にして米軍が上陸したという悲しい歴史を持つ場所でもある。。。

のんびり釣りをしている人や、リーフエッジ(白波の立っている辺り)でダイビングをしている人もたくさんいた。

常時一般公開されている灯台は「参観灯台」と呼ばれ、現在は14灯台ほどしかない。確かに日本国内あちこちでいろんな灯台を見たことがあるが、大抵は門さえも閉じていて、上まで登れる灯台は珍しい。ちょっと・・・というか、かなりツライが(笑)、てっぺんからの風景はとても広大で開放的、そして海の色が美しいので頑張って登る価値はある!

 

残波岬からすぐの所にある「ホテル日航アリビラ」は、5年くらい前の夏に数日間滞在し、「ビーチリゾート」にハマるきっかけになった場所(^_^;) せっかく近くに来ていることだし、ちょっと立ち寄ってみた。

そうそう!この白い砂浜と蒼い海!!!

この海の色に魅せられて、我が家の「ビーチ好き」が始まったのよね〜♪

シーズンオフだから泳いでいる人はいないけど、とっても懐かしい〜。

ホテル日航アリビラ近くにある「体験王国・むら咲きむら」三線(さんしん)作成&島唄体験をしようとちょっと寄ってみたが、入り口付近は工事中だし、駐車場にも全く車が停まっていなかったのでちょっと気持ちが引いてしまい(^_^;)、諦めて世界遺産・座喜味城跡に行くことにした。

 

座喜味城跡(世界遺産)

沖縄最古のアーチ型石門が残る座喜味城(ざきみぐすく)。15世紀に生まれた琉球王朝の武将で、名築城家としても知られる護佐丸が築いた城。石灰岩の切石を積み上げたがっしりとした城壁が現在も残り、頂上からは残波岬や東シナ海を一望出来る。

入場料・無料

沖縄中南部の城が琉球石灰岩の丘の上に築かれているのに対して、座喜味城跡は、国頭(くにがみ)マーヂと称される赤土の粘土質の台地上に築かれている点が、他と異なる特徴のひとつ。

城は標高125メートル程の高さに位置しており、石垣は、最も高い所は13メートル、低い所で3メートル。

上部は歩行可で、北は恩納岳(おんなだけ)から本部半島(もとぶはんとう)まで、西は東シナ海に臨んで慶良間(けらま)諸島まで、南は中部地域一帯を眺め渡すことのできる素晴らしい立地。

外郭と内郭にそれぞれひとつずつ設けられているアーチ門は、琉球で最初につくられたものと推定されている。
城壁は強度を高める為、ゆるやかなカーブを描いている。

沖縄戦の際には、旧日本軍の高射砲陣地となり、戦後には米軍のレーダー基地が置かれていたが、現在では戦争の面影は見られず、静けさを取り戻している。

もうちょっと天気が良ければ、城壁からの眺めも良かったのに。。。でも、団体ツアー客が結構来ている割りにはそれほどうるさくもなく、ゆっくりと見学出来た。