与論島(’24.10.19〜22) 

2日目(10月20日:Sun) 〜その1〜 満潮(8:26、19:48)、干潮(1:50、14:03)

am6:00 トイレに行きたくて目が覚めて、このまま二度寝すると昼まで寝てしまいそうなので(笑)、せっかく海の近くの宿だから朝日を見に行ってみよう〜(*^_^*)

旅先で早起きしたのなんていつ以来だろう?宿の庭から見えた東側の空はちょうど白くなり始めたところ(写真左)。道がよく分からないけど明るい方向を目指して歩いたら10分ほどで「赤崎海岸」に到着。日の出時間のam6:28過ぎまでビーチでぼーっと海を見てました。ひとりでビーチクリーンをしている若者を見かけたけどその他は誰も来なかった。  YouTube動画 与論島:赤崎海岸の夜明け→CLICK

am7:00 帰路は完全に迷子になり、GoogleMAP君(笑)のお世話になりながら無事にホテルに帰着。

昨日買い出ししておいたパンと与論島産のバナナと持参したドリップコーヒーで朝食。

バナナは沖縄の「島バナナ」と同じような感じで、小ぶりでぷっくりしたフォルムがカワイイ♪

与論島周囲23.7km、車で走ると約60分で一周できる小さな島。一方 、徒歩では3時間かかる!!
島内北回り(時計回り)、南回り(反時計回り)のバスがあるが(大人1回200円
2日間乗り降り自由チケット500円) 、1日8本(南回り4本、北回り4本)の運行。意外ときちんと定時運行してるらしい けど(笑)、地図を見てもバス停の位置がアバウトで分かりにく かったり、バス停の名称が変わっていたり(汗)するらしい。運転手さんに「〇〇で降ろしてください」といえば希望する場所で乗り降り可能 なところはちょっと沖縄文化っぽい(笑)。しかし、バスのルートからビーチまではどこも結構歩くらしいので、ビーチ巡りをするならレンタカーがBetter。

そして、我が家の一番の目的のビーチ♪ 与論島には趣の異なる60もの美しい砂浜があるが、 まずはその中でもちゃんとした名前が付いていてガイドブックにも載っているビーチを一気に巡って、シュノーケリングに良さそうなビーチを探してみよう(^_^)v

am8:30 ホテルを出発。部屋の目の前に車を停められるのでシュノーケルグッズの積込み作業がホントに便利で楽チン♪ホテルのある島の南東部から反時計回りのドライブに出発。

シーマンズビーチ

大金久海岸の南端にあるビーチで、マリンスポーツや百合ヶ浜への観光船を出してくれるショップもある。

大金久海岸

与論島の東側に約2km続く広大な真っ白なビーチで、沖合に「百合ヶ浜」が出現することで有名♪

ただ、百合ヶ浜はいつでも在る訳ではなく、主に夏の干潮時間帯にのみ出現する幻の砂浜。与論島に来るほとんどの客はそれを目指して来てるので、ビーチを歩いているだけで観光船を運行するマリンサービス会社の勧誘がスゴかった(汗)。

海の色はとーっても綺麗だけど明らかに遠浅なので、シュノーケリングしても何も無さそう。

←こんな感じに「百合ヶ浜」という看板が建っているが、このビーチは「大金久海岸」です!(笑)

百合ヶ浜が現れるのはここから沖合約1.5kmの辺りで、1月〜10月の中潮〜大潮の干潮時間帯のみ。また、風や波の影響で出現しないこともあるので結局は運次第^_^;。 詳しい出現予測は「ヨロン島観光協会」のWebサイトで確認できる。

ちなみに、滞在期間中の予測は「△:出現の可能性は微妙」。昔、海外南国リゾートで同じようなサンドバンクに行ったことがあるので、ココで行くつもりはありません〜。

船倉海岸

大金久海岸の北側にあるビーチ。ここも見るからに遠浅。。

左)与論島のパワースポットのひとつ「鳩の湖」

立派な石碑が建っているのが謎(笑)。石碑の手前の小さい窪みの水溜りがその場所で、この場所は雨が降らなくても水が枯れたことが無いらしいのが神秘的。
でも、私的にはこの断崖絶壁から眺める周囲の海のほうが印象に残っている。

YouTube動画 与論島:「鳩の湖」から見る風景→CLICK

am10:00 皆田海岸に到着。

皆田海岸

沖に「皆田離」という小島があるのが特徴で、干潮時間帯はかなり干上がる。
与論島ではマイナーなビーチだけどここからも百合ヶ浜へのマリンツアーが出ている。

黒花海岸

墓地の脇道が入口で、樹木が鬱蒼と茂る小路を数分進むと突然目の前が開けてビーチが現れる。
ほとんど人が来ないので(この時も見学のみの私と若いカップルだけだった)、まさに穴場で独り占め出来る絶景ビーチ。ただし、遠浅なのでシュノーケリングでは何も見つからない様子。。

am9:30 たぶん与論島で一番有名なビーチに到着。

寺崎海岸とトゥマイビーチ

与論島の北側にある隣り合わせの2つのビーチは「夫婦龍」の岩が見られるパワースポットであり、また2007年に公開された小林聡美主演の映画「めがね」のメインロケ地でもある。

駐車場の少し先で道が分岐しており、右に進むと寺崎海岸、左に進むとトゥマイビーチに出られる。

左)寺崎海岸の東端に見える大きな岩が雌の龍

右)寺崎海岸とトゥマイビーチの間にある岩が雄の龍

左)寺崎海岸

右)トゥマイビーチ

映画の中で何度も出てくる「メルシー体操」のシーンはトゥマイビーチでの撮影。事前に映画で見た風景と同じく、のどかで優しい空気が流れる空間だった(海はかなり荒れていたけど・笑)。

そこそこ泳げば珊瑚も熱帯魚もポツリポツリと遭遇するらしいが、かなり広範囲を泳ぎ回らないと見つからないらしい^_^;。

am9:50 島の北西の品覇海岸をチラ見したらめちゃくちゃ荒れていたのでとりあえずスルーして、茶花地区近くのウドノスビーチに到着。

入口がやや分かりにくかったけど、茶花地区から徒歩で行ける与論島随一の絶景ビーチ。ビーチも広くて砂の白さと細かさは与論島の中でも一番かも♪かなり遠浅なのでビーチでのんびり過ごすには良さそうだけど、シュノーケリングで何かを見付けるには遠くまで泳がないと難しい感じ。

am10:20 与論空港の西側、滑走路と平行に走るコーラルウェイに到着。

別名「ホワイトロード」とも呼ばれているのが納得 の珊瑚で出来たまさに「白い道」。

周りはぐるっと緑で囲まれているので大自然の中にいる感覚を味わえるし、空が広くて解放感も抜群。
ココも映画「めがね」のロケ地のひとつで、冒頭で島にやってきた主人公(小林聡美)がスーツケースをゴロゴロ転がしながら歩いていると、毎年春だけ島にやってくる不思議な女性(もたいまさこ)に遭遇して彼女の自転車に乗せてもらうシーンの場所。

すぐ隣の滑走路との間にフェンスが無かったので(危険じゃないの?汗)、飛行機が来たらかなり迫力を感じられそう♪

コーラルウェイから少し南下し、レストラン「蒼い珊瑚礁」に車を停めて遊歩道を散策。

パラダイスビーチ

与論空港から徒歩でも行ける絶景ビーチ。近くに飲食店や観光スポットもあるので、空港での待ち時間に訪れることも可能。

綺麗なビーチだけど、流れが速そうなので泳ぐのは危険かも・・・(^_^;)。

愛の鐘

カップルに人気のスポットで、「この鐘を2回に鳴らし、願い事をしてから一礼すると願いが叶う」と言われているそう。

また、この場所は「ゆうひの丘」という名称も付いているくらい夕陽が綺麗に見えるスポットでもある。

ヨロン駅

与論島には鉄道が無いのに、なぜ「駅」!?(笑)
この駅の正式名称は「天の川銀河鉄道ヨロン駅」で、その名のとおり星空観察に最適な場所。

なぜココに「駅」が作られたかというと、鹿児島市と那覇市を結ぶ国道58号線の70%が海で 、フェリーが運行しているので「繋がっている」とみなされていて(←若干無理矢理?笑)、ここ与論島は鹿児島と沖縄の県境に位置することから1979年にこの「駅」が造られたそう。

ヨロン駅から眼下に蒼い海とビーチが見えて、降りることが出来そうだったので降りてみた。

フバマビーチ

ビーチ自体はこじんまり小さいけど海の中は珊瑚がありそう!!ふと砂浜を見たらシュノーケリングしていたと思われる現地の人(?)が休憩中。きっとココの海の中には何かがあるに違いない!(`・ω・´)b

am10:40 宿を出発してから約2時間で島全周の3/4くらい終了。ここから島の外周道路を南方面に向かいます。

島の南西部に位置するハキビナ海岸に行こうと思い「くじらカフェ」というお店がある辺りまで行ってみたけど、お店は閉店してるし、オシャレな白壁の別荘風の建物が 何棟かあったけど人の気配は全く無く、、、。

仕方なく、更に少し東側に数分走った辺りにあった墓地入口に「20:ハキビナ海岸前」と書かれた小さい看板を発見!

「20」という番号は島の観光協会作成のリーフレットの地図に振られている番号。
島内の観光スポットや主な交差点には地図上に「1」〜「46」まで番号が振られていて、こんな感じの小さい看板が建てられているが、位置がかなりアバウトなのでちょっと分かりにくい(^_^;)。

この墓地の海側に巨大な防波堤があって、その先に海がありそう!駐車場が無いので道路脇に車を停めて墓地内を歩いていくと・・・

ハキビナ海岸

道路からは全く見えないが、墓地を通り抜けた先の防波堤の階段を降りると海岸に出たー♪

ビーチはそこそこの広さがあり、海には珊瑚がありそうな雰囲気!
地図を見れば分かるけど、島の北から東にかけての海岸沿いはリーフエッジ(珊瑚礁の端)までが遠いので海は遠浅だけど、南岸にはビーチは少ないけど沖合にはダイビングポイント がたくさんあって、リーフエッジまでも比較的近いのが特徴。

長年の直感で(笑)ココは何か見つけられそうな予感がする!(`・ω・´)b

ハキビナ海岸を過ぎると海岸線を離れて山をグングン登り、途中の絶景ポイントに立ち寄り。

翔龍橋展望所

南岸の断崖絶壁を超えるために造られた陸上の橋で、展望スペースからは与論島南側の絶壁と蒼い海を臨むことができる。

展望所の先はすぐに下り坂になり、平地になった辺りにビーチがある。

前浜

ここのビーチも大きな防波堤の先にあるので道路からは全く見えないが、防波堤の隙間からビーチに出られる。

風力発電のプロペラが回ってるので分かりやすい。

am11:20 これで、朝、宿を出発してから島の外周1周が終了(^_^)v。やっぱり小さい島だね〜♪

それぞれ特徴のあるビーチばかりだったけど、これだけ一度に巡ると記憶が混乱するww笑