イングランド“プレミア”な旅 ('11.9.10〜16)

2日目(9月11日) 〜その1〜

AM7:30起床。レセプション脇にある朝食スペースで朝食。

野菜類が無いのが残念だけど(^_^;)、イギリスの朝食で卵料理やハム&ソーセージのようなhot mealも用意されているのは十分♪

数年前に外人さん達がやってるのを見て覚えた旅先でのお得な技(^_-)b ・・・朝食時にランチ用のパンを頂戴(右の写真・笑)。海外のレストランって昼休みを長時間取る店が多くて、自由気ままな我が家はランチを食べ損なう事が多いので、これが一番Bestなのだ(^_^;)

AM9:00、ホテルを出発。今日は丸1日使える日なのでちょっと遠出する予定。

リバプールは18〜19世紀の大英帝国の絶頂期を支えた港町。新大陸からの産物を輸入し、産業革命で大量生産された製品を世界中に輸出する貿易の拠点として、急激な発展をし大都市となった。当時の施設が残る港湾地区と豪華な建物が並ぶ古い市街地が2004年に世界遺産に登録された。
街自体が世界遺産なので見所は盛りだくさん♪まず向かうのがイギリス最大の大聖堂「リバプール大聖堂」

ホテル近くのバス停から「C3」のバスに乗るつもりでいたが、事前リサーチが甘くて時刻表には「9:00」「9:30」との記載が・・・(^_^;) 時間潰しに近くのインフォメーションセンターに行ってみたら「Open 10:00」の文字が(爆)。地図を見てみると、まぁ、歩けない距離でもないか?ということで徒歩で向かう事にした。

途中で異文化な光景に遭遇(@_@)。なんとリバプールに「チャイナタウン」。小さな通りで早朝なのでひっそりとしていたが、きっと夜は賑やかになりそう〜♪

AM9:45、「Liverpool Cathedral(リバプール大聖堂)」に到着。

Liverpool Cathedral(リバプール大聖堂)

全英で最大のアングリカン大聖堂であり、20世紀の建造物としても最高のもの。市にそびえる巨大な塔はこの混乱した近代の世においての神に対する信仰を象徴とするもの。この大聖堂には国内で最も背の高いゴシック様式のアーチ、国内最大のオルガン、国内で最も重いベルと、全英で最大を誇るものがいくつもそろっている。その壮大さは迎え入れてくれる暖かさと、安らぎを兼ね備える見事な造りとなっている。礼拝、コンサート、展示会、リサイタル、展覧会など、大聖堂の用途は想像できる限り多岐に渡る。

◆Liverpool Cathedral 公式サイト◆ → CLICK(日本語もあり)

ヨーロッパでは最大!世界でも2番目に大きい大聖堂。その姿はマージー川の対岸からも眺めることが出来るくらいで、今回は登らなかったけど(←登る場所が不明だった(^_^;))高さ101メートルの塔からはリバプールの街並やウェールズの山々も見渡すことができ、意外な事に内部にはカフェがあって軽食が出来るのには驚き。

入場料は基本的には無料だが入り口に寄付BOXがあり、「£3程度の寄付が望ましい」とガイドブックにも記載されているので出来れば寄付したほうがいいかも。それくらい支払う価値は充分あるし。

AM10:03、リバプール大聖堂前のバス停から「C3」のバスに乗車。

乗車時にドライバーに支払いをしようとしたが「No charge.」と言われ、“とりあえずサッサと座れ”というジェスチャーをされた。言われるがままに席に座り、「London Road」 のバス停で下車時に再度「いくら?」と聞いてみたが「(要らないよ〜)」というジェスチャーをされただけだった。 ・・・理由不明。いかにも観光客だったからオマケ♪な〜んて訳ないか??

「London Road」でバスを乗り換えてリバプールFCのスタジアムを目指す!19番のバスが来たので「Liverpool FC Stadium?」と確認して乗車しようとしたら、「このバスではなくて17番に乗れ」と言われて下車(^_^;)。走り去るそのバスの後方に座っていたお兄ちゃんからも「17!」と指で示され念押しされた(笑)。・・・ガイドブックには19番でも行けると書かれていたんだけどねぇ〜。。。

AM10:36、17番のバスに乗車。行き先を伝えたら「£1.8」と言われた。今回はさすがに有料(笑)。たぶん、一応世界遺産の街なので市内循環バスくらいは無料なのかも?

走る事15分程で 「Walton Breck Road」 のバス停に到着。

周囲は静かなごく普通の田舎町といった雰囲気。ココが試合当日には多くのサポーターが駆けつけて大賑わいになるんだろうねぇ〜♪

バス停からすぐの所にドーンっとそびえるスタジアム!!

「THE KOP」の文字を見た瞬間、「あぁ〜、本当にココまで来たのね〜!!」と感動が・・・☆ 

正面入り口外観 「リバプールのサポーター」という意味♪
Anfield Stadium(アンフィールド・スタジアム)

1884年、エヴァートンFCのホーム・スタジアムとして建設。1892年、クラブ経営陣の内紛によりエヴァートンがグディソン・パークにホーム・スタジアムを移した後、このスタジアムをホーム・スタジアムとすべく新たに設立されたのがリヴァプールFC。その後、現在に至るまで何度も大規模な改装を重ねている。現在のところUEFAの4つ星認定スタジアム。

早速、スタジアムツアーの申し込み。日本からもネットで予約可能だが、我が家の旅は時間が適当だし、よくプチトラブルも起こるし(笑)、まぁ〜、予約がいっぱいでも日本からわざわざ来た観光客1組くらいは入れてくれるだろう〜♪と楽観的に考え予約せずに来場。無事に11:00〜のツアーに参加出来る事に(£15、カード利用可)。

AM11:00、スタジアムツアーがスタート。参加者は30名ほど。・・・当然、全て英語でその他の言語は一切なし。(^_^;)

VIP専用入り口からスタート! インタビュールーム 大好きなGerrardのユニホーム♪
左:リバプールのロッカールーム

右:アウェイチーム用ロッカールーム

古いスタジアムなのでどちらも冷暖房設備無し!だそうな・・・。

「夏は暑くて、冬は寒いよ〜(笑)」 とガイドさんが言ってた。(^_^;)

これこれ!!私はココが見たかったの〜〜♪

選手がピッチに入場する際に通過するプレイヤーズ・トンネルの入口には 「THIS IS ANFIELD」 と書かれた飾り板が嵌め込まれている。これはビル・シャンクリーの発案によるもので、

「我々の選手たちに、自分たちが誰の為に戦っているのかを思い出させるためのものであり、同時に相手方チームに対しては、彼らが誰を相手に戦うことになるのか知らしめるためのものでもある」

という意味を持つ大切なプレート。

スペイン旅行で見たレアルマドリットのスタジアムやFCバルセロナのスタジアムと比べるとかなりこじんまりした感じ(^_^;)。

でも、これくらいのサイズのほうが選手とサポーターの一体感をかなり感じられる気がする。

そして、両チームのベンチの位置が非常に近接していたのには驚いた!(^_^;)

ガイドツアー終了後はミュージアム見学。

ミュージアムには50人くらい収容の小部屋が併設されており、リバプールFCの選手や監督の声マネのお兄さんが登場して20分程のショータイム♪ ・・・残念ながら私はTVで試合の模様は見ているけど、選手や監督のインタビューは見ていない(^_^;) きっと似ていたんだろうけど・・・ ヒアリングにも難があって良く分からないまま終了(爆)。

ガイドツアーは約1時間くらい。もうちょっとヒアリングが出来ればガイドさんに質問したり出来るんだろうけど・・・ 私の英語能力もまだまだだ〜〜!(^_^;)

PM12:20発の17番バスで市内へ戻る事にした。