イングランド“プレミア”な旅 ('11.9.10〜16)

2日目(9月11日) 〜その2〜

バスに揺られる事20分程で「Queen Square Bus Station」に到着。

バスを降りてすぐの所に『£1 shop』を発見!イギリス版100円均一ショップ(^_-)。ミネラルウォーターとジュース等を買い出して、やや寒いけれど公園のベンチで朝食時に頂戴してきたサンドイッチでランチ♪(笑)

近くにあった観光案内所で市内地図を貰おうと入ってみたけど、郊外へのツアーパンフくらいしか置いてなかった。仕方なく手持ちの地図を見ながら徒歩でMathew Streetに向かう。その有名な通りは、大通りから入ったちょっとくねくねとした静かな裏通りだった。

Mathew Streetは、ビートルズが1961年3月にデビューライブを行った「The Cavern Club」のある通り。

この通り沿いにはビートルズゆかりのパブやショップがたくさん集まっており、ビートルズファンにとっては 『聖地』 のような場所で、世界各国の観光客が次から次へと訪れていた。

ビートルズが通算274回も演奏したという「The Cavern Club」のあった場所に1994年にオープンしたパブ兼ライブハウス「The Cavern Pub」

店内には、ビートルズのメンバーが実際に使用していた楽器等が飾られているらしい。

← ジョン・レノンの銅像

銅像が寄りかかっている壁が「Wall of Fame」。The Cavern Clubに出演した著名なミュージシャンの名前が壁面を覆うレンガに刻まれている。ビートルズはもちろん、ローリング・ストーンズetc.も。

上の「The Cavern Pub」の通りをはさんだ向かい側に、現在の「The Cavern Club」がある。

ビートルズのデビューライブが行われたライブハウスを当時の内装そのままに再現。現在も日替わりで地元バンドのライブ演奏が楽しめる。

「The wall of a hits」。ヒットチャートのNo.1を記録したリヴァプール出身のミュージシャンの偉業を称え、56枚のヒット曲のゴールドディスクを配置した人気のディスプレイ。

この近辺には他にも、ビートルズが通ったグレイプス・パブやホワイトスター・パブ、ビートルズやリヴァプール出身のミュージシャンにまつわる像や記念碑があり見応え充分。ただ、夜になるとほろ酔い気分の人々が歩いていそうなちょっと危ない通りのような気もした。。。

PM14:00、Mathew Streetから徒歩でホテル方面へ向かい、「Liverpool ONE」というまだ新しいショッピングモールへ。

ショッピングモールって何処の国でも同じ感じ(笑)

モール内をザ〜っと見学したあと、「Tesco Superstore」でミネラルウォーター(£0.59/g)を買い出して一旦ホテルに戻り、まだまだビートルズ関連が続きます♪

ホテルの隣の建物にある「The Beatles Story」へ(£12.95/大人)。

オーディオガイドは8ヵ国語が用意されており、レンタル料は入場料に含まれているため全員が借りられる。・・・が、しかし。全部をきちんと最後まで聞いていると軽〜く2hrくらいは掛かりそうなので、途中、少し飛ばし飛ばししながら見学(^_^;)

「The Beatles Story」 入場口→

The Beatles Story(ビートルズストーリー)

ファンならずとも必見のスポット。館内をめぐるツアーでは石だたみの道を闊歩したハンブルグ時代や、「The Cavern Club」時代など、ビートルズの成長の記録を見学出来る。ビートルマニアの熱狂とリバプールが生んだ世界に羽ばたく4人の悲しい決別など、年代ごとに展示されている。展示の最後はごく最近オープンしたばかりの"The Solo Years"(ソロの時代)。ポール・マッカートニーのソロ時代の経歴の展示と彼のLIPA リバプール芸術大学(The Liverpool Institute of Performing Arts)への貢献など、セクション全体が彼のために捧げられている。

ハンブルグ時代 「The Cavern Club」時代 レコーディング風景

音声ガイドを聞きながらコースをたどることで、ビートルズの歴史や彼らが起こした奇跡の大きさを感じることができるので、私はリアルタイムでビートルズを知らないのだけど「本当にすごいバンドだったんだなぁ〜〜」と実感☆ リアルタイムの世代の人なら隅から隅まで半日くらい掛けて見学したいくらいじゃないか?と思えるほど見応えのある博物館だった。

続いて、マージー川沿いにある海と港に関する展示が興味深い「Merseyside Maritime Museum」

Merseyside Maritime Museum(マージーサイド海事博物館)

リバプール航海にまつわる歴史とその産物、また商船などに関する博物館。マージー川の土手にあるアルバート・ドックの保税倉庫を改装して建てられたもので1980年にオープン。この世界に誇る港の歴史と、その歴史を築いた人々にまつわる物語を皆に語りついでいる。博物館のコレクションは、欧米間での奴隷貿易の様子や移民とリバプールの関わりをはじめ、リバプールが世界への港としてどのように重大な貢献をしてきたかを映し出してくれる。マリタイム・アーカイブとライブラリーには商船についての記録などの展示があり、全英でも他に類を見ないほど立派なものとなっている。

・・・館内はものすご〜く広いっ!あの広さで入館無料ってのは素晴らしい!!

でも、このあともう1ヶ所行きたい場所があったのであまり時間を掛ける事が出来ず(^_^;)、1階のみをササ〜っと見学。

← タイタニック号の海難事故に関するコーナーも見応えある。

PM16:40、もう1ヶ所行きたかった場所というのが、最近、マージー・フェリー・ターミナル内に新設されたBeatles Story Pier Head」

先述の「The Beatles Story」の入館券がこちらの博物館との共通券になっているので、あまり時間が無いけどせっかくだから見学しないと。(^-^)b

基本は世界有数のビートルズ思い出の品々を取り揃えた小さな展示室。併設された『Fab4D』も見逃せない!ギリギリ上映最終回に間に合ったので走り込む。

4DのCGアニメーションを駆使した画期的な特殊映像。座っている椅子は動くし、水しぶきは飛んでくるし、甘〜い香りがしてくるし、と5感を揺さぶる10分程の映画。内容は多少ビートルズも関係しているけど・・・ 基本的にはアニメ映画だった(笑)。

これにて、リバプールで行きたい場所には全て行けたかな〜?

Pier Head(ピアヘッド)を散歩しながらホテル方面へ戻る。

ピアヘッドから見えるリバプール大聖堂 船の修理をするドック

PM17:00過ぎにホテルに到着。

今日1日のメモを整理したり、明日のロンドン移動のリサーチをしたりしているうちに・・・ zzz(=_=)zzz

結局PM20:00頃まで寝てしまい(笑)、この時間からレストラン探しに出かけるのも億劫になり(^_^;)、結局、リバプールでの夕食は2晩とも持参和食に・・・。帰りのお土産用スペースを空ける事を考えると持参した物は消費したほうがいいよ〜♪と前向きに捉える(笑)。