イングランド“プレミア”な旅 ('11.9.10〜16)

日目(9月12日) 〜その1〜

AM8:00起床。本日も朝食ついでにランチ用のサンドイッチを作成(笑)。 

今日はロンドンまでの移動中の車内でランチ時間を迎えるので、ヨーグルトや果物も少し頂きま〜す♪(^_-)b

AM10:00にチェックアウトしてホテルの外へ出た所で、なんとAM10:05発の『C1』バスが目の前を通過・・・ ガーンっ!(-_-;) そして、前日同様に次のバスまでは30分ほどある。。。駅までは結構な距離があるし、大きな荷物もあるし、徒歩移動は厳しいのでおとなしくバス停で待つ事に・・・。

バスの時間待ちの間に近所を少しウロウロ。

古い赤茶色の煉瓦で出来た倉庫の奥には近代的な建物群。

リバプールは基本的にどこも静かで趣のある街。世界遺産登録されたのも分かる気がした。

AM10:35、バス到着。

念のためドライバーさんに向かって「Lime Street Sta.に行きたい!」と自己主張してから乗車(笑)。そして、ドライバーさんも頷いたはずだったんだけど・・・?

バスは走る事10分程。そろそろ駅のはず?とキョロキョロしている我が家に向かって隣に座っていたおじいさんが親切に「Next stop!」と教えてくれたんだけど、ドライバーはあとから乗ってきた女性客と何やら談笑しながらおしゃべり運転中。

・・・そして案の定、バスは「Lime Street Sta.」をあっさり通過(爆)。

「え゛〜〜〜っ!?(*_*)」 慌ててドライバーの元に駆け寄り「Lime Street Sta.??」と聞いたら、「Oh!Sorry!!」 だって・・・(-_-;) さすがに次のバス停「London Road」では停まってくれて「あっちに行くと駅だから!」と教えてくれたけど、本当なら重い荷物を持ってこんなに歩く予定ではなかったのにぃ〜〜〜!!と怒りながら、ガラガラとスーツケースを引っ張って駅まで歩く・・・。

AM11:05、「Lime Street Station」に無事到着。

駅外観:オシャレ〜♪ 駅構内:こじんまりした感じ 出発案内の電光掲示板

電光掲示板には上から 出発時間、Platform No.、最終到着駅 が大きく記載され、その下に全ての停車駅が小さく書かれているので、海外旅行客にもとても分かりやすく安心感がある。

今回我が家が乗車するのは、いわゆる『イギリス版新幹線』。他の列車とは違って、新幹線のホームの入り口にはチェーンがあり直前まで乗車出来ない様子。

AM11:35、発車時間の約10分前のアナウンスと共にぞろぞろと乗客が乗車開始。

ゲートにはスペインのように手荷物チェックのためのX線機械は無かった。

そして、私がせっかくプリントアウトして持参してきたE-Ticketは、特に誰かにチェックされる事もなくゲートを通過して乗車。。。こんな適当でいいのか?(笑)

でも、日本の自宅のPCから予約したこんな紙切れ1枚でイギリスの新幹線に乗れてしまうなんて、ホント便利な時代になったワ〜☆

車内のスーツケース置き場はとにかく狭くて早い者勝ち&椅子は足下が狭くてリクライニング無しだった(-_-;) 今回は安いStandard(2等)の席を選んだからかも(^_^;) (←倍以上の金額を出せば食事付きの1等席も選べる)

チケット予約時に「Coach Type : Quiet」というのを選んだのだが、確かに車両の入り口には「Quiet Zone」と書かれていた。

実際、同じ車両内では子連れや団体客らしい姿は見かけなかったが、イギリスの新幹線は日本の新幹線とは違って 「自由席専用車両」 みたいな物はなく、全ての車両の全ての座席の予約が可能で(予約出来る座席数には限りがある)、もちろん予約無しでも乗って良い。 ・・・つまり、同じ車両内に 「予約してある席」 と 「自由に座って良い席」 が混在しているので、本当に乗車中ず〜っとうるさい人が乗って来ないのか?には疑問が残る・・・(^_^;)

その座席が予約席かどうかは、座席上部のモニターで確認できる。

左:RESERVED 予約席

右:AVAILABLE この座席は自由に座ってOK(^_^)v

AM11:48。列車は発車の合図もなく(笑)、定刻通りにスーっと発車した。

12:05 Runcorn → 12:37 Stafford と数ヶ所停車しつつ順調に走行。

13:00ちょっと前に検札があった。・・・さすがに新幹線なのでチケットのチェックはあるらしい(^_^;)。私がプリントアウトしてきたE-Ticketは特に問題なし☆

持参したサンドイッチで腹ごしらえをしたあとは・・・ zzz(=_=)zzz

← 窓の外はロンドンに着く直前までず〜っとこんな風景が続く

AM14:05、定刻通りに「London Euston Sta.」に到着〜♪

ロンドンの観光スポット巡りには、市街に網の目状に敷かれた地下鉄が最も手頃で便利。もちろん、ロンドン名物のダブルデッカーの赤いバスも利用価値は大きい。ロンドンの地下鉄は9つのゾーンに分けられ、ゾーン毎に運賃が設定されているが、単独で片道切符をその都度買うと非常に高いので(-_-;)、2回以上利用するなら『Travel card』『Oyster Card』を購入したほうがお得♪

Travel cardには、地下鉄とバスが1日乗り放題の『Day travel card』と7日間有効な『Seven day travel card』があり、ゾーン指定で購入する。我が家のロンドン滞在の日数や行きたい場所を考慮すると、どうもこっちは不便そう。。。

・・・って事で、日本の『Suica』のように乗車駅と降車駅で改札にあるタッチパネルにカードをかざすと運賃が自動精算される『Oyster Card』を購入する事に決定。 このカード、ロンドンの地下鉄の他、市内バス、一部のナショナルレールもカバーされている。そして、日本の物と大きく違うのが、コレを使用するほうが通常の切符を買うよりもかなりお得な料金で乗車出来る事(^_-) 片道料金でも割引になるし、1日に何度か乗り降りしてもある金額以上は差し引かれる事はない。・・・その詳しい内容はガイドブックやいろんなサイトにも書かれているので割愛するが(笑)、とにかく日本の『Suica』のように普通に切符を買った料金と同じって事はないのが特徴。

『Oyster Card』は駅構内にある「Information & Ticket Center」で購入出来る。

カードは£5から£5単位で購入でき、この他にデポジット代としてカード1枚につき£5が必要。足りなくなって来たら駅の切符販売機等でも簡単にチャージできるらしいし、余ってしまったらデポジット代金も含めて窓口で精算出来るらしいので、とりあえず『£20+デポジット代金』のカードを購入(クレジットカード利用可)。

黒いケース付きのカード →

これで、地下鉄やバスの乗車時にいちいちゾーンを調べて切符を買わずに済む〜♪

・・・ちなみにこのカードの有効期限は最後の使用日から2年間。再度使う予定があれば日本に持ち帰っても問題ない(^_^)v