イングランド“プレミア”な旅 ('11.9.10〜16)

日目(9月12日) 〜その2〜

無事にOyster Cardも買えたし、まずはホテルを目指す。

ロンドンの地下鉄も東京並に路線数は非常に多いけれど、とても分かりやすく表記されているので悩んだり人に聞いたりする事もなく乗車出来た。車両は日本の地下鉄よりも車幅が狭く天井が低いので、背の高いイギリス人が乗り降りするにはかなり窮屈なのではないかと思えた(^_^;)。

← 「Euston」から「Victoria Line」に乗り「Pimlico」で下車。地上に出てみると郊外の住宅地といった雰囲気の静かな街だった。

こんな落ち着いた雰囲気なのに、1km圏内にウェストミンスター大聖堂、3km圏内にバッキンガム宮殿とビッグ・ベンがあるというから驚き!(@_@)

駅から徒歩数分で宿泊先ホテルに到着 →

ここでロンドンのホテル事情をちょっと・・・(^_-)

多くの旅行者が訪れるロンドンはホテルの種類も数も非常に豊富。格調高いラグジュアリーホテル、個性が光るデザインホテル、英国ならではの家庭的な雰囲気が味わえるB&B(ベッド&ブレックファスト)まで、特徴や魅力も色々。予算や気分、用途に合わせて自分のスタイルに合うホテルを選べる。

我が家は「予算」と「用途」(←ほとんど夜寝るだけのため・笑)を考慮して「B&B」で検索。ロケーションは行きたい観光スポットとサッカースタジアムへのアクセスの良い場所(笑)を加味して決定した。

ロンドンのB&Bは、一般家庭の一部を貸しているような所は少なく、家庭用のフラットやタウンハウスを改装した家庭的でフレンドリーな宿が多いらしいが、今回のホテルも玄関も普通の民家のような感じで、「Hello〜♪」と入った玄関脇の部屋に小さなカウンターがあった。

チェックインはアジア人風のお姉さんが対応してくれた。名前を伝えて鍵を受け取り、館内説明を一通り。「部屋は最上階(5階)のNo.15だけど、エレベーターはないので階段で昇って(笑)」とか「鍵の使用方法」「部屋の中では飲食禁止」「朝食時間」等々、ココまでは私のヒアリングも完璧で(^_^)v 何の問題もなく終わるかと思われたが、追加で今までに経験の無かった事柄の説明が始まった。コレがまた私の知らない単語のオンパレードで四苦八苦(^_^;)

電子辞書で調べれば?と思うが・・・

実は、今まで使っていた電子辞書が前回の旅行で壊れてしまったので、数ヶ月前に新しい電子辞書を購入した。そして、出発前日に電源ボタンを押してみたが・・・電源が入らず(爆)。もちろん買ってきた時には普通に動いたんだけど、しばらく放置している間に起動しなくなってしまったらしい。もっと前にチェックすれば良かった・・・(-_-;)。 初期不良品になるから無料で修理してもらえるとは思うが、結局今回の旅行には間に合うハズもなく・・・(涙)。 でも、「今回は完全な英語圏だからなんとかなるサ〜♪」と辞書無しで出発したのだった。

で、その苦労した内容だが・・・

私がヒアリング出来た単語を並べると・・・ 「支払いは今日」「7/30に1泊分のチャージ」「8/10に戻す」「3泊分の支払い」「銀行で確認して」etc.・・・完全に意味不明(爆)。だって、今日は9/12だよ?なんで7/30が関係あるの?? そんな「?」顔の私を気にせず、お姉さんは最後に「Do you understand?」と聞いて来た。振り返ってshinjiに意見を乞うてみたが「???」といった感じ。

ここで「Noと言えない日本人」(笑)なら、このままただただ「Yes」と返事をするだけなんだろうけど、私は納得行かない事には絶対に「Yes」とは言いませんっ!再度説明を求める事計3回!(笑) きっと「なんてしつこい日本人だろう・・・(-_-;)」と思われたに違いない(^_^;) 最後には「No problem! Everybody OK!」と押し返された。そこまで言われちゃ仕方ない。100%納得出来てはいないものの「みんながこの方式で問題なくやっている」と言い張られたので、これ以上の説明は諦めて部屋に行く事にした。

PM15:45、5階分の階段をスーツケースを自分で持って昇り(汗)、ゼエゼエしながら部屋に辿りついてホッと一息。

そして、ふと思い出した。確かこのホテルの予約をしたのが7/30頃だった気がする!?

たぶん、『予約した7/30に予約金として1泊分チャージ → 8/10に返金 → 本日付で3泊分チャージ → その経緯をカード会社の明細で確認して』 という流れではないだろうか?予約したサイトでは「チェックアウト時に支払い」って書かれていたと思うからちょっと混乱してしまった(^_^;)。最終的には帰国後にカード会社の明細を確認しないと判明しないが、「きっとそんな内容だ〜♪」とちょっとスッキリ(笑)。・・・でも、もっと英単語のボキャブラリーを増やさないといけないなぁ〜としみじみ。。。

部屋に着いて窓のカーテンを開けてみたら、なんとロンドンのランドマーク「ビッグ・ベン」の先端が見えるではないか!お〜!ロンドンに来たのね〜♪」って実感。5階まで頑張って階段を昇った甲斐があった(笑)

洗濯をしたあと、私はちょっとお昼寝Time♪ このホテルは1Fでしか無線LANが使えないので、shinjiはMyPC持参で1Fへ(^_^;)。

PM17:00。いつもの旅行なら散歩がてら軽〜く観光スポットにでも向かう時間だが、今夜はサッカー観戦!(^-^)

日本のスタジアムのようにお弁当を持ち込んで食べたりする文化は無いらしいので(^_^;)、スタジアムへ向かう前に腹ごしらえ。イギリスの名物料理と言えば・・・ 庶民の味Fish & Chips」♪

ホテルから駅へ向かう道中に、ガイドブックにも載っているレストランがあるので行ってみる事にした。

Seafresh Fish Restaurant(シーフレッシュ・フィッシュ)

庶民の味「フィッシュ&チップス」を35年以上にわたって作り続けるシーフードレストラン。自慢のフィッシュ&チップスは、お皿からはみ出るほどのビッグサイズで、スコットランドから毎日仕入れるという魚介は新鮮そのもの。場所もVictoria St.からPimlico St.方面に歩いて5分くらいで分かりやすくアクセスも良い。

 
時間的にかなり早い時間だったので、店内で食事する人よりもTakeaway(持ち帰り)客のほうが多い印象。

新鮮な「Prawn Cocktail(£5.45)」(左下)はパン付き。「COLEY&CHIPS(£8.5)」は小さいほうのサイズを注文したけどこの大きさ(中央)!(@_@) 日本では定番のタルタルソースも添えられていたけど、現地では「塩」と「モルトビネガー(穀物酢)」を掛けて食べるのが普通。外はカリカリ&中はジューシー♪でも、基本的に味付けはされていない(^_^;)。こってりしたタルタルソースもいいけど、これだけの量を食べるとなると飽きてくるので(笑)私は塩&酢のほうがあっさりさっぱりしていて食べやすいと思った(*^_^*)

ヴィクトリア駅前にはミュージカル「Wicked」をやってるアポロ・ヴィクトリア・シアターがあるので、観劇の前後に利用するのもいいかも♪

PM18:30 食事も済ませて、いざプレミアリーグ観戦へ(^_-)b

「Victoria」からVictoria Lineに乗り「Oxford Circus」Central Lineに乗り換えてWhite City」に到着。さすがに駅を降りるとサポーターがた〜くさん!レプリカユニフォームを着ている人に着いていけば迷う事なくスタジアムに到着出来る(笑)。

スタジアム近くの道路は車両進入禁止になっており、道路幅いっぱいに両チームのサポーターがウロウロ。そんな中、黒塗りの車がスーっと割って入ってきてドアが開き、ちょっと太めの男性が降りてきた。すると、数人のサポーターがわらわらと近寄って行って写真撮影を始めた。

私:「あの人、誰?有名人??」 shinji「あっ!Redknapp監督じゃない!?」

お〜!そういえばTVで見た事あるかも!!選手ではないのであまりはっきり覚えてなかったが(^_^;)、確かに「Tottenham Hotspur FC」Redknapp監督だ!

同じロンドンのチームの試合だから偵察だね、きっと。でも、SPも付けずに付き人一人程度で、自分のチームのスタジアムじゃない場所を堂々と普通に歩いちゃうんだ?(笑)

PM19:20、特に迷う事もなく無事に「Queens Park Rangers FC(通称・QPR)」のホームスタジアム「Loftus Road Stadium」に到着。

スタジアム周辺には軽食屋(ホットドック程度)とファンショップはあったけどほんの数軒。日本のスタジアムのようにいろんな料理や飲み物の露店は出ていない。やっぱり食事を済ませて来て正解!

自宅プリンターで印刷してきたE-Ticketで問題なく入場。入場ゲートも日本と違って非常に幅が狭くて、人ひとりがギリギリ通れるくらいの幅しかなかった。きっと、大きな危険物を持ち込めないようになっているのかも。

手荷物チェックもかなり厳しくて念入りに中を見られ、そして何故かペットボトルの蓋が没収された・・・(^_^;)

案内板も分かりやすく座席まで特に迷う事なく到着。そしてとりあえず席に座ってみるが・・・

・・・幅が狭っ!!(*_*)

どうりでスタジアムの外や通路に人が多い訳だ(笑)。自分の席にいる人でも座っている人って皆無(-_-;)。だって、誰かが通過する時には立たないと絶対に通れないから落ち着いて座っていられない・・・。日本人の私でさえ狭い&キツイと感じるくらいのスペースなんだから、きっとイギリス人はもっと狭く感じているはず(^_^;)

日本のスタジアムにもあちこち行ってるけど、人が前を通る時に立たないとダメなくらい足元が狭いスタジアムは見た事がない。。。

イングランドプレミアリーグ第4節 QPR vs. Newcastle United FC  0−0

超有名チームって訳ではないし、ましてやQPRは今期プレミアに昇格してきたようなチーム。そんなに有名な選手が居る訳でもないのにスタジアムはほぼ満席!サポーターの応援は試合中ず〜っと熱かった!!選手の入場時に全員が立ち上がり、そのまま終了まで応援。・・・これじゃ〜、確かに座席の足元幅はあまり関係無いかも?(笑) レッズサポーターといい勝負になるような応援ぶりかも?(*^_^*)

残念ながらゴールシーンは見れなかったけど、例え下位チームといえどもさすがにプレミアリーグ♪Jリーグとは段違いのレベルの高さを感じるいい試合だった。

 

PM22:00、試合終了。来た時と逆のルートで順調に乗り継ぎ、PM22:45にホテルに帰着。

そして、またまたプチハプニングが発生(笑)。部屋の天井中央にあった蛍光灯が突然消えた・・・(-_-;)

そういえば昔、ニューカレドニアのイル・デ・パン島では電気製品の使いすぎでブレーカーを落としてしまった事があるし(笑)、イースター島では長時間の停電の経験もある。 でも、今回消えたのはルームライトだけで、ベッドサイドやバスルームの電気はOK(^_-)b まぁ〜、コレはただの電球切れでしょ。 こんな時間だからレセプションに声掛けるのも面倒だし、そんなに不便は無いし、明日の掃除の時にきっと気づいてくれるでしょ〜と期待してそのままで夜を過ごす。

海外旅行先でこんなに遅い時間まで出歩いたのって久しぶりかも。 今日はリバプールからロンドンまで移動、ホテルチェックイン時のゴタゴタ(笑)、そして夜遅くまでのサッカー観戦 と盛りだくさんな1日ですっかりバテバテ。ベッドに入ってすぐに熟睡 zzz(=_=)zzz