イングランド“プレミア”な旅 ('11.9.10〜16)

日目(9月13日) 〜その1〜

AM7:20起床。身支度を整えてから5階の部屋から地下の食堂まで計6階分の階段を降りる。下りはまだいいのだけど・・・ 食後にまた5階まで昇ると思うと気が重い・・・(^_^;)

メニューは、トーストやマフィン、ハム、チーズ、ジュース、Tea or Coffee。・・・やはり野菜はございません(-_-;)

もちろんココはイギリスなので紅茶をチョイス♪ポットに飲みきれない程た〜っぷり入って登場(笑)。

AM8:40、ホテルを出発。

スペイン・バルセロナで「海外のバス」の魅力に取り憑かれたshinji(^_^;)。周囲の様子が全く分からない地下鉄よりも自分で現在地を確認しつつ街の様子も楽しめる!という点が、バスの最大の魅力なのかな?(^_-) ロンドン市内の移動ももちろんバスが優先です(笑)。

バス路線図と睨めっこして、まずはホテル前のバス停から24番バスに乗る事にした。・・・が、しかし(-_-;)。ホテルを出た目の前で24番バスが通過していった。あいかわらずタイミングの悪い我が家(笑)。でも、ロンドンは都会なので、バス停で待つ事10分で次の24番バスがやってきた♪

← ロンドン名物:真っ赤な2階建てバス♪ 台数があまり走っていない貴重なバスなのかと思っていたけど、ほとんど全てがこのタイプだった(笑)。

AM9:20、「Westminister Cathedral(ウェストミンスター大聖堂)」のバス停に到着。 

バスを降りてすぐに目の前に見えてくる大聖堂。賑やかな街のド真ん中にこんな世界遺産が建っているなんて本当にスゴイ!

見学時間は9:30〜なので、ココは一旦通過して近所のもうひとつの世界遺産を見に行く事にした。

大聖堂から歩く事ほんの数分で、昨日ホテルの部屋の窓から見えていた「ビッグ・ベン」に到着〜♪ 雨が多いと言われるロンドンで、この蒼い空に黄金色に映える荘厳な建物を見られるなんて超ラッキー☆

Houses of Parliament/Big Ben (国会議事堂/ビッグ・ベン)

有名なロンドンの景色のひとつであるビッグ・ベンと国会議事堂。実はビッグ・ベンの公式名称はクロック・タワー、つまりは時計台。しかし2009年に建立150周年を迎え、時代を越え今なお正確に時を刻み続けるタワーを国民は「ビッグ・ベン」の愛称で呼ばれている。この時計台は国会議事堂として利用されているウェストミンスター宮殿に付属しているもの。夏の間だけ期間限定で、両建物の館内が一般公開される。時計台に関しては英国在住者のみに内部見物が許されている。

見学ツアーは要予約。・・・当然、予定が適当な我が家は予約して来てないので(笑)内部見学は出来ませんでした。。。

テムズ川に掛かる橋から対岸を見ると、ロンドンの新観光スポット:世界最大の観覧車「BAロンドン・アイ」 こちらも行列がスゴイらしいので、出来れば予約して行ったほうがBetterとの事。

我が家はこちらも予約はしてないので乗ってませんが(^_^;)、地上135mの高さまで上がる透明カプセルのようなゴンドラからの眺めは、こんな快晴の日ならサイコーだったかも♪

AM9:30、再び「ウェストミンスター大聖堂」へ。

ちょうど見学時間が開始されたばかりなのでまだ混雑はしていない。ピーク時には内部で行列になって入場制限される事もあるそうなので、やはりこういう有名スポットは朝一番に来るのがBest(^_-)b 入場料£16を支払い、イヤホンガイドを借りて(日本語あり。無料貸出)見学開始。

Westminister Abbey(ウェストミンスター寺院) 世界遺産

英国国王の戴冠式を執り行う教会として歴史を歩んできた由緒ある建物。1997年のダイアナ妃の葬儀がここで行われたことはあまりにも有名。10世紀に建立されたこの美しい荘厳、壮麗な教会は今もなお一般礼拝堂として毎日使われている。建物内には息を呑む美しさの煌びやかな祭壇、高いアーチ型の天井と大きなステンドグラス、神聖さを思わせる讃美席の他、1000年以上前から英国史上多くの著名な歴史人が埋葬され、故人を偲ぶ記念碑が建てられている。

公式サイト → CLICK(日本語あり)

荘厳な造りの外観

中庭

さすがゴシック建築の世界的傑作!祭壇やチャペルの荘厳な美しさやステンドグラスも必見。 残念ながら内部撮影は禁止なので、唯一、中庭の撮影だけしてみた(^_^)v オーディオガイドの案内に従い(途中ちょっと機械をいじって飛ばしたりもしたけど・笑)順番通りに見学し、計45分くらい掛かったかな。 途中、数ヶ所の見所では見学者の足が止まって混雑になるのを避けるために 「そのまま立ち止まらずにお進み下さい」 というアナウンスが流れてくるのが面白かった(笑)。 かなり大きな寺院なので混雑すると予定以上に時間が掛かりそう・・・。早い時間にマイペースに見学出来て良かった♪

10:15、24番バスに乗り、約25分の乗車で「Tottenham Court Road」に向かう。

途中、トラファルガースクエアを通過(右の写真)。

この公園の北側にはネオクラシック様式の世界屈指の美術館:「National Gallery(ナショナル・ギャラリー)」がある。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品も収蔵しているこの美術館も時間があれば見学したいところだが、今回は優先順位がちょっと低めなので(^_^;)、次回訪問時のお楽しみに・・・。

バス停からは地図と睨めっこしながら歩くこと数分で「大英博物館」に到着。

The British Museum (大英博物館)

イギリスを代表する大英博物館は、1753年にロンドンに創設された。世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品と書籍が収集されている。収集物は書籍や美術品のほかに、考古学的な遺物、標本、コインやオルゴールなどの工芸品、世界各地の民芸品など多岐に渡り、そのコレクションの多くが個人の収集家の寄贈による物。また、年間600万人もの入館者があるが、創設以来、入場料は無料となっている。

公式サイト → CLICK

グレート・コート

著名な建築家ノーマン・フォスターの設計

パルテノン神殿彫刻

近年、ギリシャからの返還要求が出ているらしい

女神バステトの化身

エジプトの女神の化身とされる猫を模した像

ロゼッタストーン

古代エジプト学史上最大の発見と言われる石碑

ルイス島のチェス駒

12世紀にノルウエーで作られたとされる

イースター島の巨石像

→詳細は「イースター島旅行記」参照

日本人も多く訪れる大英博物館。歴史が好きな人、博物館が好きな人にとっては一度は行きたい場所。700万点、常設展示だけでも15万点にも及ぶ膨大な所蔵品があり、なんと入場料は無料!!ホントに好きな人なら、ロンドンに滞在して通いつめたいと思う人も多いかも。

古代エジプトのミイラ、ロゼッタストーン、ギリシャのパルテノン神殿の彫刻群…大英博物館の魅力は一言では語れない。ギリシャ様式の正面玄関や現代アートを思わせる中庭のセンスあふれる作りはそれだけでも芸術作品♪日本関連のコレクションも日本ギャラリーとして常設展示されており、所蔵品の数々を楽しむことができる。

・・・ただ。かつて帝国主義時代に世界各国の植民地から集めてきた所蔵品が多いことから、「略奪品でなりたっている」「泥棒博物館」などと揶揄されることもあり、現在も各国から返還の要望が出されており、この博物館が抱える大きな問題点にもなっているらしい。

ちょっと駆け足気味で約1時間半ほど。ガイドブックに載っている著名な作品をメインに見学。

PM12:00、博物館内の1階にあるギャラリー・カフェで飲み物を買い、そのすぐ脇の休憩スペースで持参した朝食の残りのサンドイッチでランチを済ませる。この休憩スペースにはたくさんのテーブルと椅子が用意されているし、屋内なので天候や気温に関係なく休めるのでとても助かる♪(*^_^*)