サンフランシスコ&シリコンバレー ('06.10.11〜18) 

 4日目(10月14日) 〜その1〜 

AM7:00起床。朝食を家で食べてる時間も勿体ない!ということで、身支度だけ整えて早速出発!

車内で朝食を食べつつ、サンノゼから101号を北上。渋滞も全くなかった為にたった1時間でサンフランシスコに到着した。「Pier33」付近に車を停めて真っ先に向かったのは「Alcatraz島ツアー」の受付場所。以前は「Pier41」から出航していたのだが、9月25日から出発埠頭が「Pier33」に変更になった。ゆたママさんの事前リサーチのおかげで迷子になることなく、しかもその近くに車を停めれられてラッキー♪

このツアーのチケットは、混みあう時期には1週間以上前に売り切れることもあるというので、事前にゆたママさんが電話予約を済ませておいてくれた。「電話でチケット予約」・・・う〜ん、私の英語はジェスチャーメインなのできっと無理(笑)。実際、乗り場付近はものすごい人数だったので、ゆたママさんが予約をしておいてくれなかったらきっと乗れなかったと思う。

この時にもうひとつ、ゆたママさんに感謝したこと。前日までは好天に恵まれてTシャツでも過ごせるくらい暖かかったのだけど、この日は出発前に「絶対に寒いから!」と言われて、厚手の上着を持参した。これが大当たり! たった1時間しか移動していないのに、この気温差は何!?というくらい寒かった。。。

AM9:30。フェリー出航。

船酔いしやすい私としては多少の不安はあったものの、外洋を航行する訳ではないので全く揺れることはなかった。約15分の船旅。

3階のデッキで風に吹かれながら、サンフランシスコの街並みやゴールデンゲートブリッジを眺めている時に、この旅で初の「観光客気分」になれた(笑)。

そうこうするうちに、沖合に「Alcatraz島」が見えてきた。

サンフランシスコの街並み ゴールデンゲートブリッジ Alcatraz島


 Alcatraz Island 

1934年から1963年までの29年間、米国司法省管轄“連邦刑務所”として使われていた島。島を取り巻く速い潮流と、7〜10℃の冷たい水温の為、島からは絶対に泳いで脱出出来ないと「脱獄不可能の島」と言われていた。投獄された犯罪者は、誘拐犯や銀行強盗犯、脱獄の常習犯が中心。全336室の独房があり、かつてはあのマフィアの帝王・アルカポネマシンガン・ケリーなどもここに収容されていた。女性の囚人が収容されたことはなく、死刑もここでは一度も執行されていない。

ツアー代金:大人・学生(12-17歳)$18.75

WEB予約はこちら→CLICK(英語サイト)


着いてすぐにフェリードックでNational Park Serviceのおじさん(アルカトラズ島は現在「ゴールデンゲート国立公園」の一部として、国立公園事務所が管理している)が出迎えてくれて、島の歴史などを簡単に説明してくれる(当然、全て英語ですが・・・)。その後は「ツアー」とはいっても各自自由行動。私達はこのあとも本日の予定がギッシリ詰まっているので、真っ直ぐにメインの建物。監房のある「Cell House」を目指した。

・・・が、しかし。島の大半は坂と丘。なので、Cell Houseまでは長〜い坂を上らなくてはならない。フェリードックからCell Houseまでの距離は約400mだが、高低差がなんと40m!これは13階建てのビルの高さに相当するらしい。。。さすがの私でもCell Houseに着く頃には息切れが・・・(^_^;)

Cell Houseまでの道のりはなんとなくおどろおどろしい雰囲気が漂う

 

Cell House入口では音声ガイドのオーディオテープを貸してくれる(ツアー代に込み)。チケット予約の前にゆたママさんからメールで「日本語と英語、どっちにする?」と聞かれ、「たぶん英語でも大丈夫だと思うけど〜」と返事をしたので「英語バージョン」で予約をしていた。

でも、入口でゆたママさんがダメ元で「Japaneseはある?」と訊いたら「あるよ〜。」との返事が返ってきたので日本語ガイドに変更。日本語ガイドは数量限定なので、時間帯によっては借りられなかったかも。朝一番のツアーだったのでラッキーだった♪

結果としては、広い監獄内をそのオーディオテープのみを頼りに自力で歩き回らなくてはならないので、聞き漏れしない日本語で助かった(^_^;)。犯罪者役の人のセリフもなかなか味があって面白かったし♪ これがもし英語ガイドだったら、重要ポイントを聞き逃したり、もしかしたら監獄内で迷子になっていた可能性も・・・(笑)

いくら観光名所とはいえ、かつての刑務所内部は不気味・・・。3階建ての造りになっている。 電気の点いている場所がマフィアの帝王・アルカポネが居た監房
ひとつひとつの監房はホントに狭い!

左・典型的な監房の一室

右・入り口を閉めると真っ暗になる独房.。規則に従わない囚人を閉じ込めた。

右の写真の独房は、実際に中に入ることが出来る。・・・が、扉を閉める勇気は無かった。。。開かなくなったら困るし(-_-;)

ところで。

アルカトラズ島では飲食物の販売は行われていない。スナックや飲料の購入は行き帰りのフェリー内で可能。ただし、それらの飲食、喫煙はフェリードックエリアでのみ可能(ペットボトルの水は例外らしい)。

この島はNational Park Serviceの土地。島を損傷させたり、島内の物を記念に持ち帰るなどももちろん禁止!

アルカトラズ島からみたサンフランシスコ →

AM11:15、フェリー出航。サンフランシスコに戻り、見所No.1の「Pier39」周辺をブラブラ。

 

 Pier 39 

年間に1,050万人以上が訪れる「Pier39」は、110軒の専門店、13軒のレストランが集まる2階建てコンプレックス。まるでテーマパークのように楽しめ、アメリカならではのポップで明るく楽しい雰囲気でサンフランシスコ観光にかかせない。

フィッシャーマンズワーフとも隣接してるし、周辺にはお土産ショップも集中している。ちょっと足をのばせば、「ギラデリスクエア」、「キャナリー」などの個性的なショッピングセンターもあり、1日いても飽きない。

この辺りはさすがにサンフランシスコの名所だけあって日本人観光客を多く見かけた。

散歩&ショッピングで1日は過ごせそう(*^_^*)

サンフランシスコ名物の「サワドゥブレッド入りクラムチャウダー」は、残念ながら時間の関係で食べるチャンスが無かったけど、明るい雰囲気の街並みは見て歩くだけも楽しい♪

 

PM12:30。昼食を時間のかからないMcDonaldで済ませて(笑)、更に北上!・・・の前に、もうひとつのサンフランシスコ名物「ゴールデンゲートブリッジ」「Vista Point」から見学。アルカトラズ島に居る間はず〜っと寒くて曇っていたのに、この場所に着いた時には青空が迎えてくれた♪ 霧で有名なこの場所だけど、やっぱり晴れた方が絵になる!

 Golden Gate Bridge 

全長約3km、インターナショナルオレンジと呼ばれる朱色に塗られたつり橋は1937年に完成したもの。今でこそ明石大橋にその座を譲ったものの、完成以来ずっと世界一の長さを誇っていた。サンフランシスコの街からサウサリート方面に渡ると、右手にはアルカトラズ島が浮かぶサンフランシスコ湾、左手には太平洋が一望できる。橋には歩道があり、風のない日には40分ほどで歩いて渡ることもできる。

 

まさにTVで見たあの風景そのものが目の前に実際にある・・・。この感激の瞬間があるから旅は辞められない!(*^_^*)

 

さっきまで見学していた「ゴールデンゲートブリッジ」を車で通過して、

目指すはサンフランシスコの北東に広がる丘陵地帯「Sonoma Valley」。お目当ては「ワイナリー巡り」♪