AUSTRALIA (Perth 〜 Uluru-Kata Tjuta 〜 Sydney) '09.7.13〜19

日目(7月15日)〜その1〜

AM6:10起床。天気は快晴! 今日は1日観光ツアーに参加する。

パースに滞在するなら絶対に行きたい場所・・・「荒野の墓標・ピナクルズ」。団体ツアー嫌いの我が家としては(笑)出来れば自力で行きたいところだが、パースからはかなりの距離がある・・・(-_-;)。当初、ダンナが国際免許を申請してレンタカーで行く事も考えたのだけど出国までに警察に申請に行く時間が無い事が分かり、仕方なく現地発のツアーを検索。 オーストラリアは現地発着ツアー会社が非常に多いが、その中から行きたい場所、交通手段、金額etc.を吟味した結果、私のニーズに合ったのが「ATS(オーストラリアンツアースペシャリスト)」。・・・期間限定で「ロブスターランチへのアップグレード無料」というのが最終的な決め手になったかも?(笑) 日本語ツアーと英語ツアーが選べたが、金額にAS$15」の差があったので英語ツアーを選択。イースター島で3日間英語ツアーで過ごした事もあるし、1日なら全く問題ないでしょ〜(^-^)b 

予約後に届いたメールによると、運の良い事に集合場所は宿泊ホテルの向かい側のホテルだった。 前日にスーパーで買い込んだ食材で朝食を済ませ、AM7:10にホテルを出発。

向かいのホテルの玄関前には我が家以外に白人老夫婦2組と日本人風のオジサン1名が待機。「たぶんみんな同じツアーかな?」と思ったのだけど、その日本人風オジサンは途中から姿を消してしまった・・・。ちょうどその直後、AM7:25にツアー会社のバスが到着し名前を確認してバスに乗り込む。 ・・・が、どうやら1名行方不明らしい・・・ もしや、さっきのオジサン?(^_^;) 気の短い日本人オジサンはたぶん自力で最終の集合場所まで歩いて行ってしまったんだと思う・・・。

その後、バスは「パースサイトシーイングセンター」へ向かい、ここで全員バスから降りてツアー毎にバスの乗り換えをする。・・・世界各国の人種がウロウロしている光景はかなり凄い!

当然英語での案内なのでバスを乗り間違えたら大変〜!と思ったが、近くに同じツアーの「日本語ガイド付き」の参加メンバー3名様がいたので、ちょっと聞き耳立てて確認し、更にドライバーさんにバウチャーを見せて名前確認して無事に乗車。

← この大型バスでツアーに出発 (^_^)/~

車内はキレイだし、座席にはコアラ色のふわふわのカバーが付いていて温かく快適〜♪ 「全行程4WDバス」というツアーもあったのだけど、長時間の4WDドライブはきっと疲れる・・・と思い、こっちのツアーにしておいて大正解!(^_^)v

車内は自由席。 我が家はバスの中央よりやや前寄りの席にした。我が家と同じように日本人で「英語ガイドツアー」を申し込んだ人は合計6名。特に会話は交わさないものの、なんとな〜く近くに座っていたのが面白い(笑)。 「日本語ガイドツアー」の面々はバス後方に陣取っていた。英語ガイドとは別に日本人ガイドが車内でも付きっきりで通訳したりガイドしたりしている様子だった。あれだけ世話して貰えれば、全く英語が分からない人にとっては「AS$15」以上の価値があるかもしれない。。。

出発後、ガイドさんの自己紹介と本日の日程の案内。どうやらドライバーさんが英語ガイドも兼ねるらしい。名前はJohnさん。さすがにガイドさんだけあって、100%とは行かないまでも重要な部分はなんとか聞き取れるような英語を話してくれたので助かった。(^_^;)

本日のツアー参加者は34名。そして、このバスの1日の走行距離はなんと600km以上!! これにはさすがにビックリ!(@_@) 日本ではちょっと想像出来ないこの距離を、日本人観光客が自力でレンタカーで行くのはやっぱりちょっと無謀過ぎると思う。やめておいて良かった。。。

バスはパース市内を離れたあとスワンバレーのワイナリー地域を爆走!!

AM8:50。最初の訪問地「カバシャムワイルドライフパーク」に到着。

 

 Caversham Wildlife Park (カバシャムワイルドライフパーク 

パース市内から15キロ程離れた場所に位置するホワイトマンパークの中にあるワイルドパーク。ホワイトマンパークの大きさは約4千3百ヘクタールでキングスパークの約10倍の大きさに達するほどの巨大なパーク。この巨大パークの中に位置するカバシャムワイルドライフパークはコアラ、ウォンバット、カンガルーなどを代表に様々なオーストラリアの動物を目にすることが出来る。

パークガイドさん説明中

散策路はジャングルの中みたい

とても広大な敷地内をガイドのピーターさんはかなりの早足で歩く。 ・・・たぶん、ツアーで巡る場所って限定されるんだと思う。散策路脇にはいろんな動物や樹木の看板が立っているのに、そんなのには全く見向きもせずにあるゲートに向かってまっしぐら!(笑)

まず最初に到着したのは「カンガルー」。 敷地内に入る前に「絶対に頭は撫でてはいけません!」と注意を受けた。おとなしそうな顔して、実は結構凶暴だからね〜、カンガルーって。。。(^_^;)

・・・こんなにたくさんのカンガルーを一度に見た事は今までない。さすがオーストラリア!! でも、あまりにも多すぎるし、餌付けをしようとすると一度にたくさん近寄ってくるし、これだけいると逆にあまり有り難みを感じなくなる・・・(^_^;) 餌には興味を示さずごろ〜んと寝転がっている子もたくさんいた。

さて、カンガルーの敷地を出たら、更にどんどん歩いて行くピーター。(^_^;)

次に到着したのは舞台に設置された椅子に座るキレイなお姉さん。・・・ではなく、主役はお姉さんに抱かれているウォンバット」

・・・このウォンバットくん。身動きひとつせずジ〜っとしているだけ(笑)。

ピーターが「一緒に写真を撮りたい方、どうぞ〜!」とみんなに声を掛けたが、何故か誰ひとり動かず・・・。 えっ?誰も行かないとお姉さんの立場がないじゃない?(笑) 普通、こういう時ってシャイな日本人は大抵出遅れるもんなんだけど(^_^;)、「じゃ、私が!(^-^)/」と一番最初に手を挙げて舞台に上がってみた。私もだいぶ図々しくなってきたもんだ(笑)。 これをきっかけにその後、全員順番に舞台に上がって写真撮影タイム。

残念ながら抱っこはさせて貰えないけど触るのはOK。 お姉さんの横に座り自分のカメラで写真を撮ってくれる。(←あとで確認してみたら、ピーターの腕前が悪くてブレブレだった・笑)

お次は、オーストラリアと言えば外せない「コアラ」

屋根付きの大きな敷地内にかなりの数が居た。ほとんどが熟睡中だったけど(笑)起きているのも数匹おり、しかも鉄格子等は無いので普通に手を伸ばせば触れる距離にいる。これにはちょっと興奮!(笑)

ご存知のようにコアラはとっても繊細な動物で、長時間人間に抱かれるなど通常ではありえないシチュエーションに弱くストレスになってしまうことも多い。そこでほとんどの州で「コアラ抱っこ禁止!」になっている。現在、抱っこが出来るのはクイーンズランド州、西オーストラリア州、南オーストラリア州のみとなっている。

ピーターの説明によると、このパークでは抱っこはさせてくれないらしい(禁止されている州ではないので、時間的or有料だからとかの理由か?)。でも、背中に触るのはOK!(^_-)b ただし、「手の平ではなく手の甲で触って!」と言われた。あと、一緒に写真を撮るのももちろんOK! ・・・って事で、みんな寝ているコアラの背中に触りまくっていた(笑)。

急ぎ足45分で3ヶ所巡り見学終了。。。途中で看板を見かけたクジャクとかタスマニアンデビルとかも見たかったのに、全てスルーだった・・・(T_T) それに、後で調べたら入園料金にはタンブルガム牧場の「羊の毛狩りショー」などの見学料金も含まれているらしい。 ツアーだから仕方ないけど、かなり心残り。。。 

動物園見学後、再びバスに乗り北上。

広大な大地。 信号もほとんど無いのでバスは停まる事なく走り続け、たまにJohnさんの観光ガイドもあったけど、私は所々でウトウト過ごす・・・zzz(=_=)

途中、風力発電の風車がブンブン回っていた  →

走る事約2時間半。白砂のビーチに到着。ここで10分間のトイレ休憩。

少し歩くと小さな展望台が建っていた。私はトイレには行かずにそっちに行ってみた。

写真で見るよりも実際はもっと白い砂だし、海の色ももっと蒼い!

夏だったらシュノーケル付けて海の中を覗いてみたい♪ 

PM12:30、セルバンテスの町にある「ワイルドフラワーショップ」に到着。ここでランチタイム〜♪

ランチメニューは予約したツアー内容により3パターンある。一番多かったのが「ピクニックランチ」。野菜、ハム、BBQチキン、フルーツ、パン、インスタントスープといったメニューがテーブルに並んでいた。 我が家は「ロブスターランチへのアップグレード無料」で予約していたので、その人達とは別に名前の書かれたランチボックスを手渡された。 他に、ランチを自分で持参して食べている人もいた(ランチ持参のツアーは −AS$16)。 ホットドリンク(コーヒー&紅茶)は別料金(AS$1)。・・・ちょっとケチ!(-_-;)

このお店では食事以外にお土産の購入も出来る。 オーストラリアのドライフラワーやアボリジニアートの小物等が色々並んでいた。

50分のランチタイムを過ごしたあとは、このツアーのメインイベント:「ピナクルズ」へ向かって出発!