AUSTRALIA (Perth 〜 Uluru-Kata Tjuta 〜 Sydney) '09.7.13〜19

4日目(7月16日)〜その1〜

AM7:00、起床。外は雨。。。でも、今日は移動日なので大丈夫〜(^_^)v

朝食を済ませ最後の荷造りをして、送迎の時間(8:30)少し前にチェックアウト。 セーフティBOXを開けてもらったら、最初は違う人の箱を持って来た!(@_@) 私が「これ、違いますけど?」と言ったら、「あら!良く見ないで開けたみたい〜(^_^;)」と笑っていたけど ・・・オイオイ(-_-;)、それって笑い事で済まされる事ではないと思うのだけど・・・?

AM8:35、ほぼ予定通りの時間に送迎の担当者:フクダさんが到着。そのままワゴン車に乗り、到着したときとは違う国内線の空港まで送ってもらう。

3日前に到着したのは、パース市内の東約20kmにある「パース空港(Perth Airport)」の国際線ターミナル(T1)。国内線ターミナル(T2/T3)のある「 ジャンダコット空港(Jandakot Airport)」とは約10km離れているので徒歩での移動はできない。ターミナル間移動バスはあるらしいが、同日中にパース乗り継ぎする乗客は移動が結構大変なのかも・・・(^_^;)

空港へ向かう道中、フクダさんから「もしかしたら、エアーズロックの登山が半年後の来年2月から禁止になるかも?」という話を聞いた。現在でもアボリジニの文化的、宗教的理由で急に登山が出来ない事もあるとは聞いていたけど、もしかしたら永久に登山が出来なくなる可能性もあるらしい。もしかしたら、今回が最初で最後のチャンスなのかもしれない・・・。(その後、「早ければ2011年10月から全面的に禁止('09.7月)」→「少なくとも数年の間は認められる見通し('10.1月)」と二転三転している)

エアーズロックの次に行く予定のシドニーの情報等を聞きながら約30分で空港に到着。フクダさんがチェックイン手続きをしてくれ、驚いた事にそのまま一緒に手荷物チェックを受け、搭乗待合い場所まで連れていってくれた。未だかつて搭乗券を持ってない人が手荷物チェック後の搭乗口まで入れる空港は見た事がないのでかなりビックリ!!(*_*) こんな状態で安全チェック体制は大丈夫なの??と、ちょっと心配になってしまった。。。(-_-;)

搭乗口の確認をしたあと、「エアーズロックまでの便はよく急にキャンセルされる事があるので・・・」と万が一、飛行機が飛ばなくなった時の連絡先電話番号を教えてフクダさんは去って行った。 我が家はパースではオプショナルツアーもお土産宅配も全く利用してないのに(^_^;)、送迎をしてくれた2名の方はと〜っても親切だった。たぶん、私が経験した「現地旅行会社」としては一番親切だと思う。

空港は小さくて見て歩くような場所もないのでベンチに座って待つ事に。 売店でミネラルウォーターを買ったらAS$3.25だったけど、暇つぶしに少しウロウロして見付けた自販機ではAS$3.00だった・・・(^_^;)。

AM10:00、アナウンスが流れた。 案の定、キャンセルは無いが30分遅れるらしい・・・。

その20分後、無事に搭乗開始。

← 搭乗口5番〜8番は工事中でタラップが無いので、徒歩で飛行機まで・・・(^_^;)

 

座席は「2−3配列」の右側の列の通路側。つまり窓の外が見えない! いつもならどうせ機内では寝ているだけの私なので無関係なのだが(笑)、今回は大問題! リサーチした情報に寄ると、着陸直前に眼下にウルルを見るためには右側の窓際の席じゃないとダメなのだ〜っ!(>_<)

AM10:30、パース発 QF1922便 は約30分遅れで離陸。

さて、どうしよう・・・。滑走路走行中にも寝られる私だが、今回だけはどうしても気になって寝る事が出来ない!窓際の席はひとり旅の日本人女性。実は前日の1日ツアーが一緒だったのだけど、別に用も無かったのでお互いに会話はしていない。 同じ日本人だから言葉は100%通じるのだけど・・・ きっと彼女も空からのウルルを見たいに決まってるので譲ってくれるとは思えない。

残る手段はひとつ(^_^;)。・・・座席を移動する(笑)。 幸い周囲を見渡してみたら搭乗率40〜50%。水平飛行になったところで右側の窓際へ移動する事が出来た。(^_^)v

 眼下には雨に滲むパースシティー →

右側の座席を確保してホッとした頃に軽食が配られた。サラダとパンとお菓子。

離陸後1hr経つと景色が一変! 眼下は街も山も森も無い真っ赤な大地へと変わっていた・・・。

約2時間のフライト。 同じ国内なので時差が1.5hrあるので時計をセットし直す。

そして、到着直前。見えて来ました!! これを見るために右側の座席を確保したんだもの〜!p(^-^)q

手前が「Kata Tjuta(カタ・ジュタ)」

少しボヤけてるけど奥のほうに見えるのが「Uluru(ウルル)」

空から見ると、本当に何もない大地に突然、この2つの岩が地表から顔を出しているのが分かる。

Kata Tjuta(カタ・ジュタ) Uluru(ウルル)

パースから離陸した場合、飛行機はカダ・ジュタを右側に見ながらウルルの手前にある空港に着陸するので、左側の席ではこの光景は見られないのだ。

13:50、定刻通りにエアーズロック「Connellan Airport(コネラン空港)」に到着。

・・・やっぱり予想どおり。機体から徒歩で平屋のターミナルビル(?笑)へ移動。 現地旅行会社(AAT Kings)の担当者・マリさんと合流してホテルへと向かう。

空港からホテルのある「エアーズロックリゾート」までは約30分。赤茶色の大地と灰緑色の低木しかない風景が続く。

車内で滞在中の注意事項や明日のツアーの集合時間等の説明を受ける。

 

 エアーズロックリゾート 

世界複合遺産ウルル・カタジュタ国立公園(エアーズ・ロック&マウント・オルガ)の観光拠点となるリゾート施設が、エアーズ・ロック・リゾート。国立公園内には観光施設建設ができないため、国立公園に隣接したすぐ外側に建設されており、エアーズロック・コネラン空港から約6km、エアーズ・ロック(ウルル)から約20km、マウント・オルガ(カタ・ジュタ)から約50kmの距離にある。

    

PM14:30、ホテル到着。マリさんがチェックイン手続きをやってくれ、スーツケースはあとでポーターさんが届けてくれるので手ぶらで506号室」の鍵を手に部屋へと向かった。

・・・ここで、我が家お馴染みのプチハプニング発生(笑)。 506号室のドアが開いている・・・ しかも中には人の居る気配が・・・。覗いてみたらお兄さんが何かの作業中(^_^;)。 再度、表の部屋番号を確認するが、やっぱりココが506号室なんだけど? 「すいませ〜ん!この鍵ってこの部屋ですよね?」と聞いてみたら、「あぁ〜、そうだけど、今この部屋工事中なんだ。悪いけどもう一度レセプションに行ってくれる?」だって。。。 まぁ、海外ではありがちな事態なので、すぐに諦めてレセプションへ。

すると、ついさっきまで説明をしてくれていたマリさんがまだそこに居て、「どうしました〜?」と近寄ってきてレセプションと掛け合ってくれた。またまたなんて親切な人なの〜♪(*^_^*) 改めて「510号室」の鍵を受け取り部屋へ行くと、今度は誰も居なかった(笑)。 急に部屋が変わったので、電気とか水道とか備品とか不備なのではないか?と、思ったけどそれも問題無かった。

すったもんだで時刻はPM3:00過ぎ。 そして、ふと重要な事に気が付いた。我が家のスーツケースが「506号室」に届けられてしまうのでは??

マリさんも、「一応、レセプションで“ポーターさんに部屋番号が変わった事を伝えておいて”とは言っておいたけど・・・ アヤシイので(笑)、もし届かなかったらココに電話して下さい。」と、リゾート案内のプリントの「日本語スタッフ」という欄に蛍光ペンでラインを引いてくれたのだけど・・・ 案の定、ポーターさんが来ない(^_^;)。506号室まで見に行ってみたけど、そっちにも荷物は届いていない。仕方なく教えてもらった電話番号に掛けてみる。

その「日本語スタッフ」は別のホテル内に居るらしいのだけど、何故か「内線7443」と書かれている。 このリゾート自体がそんなに大きい訳ではないので、リゾート内のホテル間で内線通話が可能になっているらしい(@_@)。しかも、違うホテルなのに、こちらのホテル名や部屋番号をいちいち言わなくても向こうで把握出来るシステムらしく、すぐに我が家の部屋にスーツケースを届けるように手配してくれた。ほどなく部屋のドアがノックされ、無事に荷物が到着。  ・・・なんて素晴らしいシステムなんだ☆ 

PM15:45、無事に部屋も決まり荷物も届いた事だし、安心して散歩に出掛けられる。

通常のエアーズロックでの観光ツアーは、【到着後、すぐに《ウルルのサンセット》出発、翌朝《ウルルのサンライズ》のち《ウルル登山》】というのが一般的。 でも、我が家は旅行会社に「パースin → エアーズロック → シドニーout」というルートアレンジをお願いしたために、パース発の便の関係で到着日にウルルサンセットツアーに参加するのは時間的に難しくなってしまったのだ。なので、この日は特に予定も無くの〜んびりと過ごす事になった。(・・・おかげで、翌日に全てのツアーを詰め込む事になってしまったのだが・・・(^_^;))

早速、ホテル裏にある「パイオニア展望台」に行ってみる事にした。

リゾート内にはウルルを臨める展望台が何ヶ所かあるが、リゾートの南東に位置するのがこのホテルなので(ウルルはリゾートから見て南東の方向にある)、たぶんウルルに一番近い展望台だと思う。

 展望台へと向かう道 → 

まぁ〜、「展望台」とは言っても、周囲は高い建物など何も無いだだっ広い平地なので(^_^;)、「周囲より少し高い丘」って感じ。東屋も無く、ベンチが1つ2つあって簡素な柵で囲われているだけだった(笑)。 でも、丘の上は眺望抜群!!(^_^)v

Uluru(ウルル) Kata Tjuta(カタ・ジュタ)

展望台からはこの2つの岩以外の物は一切見えないので、間違える事はない(笑)。 ひとしきり景色を堪能したあと、レセプションに立ち寄りセーフティBOXに貴重品を預けて、リゾートMAPを片手に少し散策。 ・・・真冬なのだけど、無風でかなり気温も上がっているようで上着は要らないくらい。 ほぼ砂漠のような場所なので朝晩の寒暖差はかなり激しいらしい。

徒歩8分でエアーズロックリゾートの中心:ショッピングスクエアに到着。

レストランはもちろん、お土産物屋さん、スーパーマーケット、 アイスクリーム屋さんに写真屋さんetc.があり、たいていの物は手に入る。値段の方はオーストラリアの他都市に比べて若干高め。『リゾート』だから仕方ないよネ〜(^_^;)

暑いけどそれでも真冬なので、シーズンオフ? 人もまばらでかなり寂れた雰囲気・・・。だけど、スーパーだけは結構賑わっていた。自炊をする観光客もいるので食材は一通り揃っており、我が家も水や朝食食材を調達。

お土産屋さんの店先で有名な物を発見!

「FLY NETS」・・・ つまり「蠅除け帽」。顔の周囲を覆う網が付いた帽子。(^_^;)

エアーズロックは蠅が多いことで有名! 7〜8月の冬季はそれ程でもないが夏季は大変らしい。特に雨の後などはハエが大量発生するので蠅除けのコレを頭にかぶらないと大変な事になるらしい。エアーズロックは蠅対策が必須。

被るとどんな感じなのかちょっと興味はあったけど(笑)、明らかに蠅なんて1匹も飛んでいないので必要無いと判断して購入しませんでした〜。

買い物終了後は、ちょっと遠回りをしてほぼリゾートの中心部にある「イマランダ展望台」に行ってみた。 ・・・やっぱり小高い丘になっているだけで、何も無い・・・。 しかも、ウルルはしっかり見えたけど、カタ・ジュダの眺めがイマイチ(^_^;)。  ホテル裏の「パイオニア展望台」のほうが景色は良いと思う。

ショッピングスクエアから徒歩15分でホテルに到着。