AUSTRALIA (Perth 〜 Uluru-Kata Tjuta 〜 Sydney) '09.7.13〜19

5日目(7月17日)〜その3〜

PM4:10、「風の谷」に到着。

最初にTonnyから説明があり、その後、散策へと出発〜♪

この4つの岩には右から「オルガ」「ウォルパ」「リル」「ギー」と名前がついている。 「風の谷」は、たぶんこの4つの岩の一番左の岩と岩の隙間だと思う。(^_^;) 

「風の谷」の第2展望台までは往復2〜3時間掛かるので、ある程度のトレッキングの装備や飲食物も必要になる。今回のこのツアーでは約1時間で往復出来る「第1展望台」まで歩く。

カタ・ジュタ(Kata Tjuta)は一般にオルガ山(Mount Olga)と呼ばれるオーストラリアのノーザンテリトリーにある大きな岩石で、高さは約460m。 「カタ・ジュタ」とはアボリジニの言葉で「多くの頭」と言う意味。 アボリジニの神話にによれば、この山の頂上にはワナンビと呼ばれる蛇が頂上に住んでいて乾期にのみ下山するという・・・。

← カタ・ジュダとウルルは地下でこんな風に繋がっているらしい!(@_@) だから、どちらも縦に地層の縞々が入っているんだ〜!!

ガイドによるカタ・ジュダの成り立ちや過酷な環境に生きる珍しい動植物の説明を受けながら「1st LOOKOUT (第一展望台)」に到着。

ここで10分程の自由時間。・・・と言っても、自販機はもちろんベンチもトイレも何も無い赤茶色のゴツゴツした岩場があるだけ(笑)。 「展望台」と名が付いてはいるが、別に見晴らしがとても良い!という訳でもないし・・・(-_-;)

でも、さすがに「風の谷」と呼ばれるだけあって強風が吹いていた。 宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲のモデルではないか?また「風の谷」のモデルではないか?との噂もあるが、ジブリ側は「参考にはしていない」と正式に否定しているらしい(^_^;)。

PM5:00、散策を終了して駐車場に戻ると、冷たい麦茶とおしぼりが用意されていた♪ 喉を潤してから、本日のツアー最後のスポットへと移動する。

カタ・ジュダって、ほんと〜に見る方向によって全く違う形に変化する。 私にとっては、「風の谷」からウルルのサンセットポイントへと向かう途中のバスから見えたこの形が一番印象的だった。 ・・・この姿が、『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲に一番良く似ていると思う。。。

PM5:50、ウルルのサンセット会場に到着。本日の日の入り時刻は6:14。日が沈み始めるまでは各自待機。

ここで同じツアー参加者は2組に別れた。我が家は「シャンパン&軽食付き」のグループ♪ 「何も無し」のグループは少し離れた別の場所へ連れて行かれた様子・・・(^_^;)。 サンライズ会場もものすごい観光客の人数だったけど、このサンセット会場は更に大賑わいだった!!

シャンパン片手に軽食をつまみつつ、しばしサンセット時間を待つ・・・。シャンパン以外にビールとオレンジジュースも用意されていたけど、あまり飲んでる人は居なかった。私も今日は早朝からず〜っと行動しっぱなしでかなり疲れが出てきてたので、シャンパンのお代わりはしなかった(^_^;)。 それに、日が沈み始めると、とにかくみんな写真を撮るのに夢中で飲んでる場合ではないっ!(笑)

さすがに、ちゃんとした『サンセットスポット』と呼ばれる場所で見るウルルのサンセットは、ホテル裏の展望台で見るよりも素晴らしい!

ウルルの手前から影がやってきて、その影がウルルをゆっくり登って行く様子がよく分かった。 また、ウルルの色の変化はもちろん、背景の空の色の変化も美しかった。。。

・・・ところで。ウルルの写真の右端の部分。Tonnyの話によると、ウルルの登山道はこの部分にあるらしい。肉眼ではちょっと分かりにくいが、カメラのズーム機能で近づいてみると・・・ おぉ〜!確かにこんな感じだったよっ!!と、改めてその急勾配に驚く。

 右の写真の青いラインが登山ルート → 

 

PM6:25、サンセット鑑賞は終了。撤収はものすご〜く早かった(笑)。

各ホテルを巡り、最後の我が家のホテルに着いたのはPM7:00。 はぁ〜・・・(-_-;) さすがに丸1日のツアー参加は疲れる。。。 と、のんびり休んでいる場合ではない。夕食に出掛けなくては。

昨日このリゾートに到着してから、リゾート内の移動はずっと徒歩だったけど、さすがに今夜は疲れたので無料のシャトルバスに乗る事にした。待つこと5分くらいでバスが来て、ショッピングスクエアまで乗車。(←徒歩でも約8分で着く距離だけど・笑)

リゾート内には通常ホテルごとにレストランやバーが設けられてるが、他のホテルのレストランを気軽に利用する事も可能。全体的にオシャレで雰囲気のいいレストランが多く、特にホテル内レストランはどこも予約が必要だったり、値段が高めだったりする・・・(-_-;)。 我が家はその中でも比較的安いと言われるこのショッピングスクエア内のレストラン:地中海料理「Geckos Cafe (ゲッコーズ・カフェ)」に行ってみる事にした。ここは予約不要。

 

PM7:30。前日よりも食事に出向いた時間が遅かったために既に店内は満席で、店の外には長蛇の列が出来ていた・・・。

特に長期滞在するような外人さん達は比較的安価なこの店に集まるのかもしれない。 通常なら諦めて他の店を探すくらいの行列だが、ショッピングセンター内のレストランはココ1軒だけ。移動するなら他のホテルまで徒歩orバスに乗らないといけない。・・・疲れているので、それはちょっとめんどくさい(-_-;) おとなしく列に並ぶ事にした。

店の外で待つ事20分くらいでやっと店内へ。 「やっと席に案内して貰える〜♪」と喜びも束の間、ウェイトレスのお姉さんに名前を聞かれ、「只今、20分待ちです。」と言われた。えぇ〜?ここから更に20分待ちなの〜?と思いながらも「じゃ〜、外で待ってます。」と、私は言ったつもり(笑)だったのだけど・・・ そのあとから彼女が言ってる言葉が突然ま〜ったく聞き取れなくなったのだ!「Bar」という単語だけは聞こえるんだけど、その他は無理!

今まで英語すらも通じなさそうな各国のレストランに入店しているが、お互いカタコト英語でなんとかなっていた。でも、このお姉ちゃんだけはどうにもこうにも聞き取れないし、しかも、私の言ってる事も全く通じていない様子。 ・・・さて、困った・・・(*_*) 諦めて店を出ようかとも思った時、とうとうshinjiも会話に参加。それでも、やっぱり意志の疎通は難しい(>_<)。

すったもんだする事数分。店の奥から別のウェイターさんが登場し、お姉ちゃんと何か会話をした結果、我が家はそのウェイターさんに呼ばれて店の奥に連れて行かれ、メニュー表を渡され、そこにあるバーカウンターの前で待つように言われた。 あぁ〜っ!!(^_^;) ここでなんとな〜く言われた事が理解出来てきた。 「待つ」という単語「Wait」=「ウェイト」と思っていたのがそもそもの間違い。 私が普段耳慣れているのは「アメリカ英語」。オーストラリアの英語「オージーEnglish」「エィ」を「アィ」と発音するという事を思い出した。「Today」=「トゥディ」ではなく「トゥダィ」というのは有名な話。私も以前ケアンズで「マヨネーズ」を「マヨナイズ」と言われてかなり戸惑った記憶がある(笑)。 ウェイトレスのお姉ちゃんはただ「奥にあるバーカウンターの前で待っていて。」と言っていたに違いない・・・(^_^;) 最初からそのつもりでヒアリングしていれば聞き取れたと思うんだけど、パースでの1日ツアー中も全く問題無かったのでちょっと安心しきっていた私が悪かった(笑)。

そんなこんなで反省をしつつ待つ事20分でや〜っと席に案内された。 ・・・心構えが出来たので、我が家のテーブルの担当になったウェイトレスさんの英語はちゃんと聞き取れました(笑)。

 Geckos Cafe (ゲッコーズ・カフェ) 

ゲッコーズ・カフェはホテル内でなく、エアーズロック・リゾート内のショッピング・センターにある気軽なイタリアンカフェ。コーヒー、スイーツだけでなく、ピザやパスタなどのイタリアンの軽食が食べられます。テイクアウトも可能。

Cascade Premium Lager (A$5.6)

オーストラリアで最も歴史ある醸造所で造られているビール♪

Caesar salad (A$14) Pasta Salmon&bacon (A$20)

料理はすぐに運ばれて来たのだが・・・ 何故かナイフ&フォークが用意されてない(-_-;)。 日本ならあり得ない事態だけど、まぁ〜、海外でこれくらいの事は別に気になりません(笑)。ウェイトレスさんを呼んで持ってきてもらえばいいだけ。(^_^;)

 

PM8:50。食後、ホテルへの帰路。足が痛いのでやっぱりシャトルバスで帰る(笑)。

待つ事5〜6分でバスが来たので乗り込むと、何やら車内の雰囲気がちょっと違う・・・。どうやらあちこちのホテルのスタッフがたくさん乗っているらしい。「スタッフもこのバスを使うのね〜。」と思っていたら、バスが突然ホテルの無い暗い方向へと曲がった。その先にあったのは民家風の建物。。。リゾート内で働く人々の村らしかった。そこで車内の半数以上が降りて、その後、バスは何も無かったかのように元の道へと戻って行った。・・・あの〜(^_^;)、せめてアナウンスをして下さい!運転手さん(笑)。

PM9:10。ホテルに到着。

明日はとうとう帰国日。途中、乗り継ぎで立ち寄るシドニーで少しは時間が取れるかも?と、シドニー観光も考えつつ、就寝・・・zzz