AUSTRALIA (Perth 〜 Uluru-Kata Tjuta 〜 Sydney) '09.7.13〜19

6日目(7月18日)〜その1〜

AM8:00起床。とうとう帰国日の朝がやってきた。・・・と言っても、シドニーの乗り継ぎ時間中に少し遊ぶつもりではいるのだけど(笑)。

朝食を済ませ、荷造りをして、チェックアウト時間のAM10:00まで少し時間が余ったので、最後にもう一度ウルルとカタ・ジュダの姿を見に行く事にした。

快晴の青い空の下、どうどうとそびえる雄大な姿を目に焼き付ける。。。

AM9:50、チェックアウトを済ませる。迎えの時間までにはまだ2時間程時間があるので「Visitor Centre」に行ってみる。

ホテル前のバス停でバスを待ってみたが・・・来ない・・・。20分くらいボーっと待っていたが、やっぱり来ない(-_-;)。諦めて徒歩で向かう事にした。

「Visitor Centre(ビジター・センター)」は、デザートガーデンホテルとエミュウォークの間にある。 エアーズロックの歴史、地理、自然やアボリジニ文化について知ることができる資料館(入館無料)でエアーズロックを理解しやすいように展示されている。 カンガルーやエミューの剥製があったり、お土産や歴史や自然に関する教材なども販売していたりする。 ・・・資料館の展示物にはそれぞれ説明が書かれているが日本語は一切無いので、なんとな〜くサラっと見学しただけ(^_^;)。 「これぞ必見!」というほどでもないので時間が余ったら寄る程度で良いかも?

その後、ショッピングセンターでウロウロとお土産を物色し、AM11:30頃バス停へ。 ・・・が、しかし。またもやバスが来ない(-_-;) 昼間は運行本数を減らしているのかもしれない。諦めて再び徒歩でホテルへと帰った。

預けてあったスーツケースを受け取り最後の荷物整理をして、迎えの時間までプールサイドのパラソルの下で、トロピカルな色をした大型のインコ『ガラ』が餌をついばむのを観察しながら時間を潰す。

 周囲を全く気にする事なく必死! →

PM12:25、エアーズロック到着時にお世話になったMariさんが迎えに来て、バスに乗り込み15分ほどで空港に到着。

我が家はこれから約1日かけてエアーズロック → シドニー → 香港 と乗り継いで最終的に成田へと向かう訳だが大きな問題がある。それは、チェックインと預け荷物。全て同じ航空会社利用なら成田までチェックイン出来るだろうけど、今回はシドニーまではQF便香港&成田まではCX便。もし、この空港でCX便のチェックインが出来ないとなると、シドニー到着時に一旦荷物を回収して改めて自分でCX便にチェックインしなくてはならない。自力でチェックインする事は全く問題無いのだけど・・・ 問題なのは「シドニー出発の2時間前までには空港に居なくてはならない」 = 「シドニー観光が出来ない!?」 今、ココで成田までのチェックインが出来れば、時間に縛られずに街に繰り出す事が出来るのだ。 かなりの大問題!!

とりあえず、チェックイン前にMariさんを捕まえて相談してみる。

 チェックインカウンターの様子 →

「QFもCXも同じワンワールド加盟航空会社なので、もしかしたら成田までスルーでチェックイン出来るかも? ちょっと交渉してみましょう!」と、チェックインを手伝ってくれる事になった。私の英語力では交渉出来るかどうか微妙な内容なので(^_^;)、現地ガイドさん様々〜!(*^_^*)

Mariさんの協力のおかげで成田までスルーでチェックイン可能になった! これで、無事にシドニーで荷物をピックアップしたりチェックインしたりしなくて済む事になった(^_^)/

ところで、そのチェックイン。 預け荷物はそのままシドニー経由後、国際線で成田まで行くからなのか分からないが、スーツケースの中味についてかなり色々と質問された。「これは本当にアナタ自身の物?」「ずっと目を離さずにこのカバンを見ていました?」「誰かから何かを頼まれてカバンの中に入れてない?」等、決まり文句とはいえ今までの旅行でも聞かれた事が無かったので、ヒアリングしきれずに途中でMariさんに通訳してもらった・・・(^_^;)

荷物を無事に預けたあとは今度は人間自身のチェック。久しぶりにX線検査後の「抜き打ちボディーチェック」に引っかかった(^_^;)。驚いた事に封の開いてるミネラルウォーターはそのまま素通りOKだけど、果物等の生物は不可らしい。・・・この基準、ちょっと不思議〜(?_?) どうやらオーストラリアは国が大き過ぎるので州ごとによって条例が異なり、果物とかが持ち込めないのも州が変わるから。・・・あと、その時の担当の人よっても結構変わるらしい(笑)。

バタバタしながら搭乗ゲートに到着。 オーストラリアの空港の不思議のひとつ:飛行機に乗らないMariさんも一緒にゲートまで来ていた(笑)。 それほど大きな空港ではないのでお土産屋さんも数軒だけ。買うべき物は買ってあるのでベンチでボーっと座っていたら、ひとり旅の日本人女性から声を掛けられた。

実は、彼女。パースでは同じ日に「4WDピナクルズ、コアラ&大砂丘1日アドベンチャー」に参加し、その後、パースからエアーズロックへの飛行機では我が家の隣りの窓際の席、これからシドニーまでの便も一緒なのだ! これだけ縁があるとさすがに声も掛けたくなるらしい(笑)。 聞いたところに寄ると、彼女は我が家より1日早くパースに入って、我が家よりも1日多くシドニーに滞在して帰国したあと、「新型インフルエンザ感染の可能性」を考慮した会社の規定により、更に1週間自宅待機をするそうな(@_@) 彼女曰く、「余分にあと1週間休みが貰えるなら、出来れば他の都市にも行きたいところです。(^_^;)」 ・・・確かにその通り!(笑) ちなみに、私の会社は医療関係なのだが、そういうウレシイ規定は無いゾ〜っ!(-_-;)

PM13:25 エアーズ・ロック発 QF729便は定刻通りに離陸。

座席は「3−3」配列の右側の列の窓際。 離陸後すぐに右側にウルルの姿が見えた! 機内は9割くらい埋まっていて座席の移動は不可能だったから、偶然右側の席で運が良かった〜♪(*^_^*)

上空からのウルルの姿。・・・やっぱり壮大。 再びこの姿を見に来るチャンスはあるのかな〜・・・?

3時間のフライトなので機内食は軽食。チキン&きゅうり&レタスのサンドイッチとマルチビタミンジュース。

眼下の風景は赤茶色から徐々に緑が増え、シドニー近くでは海岸線も見えていた。

PM16:45、定刻通りにシドニーに到着。

当然、国内線の「Terminal3」に到着した訳だが、我が家は最終的には国際線の「Terminal1」から出国するので、空港内の様子を把握するために一度「Terminal1」に行ってみる事にした。 「International Transfer(国際線乗り継ぎ)の案内マークに沿って移動したらゲートがあり、係員に乗り継ぎのチケットを見せたら、「T-BUS」(ターミナル間を結ぶシャトルバス)の乗り場へ行くように言われた。通常、このシャトルバスは有料らしいが、この時は乗り継ぎのためなのか無料で乗車出来た。バスは空港内をガンガン走り「Terminal1」に到着。他の人にくっついて行ったら、突然目の前に出国審査場が現れた!(@_@) 

このまま出国するのなら別に問題無いのだが、我が家はこれからちょっとシドニー観光へ行きたいのだ!ここで出国してしまうと5時間近くを空港内で過ごさなくてはならない。そんなのイヤだ〜っ!!

・・・が、しかし。出口が見つからない(?_?)。 キョロキョロしていたら、大きなオーストラリア人係官が二人やってきて囲まれた(爆)。そして、「そのまま列に沿って出国審査を受けろ。」って感じの事を言われた。 違うのよ〜!私はそっちには行きたくないの。 「あのゲートを通過したら、シティーには行けないでしょ?私はシティーに行きたいの。」と訴えたがうまく伝わらない。しかもオジサン達が言ってる事もよく聞き取れない・・・(-_-;) 意志の疎通がなかなか取れないながらも数分間押し問答をした末にや〜っと理解してくれたらしく、たぶん「こいつらちょっと怪しい」と思っていたと思うが(笑)「Return.」と入ってきた扉のほうを指さした。

・・・大変だった・・・。やはりOZ Englishは苦手じゃ〜・・・(^_^;)

通ってきた通路を戻ってみたが、やっぱり出口が見つからない。う〜ん・・・(-_-;)と悩んでいた所へ、掃除のカートを押したオジサンがやってきた。そのオジサンが別の扉のほうへ向かうと自動ドアがサーっと開いた。そして、ドアの隙間からいかにも空港外って感じの風景が見えた。 あれ?あのドアから外に出られるんじゃないの?? そのドアにそ〜っと近づいてみたら・・・ 開いた〜〜っ!(^O^) 冷静になってみたら通路の頭上に「← Immigration」「EXIT →」の看板が・・・(^_^;)。ボーっと何も考えずに他人にくっついて行った自分が悪かったらしい(笑)。 ドアの外は航空会社のチェックインカウンターがずら〜っと並んでいた。

無事に空港外に出られたので「Train」のマークに従って移動し「International Airport Sta.」に到着。 ・・・が、またまた問題発生。下調べ不足で(^_^;)、券売機で一体どこまでのキップをどう買ったらいいのか良く分からない。 仕方なく窓口で交渉。「シティーまで行って帰って来たいけど、どの駅まで買えばいいの?」と伝えたら、「Day Return」というチケットを渡された。片道A$15.2する距離なのに往復でA$21なのでかなり格安(^_^)v 自力で券売機でこのチケットを買うのはかなり困難そうだったので、窓口で英語が通じて助かった!!

PM17:30、乗車。 空港には1路線しか乗り入れてないので、方向さえ間違えなければシティーに向かうはず(笑)。

列車は外装も内装もキレイ〜♪ 一部2階建てになっている車両もあった。

途中で地下から地上に出たが、外は既に真っ暗だった。。。

Sydney Harbourに一番近い駅「Circular Quay」までは約20分。 街の中心部から国際線ターミナルまでたったの20分!! ・・・日本の成田空港って、やっぱりかなり不便だよねぇ〜(-_-;)