マナ島での朝食は、メインダイニング「ママヌサレストラン」でビュッフェ形式で摂る。一般的なメニューが並ぶが、ジュースとフルーツはやっぱりトロピカル♪
そして一番の目玉は、専任のおばさんが好きな調理法で目の前で焼いてくれる卵料理。一人分に卵2個を使用した具だくさんのオムレツは特に有名。 |
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おこぼれをもらいに鳥たちが寄ってくる |
朝食後、早速「シュノーケルセット」と「ライフジャケット」(全て無料)を借りてきて、ノースビーチへ繰り出す。
特に珊瑚の種類が多いというノースビーチだが、サウスビーチに比べるとリーフの端まではかなり遠いので、泳力が必要。干潮時なら歩いてリーフの端ギリギリまで行けるが、珊瑚がたくさんあるため素足では危険!!!
ただでさえひと気の少ないノースビーチ。日本以外では「泳げるサンダル」は売ってないようで、干潮時には本当に誰も居なくなる。
あのサンダル。。。リゾート内の売店で売ったら大好評になると思うのだが、珊瑚を踏んでしまったこの私が言うのもなんなのだが(-_-;)、私のように気付かずに珊瑚を踏んでしまうことになるので、天然の珊瑚達を守るため、この島の人達もそして観光客の人達も、あのサンダルの存在にこのまま気付かないでいて欲しいと思った。。。
波の音を聞きながらビーチでのんびり・・・極楽♪
↑ ビーチの様子は上の写真をclick♪
第2回のシュノーケルタイムを楽しんでいる最中にその事件は起こった。。。
泳ぎがあまり得意ではない私にとって、ライフジャケットがあるとは言っても、いろいろと不自由がある(苦笑)。そんなに深い水位ではなかったので、ちょっと一息つこうと足を地面に着こうとした。が、かなり段差のある珊瑚の上に足を着きそうになり、ガクッと体制と崩してしまった。足のスネの辺りが擦り傷だらけになったが、それほど痛いとは感じていなかった。。。
shinjiのほうは水中デジカメで撮影をしていたが、カメラを保護している透明ケース内部が曇ってきて、とうとう海水が入り始めた。「一旦、浜に戻る。」というshinjiに頷いたものの、なんとな〜く左足の指先が痛いのに気が付いた。水中メガネの中から自分の左足を見て愕然!!!親指の爪が欠けて血がゆらゆらと漂っているではないか!!!どうやら、「泳げるサンダル」のおかげで足の裏は怪我をしなかったのだが、爪先部分の空間から親指がはみ出ていて、さきほど体制を崩してコケた時に切ってしまったらしい。血を見たその瞬間から急激に激痛が走り始めた!
もう、シュノーケルなんてやってる場合ではない!
リゾート内には看護婦さんが常駐してる「医務室」がある。うるうる(;_;)しながら左足を引きずり海からあがったが、医務室の場所が分からない!痛いし、血を見て気が動転している私には、医務室の場所をノロノロ探している暇はない。近くに居た日本人従業員さんに声をかけ医務室の場所を聞いたが、「ちょうど今、休憩中なんですよね〜・・・」と呑気な返事。うっそ〜!フィジー人の看護婦さんが時間通りに医務室に戻ってくるのかもあやしい・・・。もう半ベソ状態。しかも追い打ちをかけるように、傷を見た従業員さんは私に向かって「その傷痛いの?」だって。。。完全に被害妄想なのだが、「たいしたことないのでは?」というような感じに聞こえ、ちょっとムッとしてしまった。。。
今すぐに看護婦が居ないなら意味がない。「仕方ない。自分で手当しよう!」と、私は部屋の前で待っていて、shinjiに部屋のカギを取ってきてもらうことにしたのだが、こういう時の時間の流れは異常に遅い!!!あまりの痛みのために、急いで戻ってきたshinjiに対してブツブツ文句を言いながら、部屋のカギを開け手当開始。激しい痛みと絆創膏に滲む自分の血を見ながら、「まだ2日目なのに〜!あと3日、どうしろって言うの〜!」と、さきほどの涙とは違った意味でウルウルしたのだった・・・。でも、きっと珊瑚を少し壊してしまった罰が当たったに違いない。。。
数時間後、私がちょっと落ち着いてから、shinjiがボソッ・・・と「“今すぐ救急車を呼ばないと助からない!”くらいの勢いだったよね・・・」と言っていた。私はそれくらいの大騒ぎをしていたらしい。。。(苦笑)