南の島・フィジーでバカンス♪('03.8.7〜14)

3日目(8月9日)〜その2〜

怪我の手当のあと、私は当然海になんか入れるわけもないが、他に行く場所も行く気もないので再びビーチに戻り、デッキチェアーに横になり読書。。。そんな私を尻目に、shinjiは何度かシュノーケルに出掛けていた。

PM3:00。マナ島での初めてのビュッフェ朝食で限度も考えずに食べ過ぎた為に、この時間まであまり空腹感はなかったのだが、怪我の痛みがやや落ち着いてきたら、にわかにお腹が空いてきた(笑)。

・・・が、時刻はすでに3:00。どのレストランも「ランチタイム」は終了している。そこで思いついたのが、前日にナンディの空港で「フィジー観光協会から、日本人観光客への歓迎とお礼のために・・・」と頂いた、「ケーキビュッフェ」の無料チケット♪各島ごとに利用出来るレストランが決まっていて、此処マナ島では「サウスビーチレストラン」で利用出来る。

ビュッフェのメニューは、マフィン、スコーン、クロワッサン、ケーキなどそれほど種類は多くないが、テラス席で静かに進むヨットを眺めながらのケーキタイム。

食後、必要のなくなった(>_<)ビーチタオルとシュノーケルセットを返却。特に、シュノーケルセットを返しに行った「Boat Bure(ボートブレ)」のお兄さんは、ま〜ったくやる気なし。。。友達とおしゃべりをしていて、声を掛けてもなかなか気付かないし、ノートの部屋番号もチェックせずに「その消毒糟に入れて置いてネ〜♪」って感じ。いいな〜、あんな風に毎日仕事出来るなんて・・・(笑)。

その後、持参した本が足りなくなりそうなので「Libraly(図書室)」に寄って本を何冊か借りる。

リゾート内には小さな図書館がある。しかも、置いてある本はうれしいことに日本語の本がほとんど(笑)。きっと、持ってきた日本人が寄付して帰っているのだろう。多種多様な本があるので、本を1冊も持ってこなくても大丈夫(^_^)v

「借りる」と言っても、「司書さん」などは居るわけもなく管理人すらいない。部屋の中にある大学ノートに名前を書いてくるだけ。でも、きっと名前を書かずに持ち帰っても誰も分からないと思うけど・・・(^_^;)

図書室の近くでは新しい客室が建設中。ラジオからはラグビーの試合中継が流れていて、時折、大工さん達の大声が聞こえていた。

私が背伸びして覗いていたら、中で働いている人が手を振ってきた。おいおい・・・。まじめに仕事して、早くその客室を完成させた方がいいんじゃないの〜?(-_-;)

日が暮れて来たので、そのまま部屋へ戻り、本日の夜のイベントのひとつ。「ロボ料理の掘り出し」の時間まで日記を書いたり、本を読んだりして過ごす。

PM6:00。フィジーの伝統的な郷土料理「LOVO(ロボ)」の掘り出しが行われる。

ノースビーチのすぐそばには、こんなサークル状になった建物があり、この中央の盛り土の中から料理が掘り出される。(↑上の写真をclickすると、ロボ料理の掘り出しが見られます)

せっかくのフィジー郷土料理なのだが、この料理は今夜の「テーマビュッフェ」のメニューのひとつ。昨夜食べたビュッフェのお味が値段の割りには「・・・」だったので(^_^;)、ロボ料理に興味はあるが、昨年ニューカレドニアで食べた「ブーニャ」(→詳しくは、ニューカレドニアのページ・4日目を参照)と同じような南半球の島々特有の料理なので今回は見るだけにすることに決定(苦笑)。・・・で、この日の夕食はママヌサレストランのアラカルト料理。

 ← 「Roast of Today(F$19.8)」

左のスープ。見た目はかなり悪いが、海草ベースのスープ。自然な塩味で結構おいしかった!肉料理も抜群!

「Singapolian Noodle(F$12.0)」 → 

ラーメン風の麺類を想像していたが、

実際はエスニック風ヤキソバ

 

PM9:00。この日の夜のイベント第2段!フィジーの伝統的な民俗芸能「Meke(メケ)」の時間。

食後に一旦部屋に帰ってから出直したため、メインラウンジに着いた時には前方の席は全て埋まっていた。。。仕方なく後方の席に着席したのだが、ショーが始まってすぐ後悔。。。だが、このままで満足するわけがない私は、当然のようにスタスタと前方へ移動。椅子ではなく床に座っている子供達に混ざり最前列で鑑賞したのだった(笑)。

「Meke」はフィジーの伝統的な歌と踊りで構成される民俗芸能。もともとは特別なときの儀式だったが、最近はショーとして演じられている。男性はタパクロスで作った腰蓑を、女性はブラウスと、「スル」というスカートに似た衣装を着て踊る。戦いの前に勇気を奮い起こすための勇ましい男性の踊り。。。来客をもてなすための優しい雰囲気の女性の踊りと美しいハーモニー。。。交互に演じられるが、どちらも心を打つ「音楽」と「踊り」で出来ている。

男性の踊りは伴奏は少な目で、威勢の良いかけ声がかかる。女性の踊りは楽しく明るくそして元気。手の細かい動きがポイント。

最後は「Isa Lei(イサレイ・・・フィジー語で「いってらっしゃい」という意味)」という曲。メロディーが優しくてとても美しい。伴奏はギターや「ンデルア」と呼ばれる竹筒を床に打ちつけて鳴らす楽器が使われる。

 

珊瑚による怪我の痛みはだいぶひいてきたが、爪が剥がれているのでこのまま海に入ったら海水でどんな痛みが来るか分からない・・・(>_<)。 残りの数日、どうやって過ごそうか?と悩みながら就寝・・・ zzz(-_-)