南の島・フィジーでバカンス♪('03.8.7〜14)

6日目(8月12日)〜その1〜

前日の嵐の夜から一夜明けた翌朝。風は強めで小雨が降っていた。。。

AM8:00起床、朝食に向かった。

ちょうどこの日頃からが一般的な「日本のお盆休み期間」に入るため、レストランは日本人だらけだった。あるおばちゃんは他のテーブルから「塩」や「ランチョンマット」を勝手に移動したり、酔っぱらいのように大声で騒ぐおじさんも居るし、団体旅行者は数人ずつ固まってべちゃくちゃ立ち話してるし・・・。私が一番キライな日本人の姿がレストラン内でたくさん見かけられた。最近、フリーでしか海外に行ってなかったので、こういう日本人の光景は久しぶり。同じ日本人であることが悲しかった。。。(>_<)

なるべく、そんな日本人達から離れた場所に席を探し、落ち着いて朝食。

もともといろんな食材が使われているレストランの朝食。この日は珍しいトロピカルフルーツが登場!「パッションフルーツ(写真内左)」。

いままでジュースになった物しか知らなかったので、最初はコレが何なのか分からず、中央の種を全て取りだして皮側を食べてみたが苦〜い!「もしかしてこっちの種を食べるのかな?」と、ちょっとすくって食べてみたら、種なので当然ゴリゴリいうが、あの甘酸っぱいパッションフルーツの味がしたのだ。生のパッションフルーツってこうやって食べるんだ〜・・・(^_^;)

それにしてもこの果物の「種部分」って結構グロテスク・・・最初に食べた人ってスゴイ!

上方・パイナップル、左・パッションフルーツ、中央・パパイア

食後、部屋に戻ったら、何故か電気が点かない!天井のファンも回っていない!「また何かやったか?」と冷静に考えたら、そういえば、朝と夕方と10分くらいずつ「自家発電器」の切り替えで停電すると言っていたっけ。。。(-_-;)

数分後、電気は無事復活。雨は止んでいるがとりあえず、今日のシュノーケルトリップはどうなるのか?を「プレジャーマリン」に電話して確認してみたら、「今日は行くよ。」との返事。早速、水着に着替えて、ビーチタオルとシュノーケル道具をレンタルして集合場所へ向かった。

AM9:45。前日に言われた場所に集合。

ちょうど「SEASPRAY」(下記に簡単に説明)という日帰りツアーの集合と重なったために集合場所は大混雑。でも、全て日本人(笑)。まるで日本に居るようだった。。。

SEASPRAY

フィジアンビレッジの訪問や、無人島でのシュノーケルなどをしながら、周辺の島々をクルージングする1日ツアー。昼食&飲み物付きでF$125。

写真内右の船から、左の帆船に乗り換えて出航する。白い帆を広げるととても綺麗な姿になる♪

今回は私の船酔いが心配なので、参加しなかった。参加した人の話によると、シュノーケルタイムは2時間くらいしか無いので、シュノーケルが目的の人には物足りないかも???

SEASPRAYの参加者達を見送ったあと、「さて、私たちが乗る船はどこ???」とキョロキョロしていると、係のお兄さんが「あれに乗って!」と小さな小舟を指さした。「うっそ〜!?(*_*)」

SANDBANK TRIP

珊瑚のかけらの真っ白い砂だけで出来た小島へ上陸後、その周辺でシュノーケルをする2時間ほどのツアー。F$30

2時間くらいなら私の船酔いも大丈夫だろうと思い予約して、出発前に酔い止めも服用したが、このあまりにも小さい小舟を見てちょっと気持ちがBlueに・・・(-_-;)

← 左の写真をclickすると、シュノーケルトリップに出発します♪

シュノーケル開始から30分が過ぎた頃、急に手足の指先がジンジンし始めた。南の島とはいえ真冬のフィジーの海は結構寒い!ちょっと早めだが船上に上がることにした。しかし、寒くて手に力が入らなくてハシゴが自力で昇れずに一度滑り落ちてしまった(^_^;)。その瞬間、ハシゴの手すりを掴んでいた左手に一瞬痛みが走った!が、とりあえず船上に上がることが優先なので、おじさんに引っ張り上げてもらいやっとの思いで船上へ。

改めて左手を確認すると、痛みはないものの、なんと!親指以外の4本の指の付け根から出血しているではないか!それほど深くはないが、中指だけはパックリと切れている!またやっちゃったよ・・・(泣)。とりあえずタオルをギューっと握り止血。傷の浅い指はすぐに出血は止まったが、中指だけは止血不可能。絆創膏を持ってくるのを忘れたので、そのまま島に戻るまでタオルを握りしめるしかない。。。

・・・で、ふと落ち着いてから気が付いたこと。私を引っ張り上げてくれた「おじさん」は、実は一緒にビーチを出発したおじさんではなかったのだ!シュノーケル中に別の船がやってきて担当を交代していた「おにいさん」だった(笑)。

そうこうするうち、2人組の女の子のうちのひとりが体調悪そうに上がってきた。どうやら船酔いらしい。困った時はお互いさま。持参していた酔い止めを1錠渡してあげた(絆創膏は持っていないのに、なぜか酔い止めは忘れていなかった・笑)。その後、時間になりshinjiも船上へ。しかし、その手にはなぜか自分以外のシュノーケルマスクが。。。海中に素潜りしていて発見したというそのマスクを見て、先ほどの女の子が「あ!それ私のです〜!ありがとうございます〜(>_<)」だって。。。この日はふたりで人助けをしたことになる(笑)。

そろそろ予定の時間のはず・・・。なのに、フィジー人の特性なのか? 途中で「おじさん」と交代していた「おにいさん」は突然海へ飛び込み、まだまだ元気に泳いでいた2人に向かって遠くを指さし、「アッチ、キレイ」と片言の日本語で声を掛け、連れて行ってしまった・・・。

揺れる船上で待つこと20分。やっと3人が戻ってきた。そして、何も無かったかのように小舟のエンジンをかけ出発した・・・。通常、このSANDBANK TRIPは、満潮時ならあの真っ白なSANDBANKから直接シュノーケルをするらしい。たまたまこの日は干潮だったので、船からのシュノーケルになったのだった。

ビーチへ戻る途中、潜水艦を発見。

泳げない人でもこの潜水艦なら海中の様子を溺れることなく堪能出来る。

YELLOW SUBMARINE 

所要約45分 F$25(大人)

PM12:15。サウスビーチに無事帰着。心配していた船酔いも全く問題無かった(~o~) ただひとつ・・・左手の指の怪我を除いては、だけど・・・(苦笑)。部屋に戻ってすぐ中指に絆創膏を貼った。足の怪我の分もまだまだ必要なので、多めに絆創膏を持参していたことに自分で感謝(^_^;)