南ドイツでスポーツ!&オーストリア日帰り&オランダへ再挑戦! (2003.2.21〜3.2)

5日目(2月25日)

この日も、またまた朝から快晴♪ホテル前の道路の雪も、かなり減ってきて道幅が広がって来た。

この日は、よだ達はケルンへ帰る日。。。なので、少し早めAM7:00起床、AM7:30から朝食。そろそろ顔も覚えられ慣れてきたウェイターさんに「紅茶にする?それとも緑茶にしてみる?(^_-)」などと、からかわれたりしながら、よだ達と最後の食事を済ます。

AM8:50。ホテルを出発。来た時とは違って、雪と氷がかなり減ってきた歩道を歩いて駅へ向かう。

駅のキヲスクで、ミネラルウォーターのボトルを返却して保証金を返してもらう。購入時のレシートと一緒にボトルを出せば、すんなりお金は戻ってくる。昨年のドイツ旅行時には、こんなシステムはなかったのだが、つい最近からペットボトルには保証金として0.25ユーロが上乗せされるようになったらしい。良く見れば棚の値段の欄に説明は書いてあるのだが、ドイツ語の分からない人にとっては、そんなことは気付かずに返却はしないと思う。。。よだに教えてもらって良かった♪

EU各国のユーロコインを収集しているよだに、「この中によだがまだ持ってないのがあったらどうぞ〜♪」と、返ってきた保証金を見せたところ、よだは「何これ?」と5セントコインを覗き込んだ。「これ、ユーロじゃなくてポンドじゃない!?」と、一緒に店員さんのところへ行って正式な5セントコインに換えてもらった。店員さんも全く気付いていなかったらしくとても驚いていた。

ここはドイツの田舎町。それほど頻繁に列車の出入りがあるわけではないので、駅構内は普段はとてもひっそりとしている。静かなホームによだ達の乗る「AM9:17発 RB21642」の列車が入ってきた。この列車に乗り込み、2人はケルンの自宅へ帰っていった。。。4日間、いろいろありがとう♪また日本で会おうね〜(^_^)/~

さてさて。。。これからは自力で残りの旅行を続けなければならない。一旦ホテルに戻り、スキーの身支度を整える。今日からは頼れる通訳さんが居ないので、リュックの中には忘れずに会話集を入れて(笑)いざ出発!

AM10:10。前日と同じ駅前から出発するバスに乗り込みスキー場へ向かう。

前日に2日券を購入してあるので、まっすぐロープウェイ「Hausbergbahn」の乗り場へ。やはり、今日も混んでいる〜!順番待ちの列の中に、Garmisch-Partenkirchenに来て初めて自分達以外のアジア系の人間を発見!たぶん日本人?家族で来ているらしく、御主人がドイツ人のようだった。「珍しいな〜」と思ったが、きっと私達の方が周囲のドイツ人達から珍しがられていたのだろうな〜(笑)。

30分以上待ってやっとロープウェイに乗り込み、まずはHausbergに到着。この日の目標は、更に標高の高い「Alpspitz-Gebiet」「Kreuzeck-Gebiet」いうエリア。なので、いきなり4km弱のコースを下り、次のロープウェイ「Alpspitzbahn」の乗り場を目指す。

乗り場に到着。外から見ると混雑していそうだったが、中はガラガラ。・・・というのも、ちょうどロープウェイは発車した後だったから。。。あいかわらず、乗り物のタイミングが悪い私達(^_^;)。

← これが改札の機械

1日券の人は正面の穴にチケットを差し込み、2日券以上の人は、サイドにあるセンサーにチケットを近づける。

 

出発時間近くになると、やはりかなりの人でごった返す。

このAlpspitzbahnを待っている人の中には、ドイツ人よりも英語圏の人が多かった気がする。他にフランス語、イタリア語らしき言葉も聞こえていた。う〜ん、さすが地続きの国は違う!

到着したロープウェイに乗り込み、いざ出発!

←左の写真をclickすると、スキーに出発出来ます♪

Alpspitzeの風景には未練があるものの、ホテルへ戻るバス停ははるか彼方・・・。

fu-koの体力・脚力等を考えると、夕方までAlpspitz-Gebietで滑っていると帰れなくなる可能性大!!!なので、下山し始めることにした。

・・・と言っても、まず前日のゲレンデに到着するまでだけでも、3km弱。そこから更にバス停まではなんと5km弱もある!!!途中、何度か休憩を取りつつ、やっと下山・・・。この時点で、あと1日滑るのは無理と判断。チケット売場で購入した2日券の保証金4ユーロを返してもらい、レンタルセットを返却するために、早めだがPM2:53発のスキーバスでホテルに帰ることにした。

なんと偶然にもこのバスで、朝ロープウェイ待ちの時に見かけたドイツ人&日本人らしき一家に遭遇!日本語で子供達を叱っていたから、間違いなく「日本人」の奥さんだったらしい。途中の別荘地にあるバス停で降りていったので、ドイツ在住でバカンスでスキーに来ていたのかな〜?うらやましい〜。。。

PM3:10、ホテル到着。レンタルセットを返却しに行く。

借りた時とは違い誰も居ない店内に、借りた時とは違う女性店員さんが居た。引換証を差し出すとすぐに返却と分かったらしく、レジの下の引き出しをゴソゴソ・・・。出てきたのは、預けた時そっくりそのままの状態の申込書と現金250ユーロ。。。え?もしかして、この3日間、レジの中や金庫ではなく、ずっとその引き出しの中にあったわけ???・・・このとき、つくづくデポジットとしてパスポートを預けなくて良かった〜と感じた。。。

返してもらった250ユーロの中から、3日間分のレンタル料、shinjiはエキスパート用なので46ユーロ、fu-koは38ユーロを支払い、今回のドイツアルプスでのスキーは終了。お疲れさま〜♪

一旦、ホテルへ戻り少し休憩を取ってから外出。前日に引き続き、Garmischの街へ出かけることにした。

前日に街の場所は把握していたので、徒歩で行っても良かったのだが、なんとな〜く歩くのが億劫。だからといって駅前でタクシーに乗るのも、通訳のよだが居ないので気が引ける・・・。そこで、思い立ったのが、スキーバス!あのスキーバスは確かGarmischの中心に停留所があった。スキー客以外の観光客も多いドイツでは、普通の格好であのバスに乗っても全く違和感はないはず!

・・・ということで、PM4:40発の最終のスキーバスに乗り込んだ。もしかしたら、この時間からスキーに行く人が居るはずがないので、あの停留場には止まらないかもしれない!そうすると、用もないのにスキー場まで行くことになるが、その後スキー客を乗せて少なくとも駅までは戻ってくるはずなので、その時はその時ということで(笑)。。。他に乗客が居なかったのでちょっとためらいもあったが、とりあえず目的のバス停の直前で「STOP」ボタンを押してみた。お!車内のstopランプが点灯したゾ♪そして無事にバスは停留所で停車し、私達はバスを降りることが出来た。ほっ(^_^;)。

町中には、こんなクラシックな馬車も走っている
裏通りのちょっとした小さな雑貨屋さんの壁も、フレスコ画になっている。

こんな家に住めるなんて、うらやまし〜♪

店先の雪・・・というか雪が固まった氷をつるはしで崩しているオジサン。

 

Garmisch-Partenkirchenに到着してからの3日間、夕食はリッチ♪にホテルのフレンチレストランで食べていたが、もともと飽きっぽい性格のfu-koは、そろそろ違う物が食べたくなってきていた。。。

この日の夕食は、始めてホテルのレストラン以外の場所で食べることにした。朝、よだ夫妻を送った時に2人が「今日の夕食はNordseeにしよう。」とか言っていたのを思い出し、私達も真似をして「Nordsee」に決定!「Nordsee」は、ドイツ国内では良くみかけるシーフードのファーストフードショップ。昨年のドイツ旅行の際にも一度寄ったことがある。ドイツでは、「豚肉の豪快な料理とジャガイモの付け合わせ」というのが普通なので、おいしいシーフードにはなかなか巡り会えないし、スーパーの魚売場の面積も少ない。でも、日本人にとっては魚は欠かせない存在なので、このお店はとても貴重かも。。。

ちなみに、NordseeのHPはこちら → 

← 店内の様子

店員さんは当然ドイツ人。。。でも、ドイツ人は英語を話そう!という努力をしてくれることは、スキーのチケット購入時に証明済み。なので、fu-koが考えたコミュニケーション方法は・・・?

ドイツ語で「英語、話せます?」とまずは聞いてみる方法。そのため、前日夜、このフレーズだけは覚えたのだ(笑)。

この方法は効果大!店員さんの返事は「少しだけネ!」だったので、英語でオーダーをして自分の食べたい物を注文することが出来た♪

今週のオススメ料理 アジアンセット

シーフードパスタ

PM7:00。夕食後、前日と同じスーパー「SPAR」で買い物をして、今度は徒歩でホテルへ戻った。ホテルの入口を入り、部屋番号を言わないうちに、コンシェルジェの方が鍵を渡してくれた。。。さすがに4日目なので、顔を覚えられたらしい。

翌日はスキーには行かないので、何処か他の街へ行くことにしてガイドブックと睨めっこ。。。今回の旅の為には、ドイツとオランダのガイドブックしか持っていなかった。でも、よだから日本語も書かれた地図をもらったので、列車で国境を越えオーストリア・インスブルックに行くことに決定!