南ドイツでスポーツ!&オーストリア日帰り&オランダへ再挑戦! (2003.2.21〜3.2)

4日目(2月24日)

今日は、スキーレンタルも済んでいるので、ちょっとゆっくりめのAM8:00起床。朝食を済ませ身支度を整え、AM9:45、ホテルを出発。

この日のお天気も快晴!

毎日こんなに良い天気なのはうれしいけど、

どんどん雪質が悪くなりそう・・・(^_^;)

前日のZugspitze-Gebietでは、苦手なTバーリフトのおかげで筋肉痛になり、疲労のため半ベソ状態だったので、あの雄大な風景には未練があるものの、この日はもうちょっと近場で、ほとんどが「チェアー(椅子式)リフト」で滑ることが出来るHausberg-Gebietに行くことにした。

スキー場までは、駅前のバス停からバスで向かう。基本的にとても分かりにくいドイツのバスの乗り方なのだが、このスキーバスは例外。「Skibus」と看板が付いているので乗り間違いはないし、約30分おきに発車する。しかも、車内はキレイだし、Kosteslos(無料)!!!

ドイツ人はもっとゆっくり出発するのか、バス停には他には誰も居なかった。 車内はこんな感じ。日本のバスと同じカナ。

AM10:10。駅前を出発後、バスはGarmisch側の街中を通りすぎ、3ヶ所ほどの停留所で数人のスキー客&観光客を乗せ、20分ほどでHausbergbahn(ロープウウェイ)乗り場に到着。

Kasse(切符売り場)で、まずはチケットを購入する。

チケットの値段は看板で確認。よだ達は明日ケルンに戻らなくてはならないので1日券を、私達はもう1日滑るつもりで2日券を購入することにした。

よだ達は問題なく、スムーズに購入出来たのだが、私が窓口で「2日券を大人2人」と言って、46.5ユーロ×2人分、お釣りをもらうつもりで100ユーロを出したら、窓口のお姉さんが何かを言ってくる。英語で説明をしてくれているようなのだが、ドイツ人の英語は100%聞き取るのは難しい・・・!心配して隣りに居てくれたよだのご主人の協力も得て、どうやら2日券以上のチケットは「ICカード」方式なので、デポジット(保証金)として、更に1人4ユーロ必要らしいということが判明。・・・ということは、100ユーロでは足りないって言いたかったのね〜。

「ICカード」方式のリフト券は、日本のスキー場にも良くあるので別に変だとは感じなかったけど、だったら最初から「50.5ユーロ(保証金4ユーロを含む)」とか、書いてくれればいいのに・・・!と、ちょっと思ってしまった。。。

←苦労して購入した2日券がコチラ。

クレジットカードのような丈夫なプラスチック製。

ちなみに、1日券は紙製。

まあ、なにはともあれ、とりあえず無事に明日までのリフト券は購入出来たので、意気揚々とスキーに向かう♪まずは、ロープウェイで上を目指す。

Hausbergbahnの乗り場

ドイツ南部ではここ数日雪が降ってないし、快晴の日々が続いているため、ゲレンデ下部の雪はイマイチらしく、みんながこのロープウェイに乗って上部を目指す。

そのため、この建物の中は、さながら日本の「ディズニーランド」の順番待ちのようにクネクネとした長蛇の列になっていた。しかも、スキー客以外の普通の格好をした観光客の姿も多かった。

ロープウェイに乗るまで30分以上かかり、AM11:30頃、やっとHausberg(1340m)に到着。

ロープウェイ降り場の風景

 

←写真をclickすると、スキー場の風景が楽しめます

 

お昼ご飯は、ロープウェイ降り場近くの「Garmischer Haus」にて。

あいかわらず、このレストランも内部はガラガラなのに、ドイツ人はみんな外のテラスで食事をしていた・・・。

よだが飲んでいた、ビールのオレンジジュース割り?のようなもの。

Leberknodelsuppe(レバー団子スープ)パン付き。4.5ユーロ。

レバーが苦手なfu-koもこれは食べられた♪

Schnitzel(カツレツ)。9.0ユーロ。

有名なドイツ料理。この店は2枚入り!当然、山盛りポテトフライも下に隠れている・・・。

 

ちなみによだ達が食べていたのは↑の品々。どれもおいしそうでしょ〜♪

 

 

食後も、集合時間を決めてそれぞれのスキーを楽しむ♪

Zugspitzeでは全く見かけなかったが、ココHausbergでは、日本ではみかけない不思議な物を発見した。スキー用に圧雪されているスペースの端に、ずーっと歩行者用の圧雪部分が出来ているのだ!Krezjochへ向かうリフト上からも、かなり急な斜面を徒歩で犬を連れて歩いている人達や、整備のオジサン達が立ち話をしている姿をみかけた。ドイツ人にとって、スキー場は「スキーをやるだけの場所」ではないらしい。でも、これならスキーが出来ない人も雪景色やアルプスの風景を楽しめるし、日本にもあっていいかも?

 

PM3:00。よだ達はPM5:00までにレンタルスキーを返却しなくてはならないため、少し早めに集合。

前日と違い、この日はよだも私も途中でGive Upすることなく、満足行くまで滑ることが出来た♪やはり、「普通」のリフトは良いな〜(^O^)。

さて、帰りのルートだが、このHausberg-Gebietはほとんどのコースが中級者以上。バス停のある場所までは、中級or上級コースを滑って降りるか、または、来た時に乗ったロープウェイで降りることになる。よだは迷わず「ロープウェイ」を選択。よだの御主人は「上級」を選択。。。fu-koにとって、上級コースは論外(笑)。雪質があまり良くない中級コースも、ちょっと腰が引き気味だったのだが、shinjiの付き添いのもと、せっかくだから試しに滑って降りてみることにした。

コースのレベル自体は、日本の中級よりややキツイくらいだが、大変だったのがその距離の長さ!!!いくら滑ってもロープウェイ乗り場が見えてこない!でも、それは当然のこと。なんてったって、リフトではなくロープウェイ1本分を滑らなくてはならないのだから・・・(>_<)。途中で後悔したが、一旦滑り始めてしまった以上、山を昇るわけにも行かないので、休み休みやっとの思いで下山した。

 

PM3:25。先にロープウェイ乗り場に到着していたよだ達と合流。再会を喜ぶ(笑)。

しかし、スキーバスはちょうど出発してしまったところだったので、30分待ち・・・。つくづく、「時間」に運のない私達・・・(^_^;)。30分間、写真を撮ったりしながら時間を潰したあと、めずらしく(笑)時間通りに来たバスに乗って街に戻った。その後、よだ達はレンタルスキーを返却に行き、夕食にはまだまだ早いので、朝、バスで通り過ぎてとても気に入ったGarmisch側へ買い物ついでに遊びに行くことにした。

 

ホテルのあるPartenkirchen側からGarmisch側までは、地図で見たところ徒歩で行けそうな距離ではあったのだが、迷子になっても困るので、駅前からタクシーに乗ることにした。

一般的に愛想が良く、とても親切なドイツ人。

運転手さんはまるで「サンタクロース」!真っ白い顎髭を生やしたオジサンだった。(左の写真)

よだを無理矢理助手席に座らせ、到着まで会話をもたせてもらった(笑)。2人のやりとりは、私には「今の話題は何なのか?」くらいしか分からなかったが、やはり、会話は出来るに限る!世間話ほどおもしろいモノはないと思う。。。

ここで、「Garmisch-Partenkirchen」についてちょこっとだけ・・・。

昔、GarmischとPartenkirchenという2つの街があった。是が非でも冬季五輪の開催地を取得したかったヒトラーが、その条件に見合う規模の街を用意するために2つの街を統合し、五輪の開催権利を獲得した。市民達は反対したが権力者の絶対命令には逆らえず、渋々承諾することにしたが、いまでも、市民は出身地によって「Garmischer」と「Partenkirchener」と呼び分け、それぞれの出身地に誇りを持っている。

・・・というわけで、線路を挟んだ2つの街はそれぞれ全く異なる個性があり、街巡りもおもしろい♪

 Garmisch側の街並み

←写真をclickすると街へご案内いたします♪

街並みを楽しんだあと、ホテルに戻る前に、fu-koの旅の楽しみのひとつ「スーパー」に立ち寄る。しかも、日本にもある「SPAR」だ〜♪

このお店で、自分用のお土産を多数購入(笑)。

PM6:30。日が暮れて周囲がすっかり暗い中、帰りは徒歩でホテルに戻ってきた。まだ夕食にはちょっと早いので、よだが持参したテーブルゲーム「MONOPOLY(ケルンバージョン)」をやることになった。学生時代に戻った感じ。4人で大騒ぎ♪

 

PM8:00。夕食に向かう。

この日も、ホテル内のフレンチレストラン。こんなに毎日「豪華フレンチ」を食べていて良いのだろうか・・・?身体に良いか?悪いか?は別にして(笑)、日本と違いお値段もかなり安いし、外に出て店を探して失敗するよりはかなりお得なはず♪

前日は、このレストランの両方のフロアが満席状態だったのに、この日はガ〜ラガラ。それもそのはず、この日は月曜日なのだ。そのため、ウェイターさんもと〜っても暇らしく、「日本人」に興味があるのか、よだ達がドイツ語を話せるのをいいことに、次から次へと順番に話しをしに来ていた。

 

翌日は、よだ達はケルンの自宅に帰らなくてはならないので、荷造りもあるため早々に就寝・・・。