南ドイツでスポーツ!&オーストリア日帰り&オランダへ再挑戦! (2003.2.21〜3.2)

9日目(3月1日) 〜その1〜

とうとう帰国日の朝が来てしまった。。。この日は、アムステルダム郊外まで足を伸ばす予定なので、ちょっと早めのAM7:00起床。身支度を整え朝食へ向かう。

レストランに着くと前日同様に席に案内され、盛りだくさんのビュッフェ形式の朝食を摂る。途中で、日本人の大学生風の客がレストランに入ってきた。しかもものすごい人数!どうやら修学旅行か何からしい。すると、ウェイターさんはその子達をレストランの奥の方の席に案内をして、私達の朝食が並ぶカウンターとは別の場所に並ぶ料理を取るよう指示していた。帰りがけにちょこっと覗いたところ、学生さん用の朝食は「パンとハムとチーズのみ」という普通のヨーロッパの朝食だけしかなかった・・・。こっちのカウンターには「野菜も魚も」あるのにねぇ。。。

AM9:00。チェックアウトを済ませ、ホテル発のシャトルバスで空港へ向かう。

前日探しておいたコインロッカーにスーツケースを預け、前日と同じ窓口で切符を購入。切符の行き先欄は「Koog-Zaandijk(コーフ・ザーンダイク)」。なだらかな平原に、点在する風車が風を受けてゆっくりと回っている・・・。そんな誰もが思い描く「オランダ」の風景をみるためにZaanse Schans(ザーンセ・スカンス)という村へ行くのだ。

AM9:38。窓口で教えてもらった通りの列車に乗り空港を出発。

「Amsterdam Sloterdijk」という駅で一旦下車して、AM10:01発の列車に乗り換え約10分後、Koog-Zaandijk(コーフ・ザーンダイク)へ到着。

Koog-Zaandijkの駅は予想に反して、と〜っても静か。ほぼ無人。。。
駅構内の地下道から外に出てみても、こんな感じ。。。誰もいないし、お店もない・・・。

しかも目指す「Zaanse Schans」という看板も目立たない。

駅前の通りをひたすら真っ直ぐに歩くと看板を発見。

ここを右折すると↓のようなザーン川にかかる大きな橋がある。

この橋はオランダ伝統の「跳ね橋」。ちょうど船が通過するところだったので、橋が跳ね上がる姿が見られた。

跳ねあがる橋(跳ね橋)というものは知識としては知っていたが、 実際目にするのは初めて。 橋の跳ねあがっている部分の手前には信号があって、 踏み切りのようにバーが下りて車両が通れないように遮断する。 待つこと数分。橋の下を悠々と船が通って行き、 その後は橋がゆっくり下りて、バーが上がり、信号が青に変わる。 さっきまでぱっくりと割れていたはずの橋の継ぎ目もほとんど分からない程度の普通の橋に戻っていました。

←ちょうど橋が上がっている写真なのですが・・・ちょっと分かりにくいカナァ(^_^;)

駅から歩くこと10分くらいで、目指す風車が見えてきた!

Zaanse Schans(ザーンセ・スカンス)

ザーンセ・スカンスは、アムステルダムの北西約15Kmの所に位置するザーン地方の風物を保存している地区で、1950年以降近郊から移築された。村全体が野外博物館のようになっている。干拓によって発展した17世紀当時の民家が保存され、実際に使われていた4基の風車が川沿いに並び、うち3基は観光用に現在も稼働している。風車の内部を見学出来るものもある。入村料は無料。

上の写真をclickすると、村内へ入れます。

オランダには風車で有名な世界遺産の街「Kinderdijk(キンデルダイク)」という場所が南部にあるが、そちらは「風車が19基もある世界遺産」ということで、きっと観光客が多いだろう考えて、あまりメジャーではないこちら「ザーンセ・スカンス」に来たのだが、大当たり♪ 予想通り観光客も少なく、もちろん日本人の団体様にも会わずに、たっぷり1時間以上、オランダならではの風景を堪能した後、アムステルダムへ向かうことにした。