お気楽女2人旅 香港編 

 2日目(11月23日) その2

アジアツアー観光名物(?)のお店巡り。まずは「宝石店」

日本語の堪能な店員さんが客1人に対して1人ずつくっついてまわる。私は、旅先くらいでしか宝石類を買わないので、今回は珍しい「ラベンダー翡翠」のベンダントを半額くらいに値切って購入。その後、ちょこっと時間が余ったので、ひびきsanを連れて店を出て、周辺をフラフラしてみることにした。

1本路地裏へ入るとこんな風景。

そうそう!

香港の街ってこんな感じよね〜という風景に出会えた。

 

10分近くフラフラして集合時間ちょうどに先程の宝石店に戻った。・・・がしかし、ハプニングが発生!

店内に入ったはいいが、店員以外誰も居ない・・・。私達のツアーの面々の姿は全くないし、もちろんガイドさんも居ないのだ!呆然とする私達の所へ、先程、私に宝石を売ったお姉さんが慌てて寄ってきて、「もう、みなさん行かれましたよ!」と教えてくれた。「なに〜〜〜!まさか私達、置いて行かれたの!?」とりあえず、まだ近くに居るかもしれないからと店員さんと3人で表へ飛び出して、キョロキョロしてみたがバスの姿はない。ガーン!

さあ、どうしよう!?いろいろと方法を考えていたら、向こうからガイドさんが走ってくるのが見えた。ガイドさんもかなり慌てた様子だったが、私は思わず「集合時間、合ってますよね!?」と、怒って確認をしたのだった・・・。もちろん、集合時間は合っていたのだが、どうやらみんなの買い物が早く終わったので、少し早く出発することになったらしい・・・。危うく、見知らぬ土地に放置されるところだった(まあ、その時はその時で何とかなるとは思うが・・・)。とにかく、ツアーなので他の人に迷惑がかかるから、この後は、おとなしくみんなと行動することにした(←当たり前!?)。

2軒目は、「シルク店」。ここでも1対1の体制で店員さんが攻めてくる。しかも、値段は日本円で書いてあった。

しつこい勧誘のオバサンを振り切りひびきsanを探してみると、やはりすっかり捕まっている様子。海外初体験のひびきsanにとっては、こんな強引な勧誘の買い物も当然初めて。既に、金銭感覚は崩壊していた様子(笑)。手に持っていたのは、ピンク色のパシュミナのストールと、シルクのパジャマ。ストールは綺麗な色で半額近くまで割り引きになっていたので「当たりだね〜♪」と2人で喜んでいたが、このパジャマが〜〜〜!購入後、バスの中で本人も言っていたが、「よりによって何でこんな柄を買ってしまったのだろう!」というしろもの。白地に赤と緑色の小魚柄だった・・・。どうやら、金銭感覚に続き、美的感覚も崩壊していたらしい(笑)。後日談だが、柄はともかくシルク100%なので真冬でもかなり暖かく、本人はとても愛用しているらしい。

 

さて、ココでとりあえずお店巡りは一旦休憩で、お昼の時間。

東鑾閣潮州酒家(Eastern Palace Chiuchow Restaurant)

尖沙咀にある「マルコポーロ・ホテル」内にある潮州料理レストラン。雰囲気はざっくばらんで、カジュアルプライス。日本人の口に合う比較的薄味で素材の味を活かした料理が多い。

メニューは「フカヒレ水餃子」(写真左)付きの飲茶

この水餃子には、ちゃんと「フカヒレ」も入っていておいしかった♪

 

お店巡りが再開。食事の後なのに、臭いのキツイ「漢方薬店」。。。

このお店ではこの9種類しか

作っていないとのこと。

日本語の説明書もあった。

日本人専門のお店らしく、着席で一通りの説明があったあと、ココでは客2人に1人の割合で売り子さんがついて日本語で説明。かなりしつこいが、席に座っている為にフラ〜っと何処かへ逃げることも出来ずにイライラして、ついに「私、医療関係者なので必要ないです。」と言ってみた。が、しかし、売り込み用の日本語は話せるが、それ以外の日本語は分からない「一方通行の日本語」を話す人だったらしく、お構いなしに説明を続ける・・・。値段はそこそこ安めだとは思うが、ツアー内の誰も買わずに1人2人と立ち上がって店を出ていった・・・。もちろん、私達も途中で無理矢理振り切って店を出たのだった。

 

めんどくさいお店巡りもやっとこれで終了。次は、おみくじ体験で日本人にも有名な「黄大仙廟」。・・・に行く前に、4年前まで使われていた「啓徳空港」の跡地に寄ってくれることになった。

←今の啓徳空港の姿。

今は地元のお手軽レジャースポットになっている。空港ビルの建物はなんとそのままで、一部政府のオフィスもあり、他はボーリング場、ゲームセンター、カート場のような娯楽場になっているらしい。

バスから降りて中に入る時間はなかったが、チェックインカウンターもそのまま残っているそうで、この空港を利用したことのある人にとっては懐かしいかもしれない。

 

黄大仙廟(Wong Tai Sin Temple)

もともとは中国の広州黄沙にあったが、そこで宗教が禁止されたことから、香港の信者に迎えられて移された。香港の数ある道教寺院の中では最も有名な「有求必応(願い事が叶う)」「霊験(効き目がある)」寺として、たくさんの信者が毎日お参りに来る。

内部にはたくさんの信者が火の点いた長い線香を持ち歩いているので、洋服などに火が付かないよう気を付けて!と、ガイドさんから注意があった。

←写真をclickすると寺院内部へ入れます

 

次は、出発前から楽しみにしていた「マンゴープリン」で休憩♪

糖朝(The Sweet Dynasty)

尖沙咀西部にある超人気の広東風デザート店。ジャッキー・チェンや金城 武らスターも訪れるという人気の店。

マンゴープリン

ちょっと生暖かかったが、味は絶品♪「プリン」というより、マンゴーそのままの味がして、甘さも控えめでいくつでも食べられそう!

珍珠ミルクティー

サゴヤシのでんぷんで出来たグミ状の真珠くらいの粒(これが「珍珠」)が入っている。太めのストローで飲む。

 

有名な「糖朝」で念願のマンゴープリンを食した後は、近くにあるDFSに案内され一旦解散。夕食へ出発する時間まで、1時間ほどだが、やっとホントの自由行動時間になった。尖沙咀周辺は翌日自分の足でゆっくり巡れるので、このときはおとなしくDFS内でお土産を物色して時間を過ごした。