お気楽女2人旅 香港編 

 2日目(11月23日) その3

PM6:00。DFSでの自由時間も終了し、夜の観光ツアーの集合時間になった。まずは、夕食へ出発。

大上海飯店(Great Shanghai Restaurant

尖沙咀の寶勒巷にある上海料理のレストラン。
このときの上海料理も、朝食も昼食も、私にとってはほとんど同じ「中華料理」のメニューに感じられた・・・(笑)。この時おいしかったのは、麻婆豆腐と麻婆茄子。かなり辛かったけど、日本で食べる麻婆豆腐とは全然違う味!食後の杏仁豆腐もあっさりさっぱりでおいしかった♪

 

食後、レストラン前からバスに乗り、スターフェリー乗り場へ向かう途中、有名な香港の名門ホテル前を通った。

The Peninsula(ペニンシュラ)

季節はちょうどクリスマス1ヶ月前。

イルミネーションの準備段階で、全ては点灯していなかったけれど豪華な雰囲気!

宿泊は到底無理だけど(^_^;)、一度、中を見てみたい!

 

これから夜景鑑賞だというのに、ハプニング発生。。。

このころから私のデジカメの様子がおかしくなってきたのだ(実は、1週間前に行った京都旅行の頃からその気配はしていたのだが・・・)。撮った写真を再生することはできるのに、レンズの動きがおかしくて電源を入れても3回に1回くらしか起動しなくなってきていた。運悪く、ひびきsanのデジカメは、なんと既に電池切れ!!!ひびきsanは、この旅行の為に直前にデジカメを購入したので、説明書を読む暇もなく出発日を迎えてしまい、充電器はおろか予備電池も持参していなかった・・・。あと少しだけ私のデジカメの寿命が延びることを二人で願いつつ夜景鑑賞に向かったのだった。

スターフェリー乗り場に到着後、ちょうど良い時間に出発するフェリーがあるというので、走ってみんなでバタバタと乗り込んだ。

・・・が、動き始めたフェリーから見えたのは、いまだ埠頭に居る私達と一緒に乗るはずの2名の姿。。。フェリー乗り場で買い物をしていて乗り遅れたらしい。この2人は、その後、再び先程のバスに戻り、バスでフェリーが到着する埠頭まで送ってもらっていた。それにしても、私達がその2人にならなくてホントに良かった〜!と、ホッとしたのだった・・・。

 

たった約7分程の船旅だが、ヴィクトリア湾上の天星小輪(Star Ferry)から眺める夜景は綺麗!

 

フェリーを降り再びバスに乗り込み、今度はヴィクトリアピークへ登る「ピークトラム」乗り場へ到着。

ここまで、一緒のツアーメンバーのオバサン達はガイドブックも持たず、ただ連れ回されているだけであることを知っていた私。事前の下調べで「ピークトラムでは、右側の席がBest!」という噂を聞いていたので、密かにひびきsanと右側の座席を狙っていた。。。だが、トラムが乗り場に入ってくる直前、ガイドさんが「右側の席がいいですよ〜!」と、バラしてしまったのだ!!!ガ〜〜〜〜ン!内緒にしておいてよ〜!ガイドさんの仕事としては仕方ないとは思うけどぉ・・・。

案の定、それを聞いたオバサン達は「あら!そうなの!?ありがとう!」と俄然気合いが入った様子。トラムのドアが開くと同時にものすごい勢いで飛び混んだ。当然のことだが、私達がオバサンパワーには勝てるはずもなく、敢えなく惨敗。右側の列の窓際はGET出来ずに、右側の列の通路側を取るのが精一杯だった・・・。

実際にピークトラムに乗って分かったことだが、どちらにせよ、進行方向とは逆の背中側に夜景が見えてくる。木立が切れて急に夜景が現れた時には大きな歓声が挙がったが、夜景が見える時間はそんなに長くないし、かなりの急斜面なので立つことはおろか、後ろを振り返るのも結構大変な状態。確かに左側の席では山肌しか見えないけれども、「右側の席」説はあまり意味がないような気がした。

そんなことより私が驚いたのは、その斜度!日本のケーブルカーとは違い座席が階段状ではないピークトラム。急勾配区間に入ると車体と一緒に背中が痛くなるほど座席が傾き、40度近い急勾配で、最大斜度が50度もあるという斜面をゆっくりと登っている間は、窓から見える家々が傾いて見える目の錯覚。まるで遊園地にある「びっくりハウス」のようだった。

 

約15分で、ヴィクトリアピークの山麓駅に到着。ピークトラムの駅がある「The Peak Tower(ピークタワー)」は、三日月型の斬新なデザインで、展望レストランや、土産物を中心としたショップなどが入っている。このタワーのLevel5が展望台になっていて、ここから「$100万の夜景」が見られる。

私が撮影したのが上の写真(右上に綺麗な月が出ていた)

「$100万の夜景」にはほど遠い写真で申し訳ないです・・・(>_<)。ここで、ちょこっとだけ言い訳(笑)。まず、第一に先程も書いたようにデジカメの調子が悪かったこと。第二に、当日は土曜日だったので、オフィスはほとんどお休みで、灯りの数がかなり少なかったと思われること。。。でも、結局のところ、夜景には夜景用のと装備が必要だと思う。。。ちなみに、こんなこともあろうかと絵葉書を買ってきたのでホントの素晴らしい夜景はこちらをどうぞ・・・→ GO

ココで夜景を数枚撮った後に、とうとう私のデジカメは全く起動しなくなってしまった・・・。まあ、この夜景までなんとか撮れたからいいか〜。。。しかし、集合時間が迫る中、せっかくの夜景なのに電池切れデジカメのひびきsanは撮影が出来ずに心残りの様子。

少しだけ時間があったので、ギリギリまで電池を探してみることにした。ピークタワー隣りのショッピングセンター内をキョロキョロしてみたが、カメラ屋や電気屋は見あたらない。。。半ば諦め掛けて、ピークタワーに戻ったところ、偶然にもカメラ屋を発見!!!だが、並んでいる電池は日本のメーカー品ではないので、どれを買ったらいいのか良く分からない!困ったあげく店員さんに聞いてみることにした。

さすが香港観光名所!日本語は全く無理だが、英語が充分通じそう!!ここまでずっと日本語しか使ってなかったが、今回の旅で初めて英語でコミュニケーションを取ることになった。ひびきsanのカメラの電池を見せて「これと同じのある?」と聞いてみたら、「コレは充電池なので、同じのはないけど、コレは使えると思うよ。」と、カウンター内にある電池を渡された。こうしてあっさりと電池を購入して、ひびきsanのカメラが再稼働することになった。私のデジカメが起動しなくなった今、この瞬間は私にとってもシアワセな瞬間だった(笑)。

集合時間まであと5分!慌てて展望台に向かい無事にひびきsanも夜景をカメラに納め、PM9:30、ヴィクトリアピークを後にした。ヴィクトリアピークを下るバスの中から、木立の合間に見える夜景も綺麗だった〜!バスで九龍側に戻り、数軒のホテルをハシゴして、PM10:30に私達の宿泊先ホテルに到着。これで朝7時から連れ回された観光もやっと終了。。。お疲れさま〜♪

・・・と、休む前に、明日の朝食を買い出しに外出。近くにコンビニがあったので入ってみた。日本のコンビニとほとんど同じ。売っている物の中には日本製のお菓子などもあり、あまり違和感なく買い物を済ませホテルに戻った。先にシャワーを浴びた私は、後から入ったひびきsanがバスルームから出てくるのを待てずに数分で爆睡していたのだった。。。