マカオ旅行記 ’19.10.19〜22

3日目(10月21日) 〜その1〜

AM7:30 起床。

← 昨日カテドラルの近くのパン屋さんで買ってきたパンで朝食

堅くてパサパサしているパンではなく、日本のパン屋さんで売っている ような食感に近い。レンチン出来たらもっと美味しかったかも♪

AM8:30 ホテルを出発。

今日はホテルより北側の徒歩圏内にある世界遺産の制覇を目指します!・・・の前に、昨日混雑していて諦めた「エッグタルト」の超有名店「マーガレット・カフェ・ナタ」へ。昨日の大混雑がまるでウソのよう!!この時間に行けばガラガラ。

まずは店内に入って左手前(窓側)にあるレジで注文&お会計を済まし、エッグタルトは店内の奥左側、その他のサンドイッチやドリンクは右側の窓口でレシートを見せて商品を受け取るというシステム。エッグタルトを買っていたのは日本人だけで(笑)、たくさんの地元の人が朝ご飯用にサンドイッチ&ジュースを買いに来てました。

店舗前のベンチで早速試食♪ 有名なエッグタルト(HK$10)は街のパン屋さんで買った物とはやっぱり違うね〜!焼き立てだったこともあるけど、外側のパイ生地はサックサク、クリームはプリンっぽい味。マカオで食べたエッグタルトの中では一番美味しかったけど、、、 私の中でのエッグタルトNo.1は今でもポルトガルのベレンで食べ た「パスティス・デ・ベレン」の物かな〜(^_-)

食後はカテドラルの前を通過して聖ポール天主堂跡に向かいます。

カテドラルに面した石畳の「大堂広場」も世界遺産。噴水の背後と壁に描かれたアズレージョが美しい。

AM9:30 聖ポール天主堂跡に到着。

朝は人が少なくて静か

ファサードは階層ごとに世界観があり、一番上の層は「天国の世界」、その下の第4層は「少年イエスの世界」、第3層は「聖母マリアの世界」を表しているらしい。3層のサイドに彫られている矢が刺さったまま横たわる骸骨が不気味だった

さて。 貴重な宗教美術品を収蔵している「天主教藝術博物館および地下納骨堂」に入ってみよう。

昨日は目の前で閉じられてしまった門を通り抜ける(入場無料)

ファサードの裏側

発掘中の遺構 マリア像を載せる輿

内部のスペースは一般的な博物館に比べるとかなり狭く展示品もそれほど多くはないが、1点1点はとても貴重な美術品。納骨堂には日本人およびベトナム人殉教者や、数百年前にこの教会に埋葬された聖職者たちの遺骨が納められている。

 

AM9:40 聖ポール天主堂跡に隣接する丘を登って「モンテの砦」に到着。

1617〜1626年にイエズス会の修道士によって聖ポール天主堂とともに造られた場所。外部の攻撃から町を守るための砦で、22門の大砲が海を睨んでいる。大砲は海向きの3方向にあるが中国本土には向いていない。これは中国と戦う意思がないことを表しているらしい。

当時はマカオ最強の砦だった この大砲・・・
グランド・リスボアを狙ってる(笑)
中国本土まで眺めることができる

敷地内のあちこちで地元の人たちがグループでカンフーやダンスをやっていたり、のんびり休憩していたり。。。今は戦のための砦ではなく市民の憩いの広場になっているようだった。

ここから先は聖ポール天主堂跡より北側のエリアへ向かいます。(*^_^*)

聖アントニオ教会

マカオ三大古堂のひとつ。イエズス会が初期の本部を設置した場所で、1565年にマカオで最初に建てられた礼拝堂の跡地に立つ。

入口に立っていたガードマンが怖い表情で一瞬ビビったけど(^_^;)、近づいたら「中に入っていいよ〜」というジェスチャーをしてくれたので内部見学へ。

金ピカ絢爛豪華という教会ではないが、白い壁とクリーム色の天井が落ち着いていて荘厳な雰囲気。聖アントニオは結婚を司る聖人なので結婚式が執り行われることの多い教会らしい。

ルイス・カモンエス公園

左) なだらかな小高い丘全体が広大な公園になっていて樹木がうっそうと茂り、その木陰で老人や家族連れがのんびり過ごしている

右) 公園の一角にあったモザイク画が施された階段

 

今回は階段を登るのがめんどくさくて行かなかったけど、もっと奥まで行くと巨大な岩で出来た祠があり、ポルトガル人の詩人:ルイス・カモンエスの胸像が安置されているらしい。

 

カーサ庭園・東方基金會

ポルトガル人富豪の邸宅だった洋館。

行ったのは月曜日。ガイドブックには「土・日・祝 休館」と書いてあるのに、門の脇には「月曜休館」と書いてあって入場出来なかった。・・・ガイドブックって当てにならない(-_-;)。やっぱり海外の観光スポットはちゃんと事前に最新情報を調べないとダメだね。

プロテスタント墓地

カーサ庭園に隣接した墓地。イギリス人やアメリカ人の宣教師や商人など約150人の墓がある。

左) きちんと整備された庭園風になっていて、日本の墓地のコワーイ雰囲気とは別モノ。

右) マカオをこよなく愛しマカオに骨を埋めたイギリス人画家:ジョージ・シナリーの墓

 

AM10:50 「ラザロ地区」に到着。

モザイク模様の石畳の坂道、くるくる渦巻き飾りの街灯、クリームイエローの洋館建築。この一角はまるでポルトガルの街角のよう♪ いわゆる「インスタ映え」(笑)スポットだらけ だし、アジアとは思えない街の風景にヨーロッパ好きの人は絶対にテンション上がる(*^_^*)。 最近、この地区にはカフェやショップが続々登場していて、地元の人も注目するエリアとなっているそう。

仁慈堂婆仔屋

ショップやギャラリーが入った築100年を超すポルトガル建築物。かつては「仁慈堂」が所有し、未婚女性のための老人ホームとして使われていたが、1984年に政府が保護指定建築に指定し、2007年頃から外国人経営のショップが入店するようになった。

外観からは賑わってそうに見えたが、、、 実際に営業していたのは数店舗だけで、ほとんど空き店舗だった。。。

聖ラザロ教会

マカオ三大古堂のひとつで聖母マリアに捧げられた教会。創建は定かではないが1557〜1560年頃だと考えられいる。建築様式は近代バロック式で、ファサードの上部にある曲線形のペディメントには十字架と碇が組み合わさった紋章が施されている。内部はいたってシンプルだが、主祭壇両側にあったパイプオルガン(写真右)がとても立派だった。世界遺産に含まれていないのが不思議なくらいの素晴らしい教会だった。

 

AM11:15 ここら辺でちょっと休憩♪ 「我的珈琲時光」というちっちゃなカフェに立ち寄り。

日本や台湾の文化を愛する店主が、気軽に珈琲を楽しんでほしいと開業したカフェ。カフェメニュー以外にトーストやパスタなどもありランチを食べに来た女性客も見かけた。

こじんまりとした入口、シンプルな店内。海外では珍しくセルフサービスのお水(レモンフレーバー付き)も用意されていた。

左)抹茶ラテ(HK$38)

右)エスプレッソ(HK$28)

カフェメニューがたくさんあってオーダーにかなり難航(^_^;)。HK$の現金で支払ったらMOPでお釣りが来た(^_^;)