2度目のモルディブ ☆トラギリアイランド☆ (2007.7.7〜14)

 1日目(7月7日) 〜その2〜

モルディブに行くには、我が家が利用した「コロンボ経由のスリランカ航空」以外に、モルディブ直行のスリランカ航空 or シンガポール乗り継ぎのシンガポール航空 or クアラルンプール乗り継ぎのマレーシア航空 等がある。そんな中で、我が家がこの「コロンボ経由ルート」を選んだのには大きな理由がある。・・・それは本場セイロンティーの買い出し(笑)。空港内のお店でも、ホントに安くて質が良いのだ!(^_^)v

飛行機を降りて、まずはマーレ行きの便の搭乗ゲートと出発時間を確認。モニターの下に日本人がたくさん集まっていたので一発で分かった(笑)。これなら海外旅行初心者でも確実に乗り継ぎ出来ると思う(^_^;) モニターで、コロンボ出発が約1時間近く遅れることが分かったので、早速、お買い物へGO!もし定刻通りの離陸だったら買い出しが出来なかったので、多少遅れてくれて助かった(^_^)v

・・・が、しかし。なんか空港の感じが3年前と違う・・・(?_?)。 確かもっと薄汚い小さな空港だったはずなのに(笑)、目の前に広がるのは近代的な空港ビル。おかげでお気に入りの紅茶の売場が分からない(>_<) とりあえず行ける所まで歩いてみたら見たことのある景色が。 ・・・3年前に見た元の空港だ!! どうやら元々の空港ビルはそのままで、新しく増築をしたらしい。

ちょうどその新旧のビルの継ぎ目辺りにお目当ての紅茶屋さんを発見!

空港自体は大きくなってるのに、店構えは綺麗になったけど店の広さは同じまま・・・。陳列されている品物に手荷物がぶつかってしまうくらい狭い!!

しかも、なんか品数が減ってる気がするし・・・(-_-;)。ま、前回買って気に入った紅茶は発見したから別にいいけど・・・。

無事、買い出しを終えてから搭乗口に向かう。・・・で、旧ビルのトイレは汚そうだったので、新ビルのほうのトイレに入った。

私が入った時には誰も居なかったはず。・・・でも、トイレから出てきたら掃除のオバチャンが居た。無視して洗面所で手を洗っていたら、おもむろにトイレットペーパーを適当サイズに切り取り渡して来た。 「・・・これで手を拭けってコトだよね?(?_?)」と思い、受け取って手を拭いたら、今度はゴミ箱を指さし「あそこに捨てろ。」的な行動。 言われるがままにゴミ箱に捨てて出ていこうとしたら、オバチャンが目の前に仁王立ちになり「チップ、チップ」と言い始めた。一瞬、言っている意味が分からなかったが、ふと気が付いた!きっとトイレチップが欲しいんだ! でも、分からないフリしてよ〜(笑)と思い「?」顔をしてみせたら、今度は「マネー、マネー」と言いながら自分の胸元をゴソゴソいじって財布を取り出し、1ドル札を私に見せた。・・・そこまでやられたら、ちょっと逃げられない。諦めて1ドル札を渡して、無事トイレから解放してもらった(-_-;)。

マーレ便の搭乗口がこのトイレの近くだったので、しばらくこのオバチャンの行動を監視していたが(笑)、トイレに人が居ない時には外で他の従業員達と喋っていて仕事なんかしていないくせに、トイレに誰かが入るとすかさず追いかけるようにして中に入っていた。・・・ちょっとズルくないか?その行動・・・(-_-;) ちなみにshinjiの情報によると、旧ビルのトイレにはチップおばさんは居なかったらしい・・・。

搭乗待合い室の入口では、再度、手荷物のX線検査とパスポートチェックがあった。

先ほど機内でもらったハネムーンケーキが入っている私のリュックもX線検査へ。私はわざと横にならないような形でベルトコンベアーの上に立てて置いたのに、係官がわざわざ倒してくれた! 思わず「ちょっと!倒さないでよ!!」と日本語を発していたけど(笑)、時、既に遅し。。。(>_<) とりあえず、ココで箱の中を覗いてショック受けるのも嫌なので、リュックを回収するだけにしておいた・・・。

PM20:00。コロンボ発UL103便は離陸。

座席配置は2−4−2。成田からの便とは機体は違うが、座席Noは同じだった。隣り近所の座席のメンバーも同じだった(笑)。まぁ、スリランカで降りる人ってあまり居ないからね。

ふと、周囲の人が一生懸命何かを書いているのに気付いた。 「・・・あ!モルディブの入国カードだ!!」 そういえば、さっきの手荷物検査の時に配っていた気がする。でも、私はケーキを倒されたことに気を取られていたので(笑)貰うのをスッカリ忘れていた(^_^;) 「ま、機内にも多少はあるでしょ。」と言うことで、即、通りがかったCAさんを捕まえ「入国カードあります?」と聞いたらすぐに持ってきてくれた(^_^)v

・・・そういえば3年前のこの便。

天気の影響か何か知らないが、結構な時間揺れながら迷走してくれて、私は初めて「飛行機酔い」した記憶がある・・・(-_-;) (モルディブ・フィリテヨ旅行記参照)

でも、今回は無事に真っ直ぐにモルディブに向かって飛行中〜♪

約1時間半の短時間のフライト。・・・なのに、“また”食事が配られる(笑)。

上記のような理由で、私は3年前のこの便では機内食を食べていない・・・(^_^;)。

今回はスムーズに飛んでくれたので食べることが出来た。・・・が、味がボケていてあまり美味しくなかった(>_<)

PM20:55(日本との時差-4h:コロンボとの時差-30m) マーレ・フルレ国際空港到着。

日本のような空港ビルなんかはないので(^_^;)、タラップを降り各自徒歩で空港建物へ。そして、入口を入るとすぐにイミグレがある。前回来た時よりも係員が増員されているようで、南国特有のスローペースを感じる暇もなく、特に何も聞かれずに通過。

PM21:30。荷物をピックアップし税関を通過し外へ出ると、ものすご〜い数の現地係員達が名前の書かれたボードを掲げていた。我が家はその群れを素通りし、事前に案内のあった現地旅行会社「INPAC」のカウンターに向かう。

カウンターには日本人担当者が居てホテルのバウチャーを渡され、近くのベンチで待つように言われた。待つこと15分程。日本人3組が集まったところへリゾートの従業員らしき現地人のお兄さんがやってきて、スーツケースを持ち上げ「こっちに来い」風な素振り。・・・この人についていけばいいの?(?_?) 結局、現地旅行会社の人はホテルの確認をしただけで、その後はもうリゾート任せらしい(笑)。

お兄さんの行く先には、船体に「THULHAGIRI(トラギリ)」の文字が書かれたスピードボートが待っていた。 良かった〜(*^_^*)待っているのがドーニだったら泣くところだった。 「ドーニ(モルディブの伝統的な船)」だと1時間くらいかかる距離でも、高速のスピードボートならその半分以下で着ける。船酔いする私にとって、この時間の差はかなり大きい!!

船内は定員20人程。私は、とにかく後ろ向きに進まないような位置の席に座った(笑)。全員が座ったのを確認すると、船内の電気は消され真っ暗になった・・・。

PM21:47 スピードボートはリゾートに向けて出発。

空港のあるフルレ島から離れて少しの間はスローペースで進んだ。 ・・・が、環礁の外に出た途端に船は急激に加速!想像を超えるスピードで船は進み、波に乗り上げ船自体がめちゃくちゃ大きくジャンプする!!船の両サイドのビニールシートがなければ、全身びしょ濡れになるに違いない(^_^;)。 

周囲は真っ暗な空と海。遠くにリゾートのライトが所々光っているのが見えるだけで、一体どの方角へ向かっているかも分からない風景なのに、運転手はリゾート島に向かって一直線に飛ばしていた。そんな落ち着かない環境なのに、私は船酔いする前に徐々に眠くなってきた(笑)。もう少しで眠りに落ちそうになった時に、船の速度が落ちて、空港から約20分。・・・とうとうリゾート到着だ!

PM22:07、トラギリアイランドリゾート到着☆

船上から見えていた水上コテージはほとんどの部屋に電気が点いていた。我が家は予約の際に一番人気の217号室をリクエストしておいたが(→その理由は旅行記内にて後述します)、その部屋も既に電気が点いていた。・・・さすがに217号室は無理だったか・・・(T_T)。世の中、そんなに甘くないわよね〜(^_^;)
船を降り、レセプションへ。このリゾートのダイビングセンターには日本人インストラクターが居るので、私は、その人が日本人のチェックインのお手伝いに来るものだと思っていた。

・・・が、そんな気配もなく、ウェルカムドリンクと一緒に日本語の説明書付きのチェックインカードが渡された。普通、チェックインカードって1グループに1枚でしょ?でも、今回は各自に渡されたので、それぞれがパスポートを見ながら記入。

他の2組のうちの1組は、分厚い辞書(電子辞書ではなく「本」のタイプ!)を広げて一生懸命記入していた(笑)。

一番最初にカードを書き終えた我が家にルームキーが渡された。キーに書かれたルームNo.を見て思わず私は声をあげた。

「217だ!!(*^_^*)」

旅行会社の担当者にリクエストしておいた部屋。このリゾートで一番人気のある部屋☆ ・・・いろんな日程でいろんな人が入れ替わりで宿泊するので、このタイミングで我が家に回って来たのってホントに幸運以外に考えられない! 出発前に色々調べていた時、やはり同じようにリクエスト入れておいて217号室に泊まれた人って、たった1組だけだった。 ・・・ただの偶然なのかもしれない。でも、やっぱり事前にリクエストしておいて良かったかも♪(^_^)v

ポーターさんに案内され桟橋を歩き水上コテージへ。。。きっと綺麗な海の色をしているんだと思うけど、とにかく今は真っ暗なので桟橋の下も良く見えない(^_^;) 

217号室は桟橋の一番端。 鍵を開けて中に入ると、水上コテージにしてはこじんまりした部屋だけど(^_^;)、部屋の中は「なんちゃってハネムーン」の特典満載状態!(笑) ポーターさんは一通り説明をして(もちろん英語only!)帰っていった。

 

特典@ ウエルカムフルーツ 特典A フラワーベッドデコレーション

ウエルカムフルーツはきっとだいぶ前から出しっぱなし。全然冷えてない・・・(^_^;)。まぁ、お腹もいっぱいだし、とりあえずハネムーンケーキと一緒に真っ直ぐに冷蔵庫行き(笑)。ちなみに、ハネムーンケーキはそれほど被害もなく充分見られる状態だった(^_^;)。 そして、モルディブ名物の「フラワーベッドデコレーション」。前回のフィリテヨでは最終日にやってもらった記憶があるが、今回は初日。是非、教えて欲しいくらいのステキな出来映え!ほんと、勿体なくて寝るのが惜しい!(>_<)

 

なが〜い長い移動をしてきた1日がやっと終了。シャワーを浴びて、明日の朝、きっと感激するであろう外の風景を夢見ながら、お休みなさ〜い zzz(=_=)