メキシコ ('15.9.5〜9.12)

3日目(9月7日)

AM8:00前、起床。真夜中の雷のおかげで2時間おきくらいに目が覚めていたのでやや寝不足気味・・・(-_-;)

身支度を整えて8:20頃にレストランに行ってみたら、昨日のような混雑はなくてお客さんは少なめ。

チャーハンのような料理がなかなか美味しかった!あと、フレッシュフルーツがたくさん食べられたのもうれしい♪

AM9:00、一旦部屋に戻り、お迎えが来る前にホテル周辺の散歩くらい行けるかな〜?と思っていたけど、時間的に無理だった・・・。

ホテルの屋上にあるプールやジムも見てみたかったけど、荷物をまとめたりしているうちにあっという間にチェックアウトの時間になってしまった。やっぱり「1都市2泊」ってかなり慌ただしい(^_^;)。 せめて「ホテル〜空港間送迎付き」じゃなければ、ホテル出発前にもうちょっと余裕があったんだけど。自力で問題なく空港まで行けるとは思うんだけどねぇ〜・・・。

AM10:00少し前に現地ガイド(日本人)がお迎えにやってきた。メキシコ人ドライバーのセダン車だった。

この現地ガイドさん(♂)。

最初の挨拶のあと、車内では「降りる時にはドライバーさんにチップを渡してあげてください」と「何か質問はありますか?」と言っただけで、その後は終始無言・・・(^_^;)。

別にあれこれ喋りたいとは思わないけど(笑)、普通「滞在中どこに行かれました?」とか「食事はどうでした?」とか聞かれる事が多く、あそこまで本気で無口な現地ガイドさんは今まで会った事が無いのでちょっとビックリ。

← 独立記念塔

他の人のピックアップも無かったので25分で国内線ターミナル「T2」に到着。 ドライバーさんは去り、ガイドさんと一緒にチェックインへ。ガイドさんが自動チェックイン機でチェックインをしようとしたけどうまく行かないようで、結局、有人のほうの列に並び直す。たった5組ほどの列なのになかなか進まなくて、でも、その間 もガイドさんはず〜〜っと無言のままだった・・・(笑)。

AM11:00、無事にチェックイン完了。

搭乗券を受け取り、後方にある荷物預けカウンターでスーツケースを預け、ガイドさんは私に「海外旅行は初めてではないですよね?」とだけ確認をしてあっさりと帰って行った。 もし「初めてです。」と言ったらもっと何か説明してくれたのかな?(笑)

ターミナル内の様子 →

時間があったのでちょっとだけぶらぶら♪

手荷物検査前のフロアにはこじんまりした商店がずら〜〜っと並んでいたけど、お土産を売っている店は2軒だけだった。US$からの両替は両替所以外にコンビニ「7-11」でも出来るようだった。

AM11:30、そろそろ搭乗フロアに移動しよう。

手荷物チェック前のドアの所に女性係官が2名いて声を掛けられた。「○☆◇▲□※!?」 ・・・あのねぇ、どう見てもスペイン語圏の人間じゃないでしょ、私(-_-;)と思いつつ「English, please」と言ってみたが、ひたすらスペイン語でまくしたててくる!あまりにもしつこいので、ただの「日本人イジメ」なのではないかと思ったくらい(笑)。 唯一私が聞き取れたのは「Cerveza」という単語のみ(←「ビール」のスペイン語・笑。“ワイン”“ビール”“水”はかなりの言語を知ってます♪(^_^)v) ・・・でも、この場面で「ビール」って全く意味分かんない・・・(?_?) 

ホントに何を言ってるか分からないので、私は断固として「Si.(←スペイン語のYes)」とは答えません!! そうこうするうちに相手が諦めて「もういいわ。行っていいわよ。」というジェスチャーをしてきた。やった!私の粘り勝ち〜〜っ!(笑) それにしても、空港の重要な部署なのに、英語を話せないのか、話す気がないのか分からないけどスペイン語で押し通すのってどうかと思うわ・・・ ホント感じ悪かった!!(-_-;)

その後、やっと手荷物検査。こちらでは相手から「English, OK?」と聞いてきたので英語で会話成立。PC、カメラ、携帯電話等を持ってないか聞かれたのでスマホを鞄の外へ出してX線ゲート通過。するとすぐに呼び止められて「カメラ持ってない?」。 あっ!スイマセ〜ン、持ってました(^_^;)。うっかり鞄から出し忘れただけで、別に機械を試した訳ではないわよ〜(笑)

無事に手荷物検査を通過したあとに考えてみたら・・・ さっき手荷物検査前にしつこくスペイン語で聞かれたのって、もしかしたら「液体物の持ち込み制限」だったのかも?あの 女性、「液体物」を色々と例を挙げていたのかもね・・・(^_^;)。

搭乗ゲートに向かう途中、お土産屋さんを覗き見♪

棚の下のほうにあったカルーアリキュールの入ったチョコレートが気になり通路にしゃがんで物色していたら、松葉杖を突いたアジア系の女性がやってきたので「Sorry.」といって通路を空けた。どうやら彼女もそのお土産が気になったらしく、じーっと見つめて何やら英語で独り言を言っていた。つい、「そのチョコレート、メキシコでは有名なお土産みたいですよ〜」と私が声を掛けたところからしばし雑談(笑)。

「Korean?Chinese?Japanese?」と聞かれたので「日本人ですよ〜」と答え、彼女は中国人であると確認。その後、私の今後の旅程とか、彼女はアメリカへワーホリで来ていて、6日間の休暇を取ってメキシコに来たとか話しているうちに、彼女の松葉杖の話題になった。昨日グアナファトに行って、街のレストランで階段を踏み外して転倒!なんと骨折をしてしまい(@_@)、病院に運ばれギプス固定&松葉杖というこの状態に・・・。これでは旅を続けられないので、仕方なくアメリカに帰る途中との事(^_^;)。旅先での大怪我・・・散々でしたね。気をつけて帰ってね!ワーホリ、頑張ってね!と声を掛けて彼女とは別れた。

その後、その様子を遠くで見ていたshinjiから「何そんなに盛り上がっていたの?」と聞かれたが、ほとんど彼女のほうが喋っていた感じ(笑)。さすがワーホリでアメリカ滞在しているだけあって、羨ましいくらい英語ペラペラだった!でも、そんな彼女と軽い雑談が出来るくらいなんだから私の英語力もなかなかじゃない?(^_-)b ちょっとウレシイ出会いだった♪ あ、せっかくだから一緒に写真でも撮れば良かったネ(^_^;) そうそう!彼女も「周りはスペイン語しか話さない人が多かったので、英語で話せて うれしかった!」と言っていたっけ(^_^;)。

モニターに表示されていた「59番ゲート」に着いたものの・・・ どうも待合いスペースに人が少なすぎる!あやしい〜っ!!

shinjiがモニターを確認しに行ってみたら、案の定、いつの間にか「61番」に変更になっていた・・・(-_-;)

ホント、海外の空港って直前にゲート変えたりするし、そのくせ変更前のゲートではアナウンスや案内係配置とかはおろか、変更になったという看板すら出ないっ!! チェックインは済んでるので、たぶん最終的には名前を呼ばれるとは思うけど・・・。いろいろ自主的にチェックしてないと本当に危険(爆)。

「61番」ゲートに移動して搭乗待ち。お店がたくさん並んでいたので、お土産の空港値段の相場を確認しながらぷらぷら。アジアの土産物屋のように店員がず〜っとくっついてきてしつこく売り込みしたりして来ないのが良かった♪

その後トイレに行ったら個室4ヶ所ともドアが閉まっていたので空くのを待っていた。すると、あとから来たメキシコ人おばちゃんが堂々と個室の足下を覗いて「ココ空いてるわよ〜」(←スペイン語)と言いながら私に教えてくれたものの、おばちゃんがドアを押したら中からは「No〜!」という声が(笑)。コレを2ヶ所繰り返してやっとおばちゃんは諦めていた(^_^;)。

PM12:30、搭乗開始。機内奥から5ブロックに分けて順番に案内されたので、通路で混雑する事もなくスムーズに搭乗。

PM13:17、定刻より10分程度遅れてAM533便は離陸。

機体:B737−800。座席:3−3配列の左列窓際。

機内はガラガラで通路側には誰も来なかったので2人で3席使用。

日本語有りのオンデマンドの個人モニター♪ せっかく映画や音楽メニューもあったのに、短時間路線のためかイヤホンの配布が無くて、自分のウォークマンのイヤホンを使用して映画鑑賞。shinjiは熟睡zzz(=_=)zzz

機内サービスはドリンクとおやつのみ。

PM15:00、1時間ちょっとのフライトでメリダ「マヌエル・クレセンシオ・レホン国際空港」に到着。

小さい空港なので荷物はすぐに出て来て、ここからは自力で市内へ移動(^_^)v。・・・が、しかし。事前リサーチをしていて全〜く情報が得られなかったのがこのメリダの空港(^_^;)。ガイドブックや旅行記サイトを探しても、空港内の地図もバスやタクシーの乗り方もあまり詳しく書かれていなくて、今回の旅で一番心配していた場所だった。

空港から市内までは市バスが安いらしいが無難にタクシーで行く事にした。タクシー乗り場はすぐに見付かり、タクシーチケットの売り場へ向かっている途中で1人のドライバーさんに捕まる(笑)。“チケット売り場の手前で声を掛けてくるなんて、ちょっと怪しいから無視したほうがいいのかな?(-_-;)”とちょっと思ったのだけど、英語で話しかけて来たのでとりあえず相手してみる事にした。並んで歩きながら「どのホテル?」「そのホテルならCentroまでのM$200のチケットを買ってね!」と窓口に案内された。念のため窓口(←英語可)で再度ホテル名を言って確認したら同じ金額だったので、違法なドライバーさんでは無かったらしい(^_^;)。

PM15:15、ドライバーさんからミネラルウォーターのボトルを1人1本渡され(←サービス♪)タクシー乗車。

ホテルまで30分弱。ドライバーさんはまるでガイドさんのようにいろんな話をしてくれた♪ メリダの人口や気候、宗教、地形、街の通りの名前、目印になる広場や教会、オススメのレストラン等。そして、「今夜は20:00から市役所前で民族音楽の催しがあるから早く行って席取りしたほうがいいよ〜」とも教えてくれた。今朝空港まで案内してくれた無口過ぎる日本人ガイドさんなんかよりもず〜っと好印象(笑)。このドライバーさんのおかげで私の中のメキシコ人のイメージもちょっと良くなった♪(^_-)

PM15:40、ホテルに到着。楽しいドライブになったのでドライバーさんにはチップを渡してお別れ(^-^)ノ

レセプションもポーターさんも英語OK(^_-)b 部屋のエアコンのリモコンはレセプションで貸出、部屋の金庫はぽっかり穴が開いているタイプだったのでレセプションで鍵を受け取る(無料)。

日本から持参したカップ麺で遅めの軽いランチを済まし、しばし休憩。。。shinjiが昼寝をしている間、私はFreeWifiが繋がったので先ほどドライバーさんからオススメされたレストランをチェック。クチコミサイト「4-Travel」でも高得点のレストランだったので夕食はそのレストランに決定♪

PM18:00前にホテルを出発。

・・・が、なんとホテルの玄関を出た所で私のビーチサンダルの鼻緒が切れて転びそうになる(爆)! なに〜〜〜っ!?このあとカンクンにも行くのに、まさかのこのタイミング!?しかもこのサンダル、3年前にペルーで買ったお気に入りのサンダルだったのにぃ〜〜〜!(涙) ちょっと凹みながら部屋に戻りスニーカーに変更して出直し。メリダは年間を通じて平均気温が27〜28度という南国なので、遺跡散策なら靴でいいけど基本的には暑くて足が蒸れるんだけどねぇ・・・(^_^;) いずれにせよ、最終的にはカンクンでサンダル買わないとダメね。

ホテルから2ブロック行った所にあるレストランLa Chaya Maya」へ。英語可&英語メニュー有りだったので、スペイン語を話せな くても大丈夫♪

かわいいピンク色の外観♪

屋内席かオープンエア席か選べる

メキシコのビール『SOL』(M$33)。メキシコでコロナビール以上に人気がある銘柄

焼きたてのトルティーヤ。サルサとワカモレと、怪しい紫色(笑)の『フリホーレス・レフリトス』が付いてきた Sopa de Lima(M$49)。鶏肉とライム果汁をベースにした酸味の利いたスープ Panuchos(M$67)。ユカタン半島特有のスナック 。スパイシーな味付けのチキンが山盛り!

食事をしながら、屋内席ではなくオープンエア席を選んでしまったことを大後悔!!足が痒い〜〜っ!あっという間に蚊に数ヶ所刺され てしまい、食事中に痒くて痒くて仕方ない(^_^;)。翌日の遺跡見学の必需品なので虫除けスプレーは持参していたけど、まさか市内レストランで遭遇するとは思わず塗ってくるのを忘れてた ぁ〜。(今思うと“ジカウィルス”に感染しなくて良かった・・・(^_^;))

食事終了間際にウェイターさんから「アンケートをお願い出来ますか?」と聞かれたので快諾。英語だったのでなんとか最後まで回答。今後の海外旅行客の役に立つといいナ♪(^_-)b

PM19:00、一旦ホテルに戻って虫除け対策をしてから再び出発。

メリダはユカタン州の州都ではあるけどとても小さい街。街の中心部は植民地時代の面影が色濃く残っていて味わい深い。市民も観光客も暑い日中は避けて、夕暮れのこのくらいの時間から中央公園(ソカロ)付近に繰り出してくる。コロニアル都市なので道路は碁盤の目のようになっていて分かりやすい。

カテドラル
ユカタン半島最大規模
州庁舎
マヤ文明をテーマとした27の壁画で知られる
モンテホの家

市内最古の建築物(1549年建造)。ユカタン半島の征服者F.モンテホがその富をつぎ込んだ大豪邸。入口上部を飾っている征服者が先住民の頭を踏みつけている彫刻からは、過去の歴史を生々しく感じる・・・

今回のホテルでは朝食が付いてないのでソカロ周辺で買い出し。小さなパン屋さんでパンを数個買い、コンビニ「OXXO」でヨーグルトを買ったけど、どちらも店員さんは英語が話せない様子だった。コンビニのレジでは何かしつこく聞かれたけどま〜ったく分からず(^_^;)、しばし「??顔」をしていたら後ろに並んでいたお客さんが「この人、スペイン語は話せないんじゃないの〜?」といった感じの事を言ってくれて、店員さんはやっと諦めてくれた。あとから考えると、たぶん“ヨーグルト用のスプーンは要る?”とかだったのかも。

PM19:45。ソカロのベンチで休憩。

ソカロは夕涼みをする住民や観光客でい〜っぱい♪それを目当てにした売り子さんもたくさん来ていて、子供達もたくさん走り周っていた。カラフルなハンモックを売っていたのが印象的だった。

メリダでは毎晩のように伝統的なパフォーマンスが繰り広げられており、そのほとんどが鑑賞無料♪ ドライバーさんが言っていたように今夜は市庁舎前でユカタン独自の伝統的な音楽に乗せて踊る「バケーリア」のショー。でも、ガイドブックに寄ると「21:00〜」になっているんだよね・・・(-_-;) ドライバーさんとガイドブックとどっちが正しいのか分からないけど、そろそろ市庁舎に行ってみよう。

PM20:00。市庁舎前に着いてみたら、道路沿いに観客席が設置されていて(パイプ椅子が並んでるだけだけど・笑)既に座って待っている人が多数!!(@_@) 今座ればかなり前方の席で観られそうなので、3列目だったけど正面の席を確保(^_^)b

・・・でも、時刻はドライバーさんが言っていた時間を過ぎている・・・。こりゃ〜、ガイドブックの時刻が正解だね(^_^;) これから1時間待ちか。。。

その後、トラックがやってきて楽団の器材を設置したり、民族衣装をまとった踊り子さんや楽団員らしき人が一人、また一人とぱらぱらと出勤。その間、観客席の間をいろんな物の売り子さんがウロウロ。お菓子はもちろん、扇子や女性用ブラウスや男性用シャツなどちょっと面白い物も売っていた(笑)。

PM21:00、ちゃんとガイドブックに書かれていた時刻どおりにショーがスタート! 司会者が曲やダンスの解説をしていたが、スペイン語だけだったので理解出来なかったのがちょっと残念。基本的に観光客が相手なんだし、出来れば英語の同時通訳もして欲しかったかな〜(^_^;)

ショーは10曲ほど。カラフルな民族衣装「テルノ」を着た踊り子さんはきっと選抜された人達なんだろうね。美女&イケメンばかり♪ 軽快な音楽に乗せて男女ペアで踊るダンスはとても華やかで楽しかった☆ 複雑で素速い足のステップを見ていても“生まれながらのリズム感”が日常から身に付いているような美しい動きに感動だった(*^_^*) 特に、女性が頭の上に固定されてないお盆にビール瓶とグラス数個を載せてクルクル回るダンスにはび〜〜っくり!!(@_@) どんだけ平衡感覚が優れているんだろう?? デジカメで動画も撮ってきたけど容量の関係でココでご紹介出来ないのが残念〜(涙)

PM22:00。約1時間のショーは終了。こんな素晴らしい生演奏とショーを無料で観られるなんて、メリダ最高だわ♪

私にしては海外旅行先でこんな時間までうろついているのは珍しい(笑)。

夜もだいぶ更けて来たのに路地に入っても全く危険な感じはなくて、こんな時間でもまだ子供がウロウロしていたのでメリダ市内はかなり治安が良い街なんだと思った。

← 通りはイルミネーションで飾られていた♪

市庁舎前から10分でホテルに到着。洗濯をしてシャワーを浴びて、壁が薄くて隣室のテレビの音がちょっと気になったけど、PM23:00過ぎにお休みなさ〜い。 zzz(=_=)zzz