ペルー旅行記 ('12.9.22〜9.30) 

日目(9月24日) 〜その3〜

PM14:30、レストラン到着。

観光客用のビュッフェレストランの騒々しさとは別世界の高級感漂う空間♪

このホテルの宿泊には 到着日のランチ&ディナー、翌日の朝食、および食事中の飲み物(一部の高級アルコール類は除く)、部屋の冷蔵庫内のドリンク類やお菓子類、ルームサービス etc.全てがオールインクルージブ♪

席に案内され日本人向けの日本語併記されたメニューを渡された(^_^;) その中から、「前菜」「メイン」「デザート」の欄からチョイスしてオーダーする方式。

他の人の旅行記をみると特に「1品ずつ」という決まりはないようで、何品も頼んで少しずつ食べてほとんど残している日本人カップルの旅行記もあったが(-_-;)、コレはあまりにも非常識で日本人の恥なので、小食の我が家は各自が各項目から1品ずつオーダー。

前菜 左 : CEVICHE ペルー名物セビッチェ(白身魚とタコのマリネ)

右 : ENSALADA アボカド、トマト、きゅうり、アスパラガスのサラダ、ヨーグルトドレッシング

メイン 左 : AJI DE GALLINA ペルーの家庭料理。鶏肉の黄色い唐辛子シチュー、ライス添え

右 : LOMO SALTADO ペルーの伝統料理。牛肉、トマト、唐辛子、タマネギの炒め物、ライス添え

デザート 左 : COPA DE FRESAS ピスコ酒で香りを付けたイチゴ、バニラアイス添え

右 : SORBETES DE CHEF シェフのシャーベット

たぶんこの時が、ペルーに来てから初めての “まともに食べた食事” だと思う(笑)。

さて。前菜、メイン、デザート、それぞれどちらが私がオーダーした料理か分かるでしょうか?(^_-)b

私は好き嫌いが無いので 「変わった食材・料理」 でも躊躇なくオーダーしちゃいます(笑)。もちろんshinjiがオーダーしたメニューもちょこっとずつ全て味見はしましたけど♪(*^_^*) 前菜の時点でかなりのボリュームがあったので、メインは全て食べ切れなかったのがシェフの方に申し訳ない限り・・・。

最後に、コーヒーと共にプチフールもありました♪ → 

PM15:50まで、1時間以上た〜っぷり時間を掛けたランチを済ませて部屋に戻る。

マチュピチュ遺跡の入場チケットは当日中なら何度でも出入りOK (^_^)v

再び遺跡に行くのもいいのだけど、早朝の起床→電車内での席争奪バトル(笑)→見学ツアー というハードスケジュールの疲れに加えて満腹感による眠気がやってきた。shinjiが「遺跡には6:00まで入場出来るみたいだから少し寝たら?」と言ってくれたので、ちょっとお昼寝Time zzz(=_=)zzz

← ホテル中庭の様子 遺跡の奥にそびえるワイナピチュは見えるけど、遺跡自体を見えるような造りにはなってなかった・・・(。>0<。) 

PM16:30、短いお昼寝Timeだったけど元気も回復p(^-^)q

早速、二度目の遺跡入場へ向かう。

宿泊客用レストランでは、前述した超高級列車「ハイラム・ビンガム」で来たゲスト達のアフタヌーン・ティーの時間が始まっていた。いいなぁ〜・・・ 宿泊客も食べさせて欲しい♪(笑)

ほとんどの観光客は帰途につく時間なので、遺跡の入場口は昼間のあの騒ぎがウソだったかのようにひっそりとしたもの。

入場口で再びパスポートチェックを受け、昼間はガイドさんにくっついて行くだけで必死だった森の中の階段を登り遺跡を見下ろせる広場に到着。さて、見晴らし小屋まで登ろうか〜と歩き始めたところで、係員が笛を吹きながら「Salida!(スペイン語の“出口”)」と叫んでくる。まだ時間はあるじゃないの!(怒) 一度はスペイン語が分からないふりして無視して登ろうとしたけど(笑)、「Exit!!」と今度は英語でも言い始め、両手を広げて激しく制止されたので見張り小屋まで行くのは諦めた。

確かにこの時間から遺跡の奥のほうまでの入場を許可してしまうと、街灯など設置されていない遺跡内。足元も凸凹だし、危険な場所にも柵は設置されていないなど、暗くなったら安全が保証出来なくなるのも頷ける。

ジェスチャーでアンデネス方向ならOKである事は確認したので、街とアンデネスを区切る通路を通って太陽の神殿まで行ってみた。

王の別荘 天体観測を行ったという石

太陽の神殿 東向きの窓は冬至に、南向きの窓は夏至に太陽の光がぴったり入る 陵墓 自然の洞窟を利用しており、中には石積みや飾り棚がみられる
もうちょっと奥まで行きた〜い!と思い、係員の隙を狙ってどちらへ行こうとしても他の係員に見つかり「Salida!Exit!」と怒られる始末(笑)。

遺跡の奥からたくさんの係員の笛と「Salida!」の声によって観光客がどんどん出口方向に押し出されて来ている感じ・・・。 これ以上奥へ行くのはもう無理だぁ〜(T_T)

入場時間をきちんと確認していなかったが、shinjiが「6:00まで」と言っていた遺跡入場時間。実は「6:00〜17:00」だったらしい。1時間の勘違い。ちゃんと確認していれば、あの30分の昼寝を我慢して遺跡入場したのになぁ〜・・・。

そうは言っても広大な遺跡内にた〜くさんの観光客が居るので17:00ジャストに閉門にはならず、我が家も15分ほどオーバーして出口を通過しホテルに戻った。

貯蔵庫 段々畑の脇に並ぶコルカと呼ばれる貯蔵庫。ジャガイモを乾燥させたもの、キアヌ、乾燥リャマ肉などの食料のほか、農具や土器なども保管された

PM18:00、ディナーまでの時間を部屋でのんびり過ごしていたらドアがノックされた。

めちゃくちゃ無防備な姿でくつろいでいた二人は焦りまくる(笑)。ルームボーイさんがアロマキャンドルを持参してやってきたのだ。

夕方のルームメイクは南国リゾート滞在中に何度か経験はあるが、まさかここペルーで遭遇するとは思っていなかったので迂闊だった。そう、ココは1泊○万円の高級ホテルでした(^_^;)

ボーイさんは笑顔だけど雑談はせずに(←南国リゾートとは違う点・笑)テキパキとベッドメイク、ミネラルウォーターの補給、脱ぎっぱなしだったジーンズを綺麗にたたみ、更に靴下は靴の中へ(笑)。お恥ずかしい限りです・・・(汗)。

最後に、「朝食をルームサービスで希望の場合はコレに記入して外のドアノブに掛けてください」とプレートを置いて行った。

PM20:00、チェックイン時に予約していた時間からディナーTime♪

高級アルコール以外は飲み放題♪・・・とは言ってもアルコールが飲めないshinjiはソフトドリンク(^_^;)

私は高山病予防のためにず〜っと我慢していたアルコール解禁(笑)

でも、また翌日夜はクスコで1泊しなくてはならないので飲み過ぎ注意!アルコールは1杯だけで我慢がまん。

クスケーニャ(Cusqueña) クスコの地ビール。 エンパナーダ(empanada) アルゼンチンの料理の前菜、具入りのペティストリー
前菜  : CREMA DE TOMATES エビのラビオリ入りトマトスープ

右 : CONSOME DE POLLO 野菜入りチキンコンソメスープ

メイン

左 : LOMO DE ALPACA アルパカのフルーツソースがけ

右 : FARFALLA 蝶ネクタイの形のパスタ アスパラ、ルッコラ、山羊のチーズソース

デザート

左 : SORBETES DE CHEF シェフのシャーベット

右 : PARFAIT DE MARACUYA  パションフルーツの生乳仕立てアイスクリーム

た〜っぷり1時間半くらい掛けてディナーを楽しんだ♪(*^_^*) 以前イースター島に行った時から「南米の料理は調理法も味も単一的で美味しくない!」というイメージを持っていたが、このホテルの料理はどれもこれも美味しかった〜♪ メニュー表には他にも興味を惹かれるメニューがいっぱいあって、出来たらあと数種類は食べてみたいくらい!でも、小食の日本人、特に我が家は極端に食事量が少ないので、このホテルの食事システムはとっても損なのかも(ノ_-。)。宿泊費の元をま〜ったく取れてない(爆)。・・・旅行前に体力UPの努力だけでなく、胃を拡張する努力もしておけば良かった〜(笑)。

PM21:30、部屋に戻りシャワーを浴びる。

山の上にあるホテルのため水の確保が難しいという理由もあると思うが、高級ホテルなのに残念ながらバスタブが無い。ホントは遺跡内をたくさん歩いて疲れた足を伸ばしてマッサージをしたい所なのだが仕方ない。

明日朝は、このホテルに宿泊者した人だけの特権!観光客が少ないうちに遺跡に行きたいので、早々と就寝 ・・・zzz(=_=)zzz