ペルー旅行記 ('12.9.22〜9.30)

日目(9月25日) 〜その2〜

AM8:30、本日2回目のマチュピチュ遺跡入場(^-^)ノ 一旦ホテルに帰って休憩して出たり入ったり出来るので、大金払った価値は充分あるかな〜?(笑)

さて。ココでマチュピチュ遺跡入場に関してちょっとだけ・・・

マチュピチュ見学の注意事項
1.飲物は水筒に入れて持参すること。また、ペットボトル等の場合は、必ず持ち帰ること。
2.遺跡内へ食物を持込まないこと。
3.バックパック等の大きな荷物を遺跡に持込まないこと。
4.遺跡石組みの上に立ったり、登ったりしないこと。
5.焚き火等、喫煙以外で火を使わないこと。
6.ゴミは遺跡内のゴミ箱を必ず使用すること。
7.注意を払って喫煙すること。
8.遺跡周辺の生態系を、崩す原因になるような行為に関わらないこと。
9.遺跡内を流れる水を汚さないこと。
10.矢印等で指定された場所以外には、立ち入らないこと。

特に遺跡の破損については罰金、また程度によっては禁固刑という厳しい刑罰が科せられる場合もあるらしいので、十分注意して見学しましょ〜(^_^;)。実際にあちこちに見張りのスタッフが立ってました。 そして、遺跡内にはトイレがないので、入場口の近くの有料トイレで用を済ましてから入場しましょう。

← 市街地入口 

門の高さ2m20cm。門の上には3tもの大石が渡されている。門をくぐった内側には両脇と上の石に不思議な加工が見られる。穴や凹みに紐を通して木を結びつけ、扉を取り付けていたと考えられている。

 

 入り口から伸びる細い道 →

右側は「カリャンカ」と呼ばれる訪問者の休憩所に使われた建物の跡。

← 作業小屋エリア 

階段を降りて右の細い路地に入ると、建物に使われる石を加工したとされる作業小屋が並ぶ。

この辺りは見学ツアーのルートには含まれていないので、誰も居なくて貸し切りで見学出来る。柵やロープもないので、建物の入り口跡から「こんにちは〜♪」と内部に入る事も可能。ちょっとだけ当時の人の生活を体験出来る?

← 石切場 

マチュピチュの建築に使われた石が切り出された場所。巨大な花崗岩の塊を、ブロンズ製の道具や硬い石を使い加工した。マチュピチュの石は全てここから切り出されている。

この辺りからは、マチュピチュ市街の眺めがとても良い♪

 

← 太陽の神殿 

作業小屋エリアから階段を少し下りると太陽の神殿を上から眺める事が出来る

 大岩の壁 →

自然の岩をうまく利用した壁。マチュピチュにはこのように岩をそのまま利用した建造物をよく見かける。

← 居住区のファミリー向けの2階建ての家 

1階部分が住居用。特別な地位の人以外はこのエリアで生活していた。

 

 3つの入り口の家 →

広場に面して3つの入り口がある大きな建物。学校のような役目を果たしたと考えられている。

 ミニ植物園  

マチュピチュ周辺で見られる植物を集めて植えてある。マチュピチュの標高では育たないコカの木も、インカ時代から品種改良されたため、小さいながらも育っている。

↑ メイン広場 マチュピチュの神聖なエリアと居住区の間に横たわる細長い広場。北から南へ段々になって広がるテラス状の広場で、最も高い場所にある最も大きなメイン広場では様々なイベントや儀式が行われた。居住区側には観客席の跡もある。

← 未完成の神殿の「鳥の壁」 

メイン広場に面して壁のような土台が残る建物は、建築途中で放棄された神殿。この土台の居住区側の壁には、コンドルのような鳥の形に組まれた石組みがある。

・・・ 絵柄が分かりますか?(^_-)

答えはこちら→ 

← 未完成の神殿の壁 

ここが神殿になるはずだったとされる根拠のひとつが、この土台の大きさと壁の石組みの美しさ。

    天体観測の石 →

美しい石組みの建物内にある直径60cmほどのふたつの石。水を張り、夜に月や星の軌道を観察していたと考えられている。

「技術者の居住区」の辺りは、高い壁に囲まれた通路が迷路のように入り組んでいて、地図を片手にウロウロ・・・。

・・・只今、発掘中・・・(^-^)

居住区内の祭壇らしき建物

1枚岩の階段 岩を削って造った階段。石造技術の高さが見て取れる
← 聖なる石 

神聖な石のひとつ。滑り台のように磨き込まれ、背後の峰と同じシルエットになっている。

← 天体観測の石の建物を出て、左側に回り込むように進むと

太陽が目覚める場所と言われる洞窟がある。

 インティマチャイ →

岩に開けられた窓の奥は洞窟状の空間。 東を向いており、冬至には太陽が洞窟内を真っ直ぐに照らす。

インティマチャイの辺りはマチュピチュ市街の東の外れに当たるので、石組みの建造物群を見上げる事が出来る。

← ハイラム・ビンガム・ロード 

マチュピチュの麓から遺跡入口に続く九十九折りのハイラム・ビンガム・ロード。

1911年の遺跡発見から暫くは発掘作業用に造られた小道を利用していたようだが、1940年代にペルー政府がトラックの通行出来る道路を建設し、それを1948年に発見者ハイラム・ビンガムにちなんで、「ハイラム・ビンガム・ロード」と名付けた。以来、麓から遺跡までのアクセスが飛躍的に発展したことで、現在も数多くの観光客がこの遺跡を訪問するに至っている。

 

AM10:30、前日の見学ツアーでは軽〜くスルーされた場所や、ガイドブックの通常ページには全く掲載されておらず「別冊マップ」にしか載っていなかった場所をメインに、自分のペースでマチュピチュ遺跡内を多少迷子になりながらも堪能出来た。これだけ歩き回れば、たぶんほぼ見落とした場所は無いと思う!!p(^-^)q

・・・実は。この時点で、まだホテルのチェックアウトをしていない(笑)。チェックアウト時間はAM11:00! 急いでホテルに戻って、荷物をまとめないとっ!!!≡≡≡ヘ(*--)ノ