この時は、ランチのあとも再度遺跡に行く気満々だったp(^-^)q
・・・しかし！！まさかまさか、この時見た光景が私にとって最後のマチュピチュの姿になるとは微塵も思ってもいなかった・・・。
４日目（9月25日） ～その４～
PM13:20 往復２時間ちょっとのﾄﾚｯｷﾝｸﾞを終え、再びあの光景の見える場所に戻ってきた。小雨＆雷ゴロゴロで天気が悪くて残念。
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インカ時代の謎の都市：マチュピチュ。標高2280mの頂上に位置し、山すそからはその存在を確認できないことから「空中都市」とも呼ばれる。総面積は5k㎡、その約半分の斜面には段々畑が広がり、西の市街区は神殿や宮殿や居住区などに分かれて周囲は城壁で囲われている。1911年にアメリカ人歴史学者ハイラム・ビンガムが発見したときには、草に覆われた廃虚となっていた。スペイン人から逃れるため、あるいは復讐の作戦を練るために造った「秘密要塞都市」ともいわれるが、マチュピチュにまつわる多くの謎はいまだ解明されていない。
生活用具ばかりで武器の遺跡が全く発見されていない事から、現在一番有力な説は「皇帝の離宮説」。クスコよりも標高が低く過ごしやすいこの地に、たくさんの警護や神官等を引き連れて休暇を過ごすために来ていた という説が、実際に行ってみて確かに一番しっくり来るかも。こんな素晴らしい遺跡の中で武器の製作や手入れをしたり、戦闘の作戦を練っていたとは考えたくない。皇帝を囲んでたくさんの人々が穏やかにここで過ごしていた・・・と信じたい。
さて、この日のランチ♪ ホテルの宿泊料金には含まれていないのだが、ツアー会社のアレンジには含まれていた。でも、残念ながら「宿泊者専用レストラン」ではなく、観光客でごった返した「ビュッフェレストラン」のほうだけど・・・(^_^;) レストラン内は大混雑で空席を探すのも一苦労(-_-;)。片付けも間に合っていない状態で自分で空いた皿をよけて座席を確保。 日本語ツアーのガイドさんから日本語で相席のお願いをされたり、別の日本語ツアーは席が見つからずホテル側に交渉したらしく、料理を載せた皿を両手に持って日本人のオジサン＆オバサンが数名ゾロゾロとガイドさんに連れられてホテル側に移動して行っていた（笑）。あの人達って、ホテルゲスト用のレストランのほうで食べたのかな？(?_?)
料理のほうは・・・ 海外のビュッフェにしては品数は多いほうだと思うけど、味は可もなく不可もなく(^_^;)。前日のランチと同じホテルの料理だけど、レベルは段違い！
PM14:15。食後、再度遺跡に入場するつもりでレストランを出た所で唖然！！(@_@)
ガーーーン！マチュピチュ村行きのバス乗り場に長蛇の列が出来てる～～～～っ！！ ← 右側の列の先の屋根の下がバス乗り場。そこからぐる～～っと回って左側の列の最後尾が・・・見えない・・・(-_-;) 下手するとバスに乗れるまで１時間くらい掛かりそう。
遺跡→村までは約３０分掛かり、列車の発車時刻は16:30過ぎ。ザ～っと計算しても、今から再度遺跡に行ってしまうと列車に乗り遅れそうな気がする・・・。
行く気満々だっただけにかな～～り心残りだが、本日４度目の遺跡入場は諦めて、ホテルに荷物を取りに行って急いで列の最後尾に並ぶ。
とりあえず列の最後尾に並んだものの、一向にバスが１台もやって来ない＝列が全く進まない(-_-;)。もしや、途中で崖崩れ？はたまたあの荒い運転でバス転落とか？？ ・・・こういう時って、バス会社側からの理由の説明が全く無いのが余計にイライラさせる！
こういう時、ジーーっと我慢して待っているようなfu-koさんではございません（笑）。
ふらふら～と乗り場に行き、スタッフの女性に聞いてみた。 ・・・が、「バスは１０分おきくらいで来ます。」と言い張る。 いやいや、私が並んでから既に１０分以上経過しても１台も来てませんからっ！（怒）
お互い片言の英語のためなかなか意志の疎通が出来なくて詳細は把握出来なかったが、ともかく事故等で遅れている感じではないらしいのでおとなしく待つ事にした。
PM14:55。列に並び２０分ほど経った頃からぽつぽつとバスが来始め、結局待ち時間４０分程で無事に乗車。予想よりは早く乗車出来たが、あんな長蛇の列を引き起こした原因は不明のまま。・・・タダ単にバスの増発が無かっただけか？？
マチュピチュの駅まで約３０分の九十九折りの山道。行きのバスのドライバーも運転が荒かったけど、この帰りのバスのドライバーの運転は更に荒くて(-_-;)、早朝からず～っと行動しっぱなしで疲労がたまって来ていた私にかなりのダメージを与えた。
駅に着いた時にはすっかりバス酔い・・・(x_x；)
本当は列車の発車時間まで１時間程あるので、駅前の民芸品店を覗いたり、マチュピチュ村のアルマス広場付近の散策もしたかったのだけど・・・ そんな余裕は全く無い。薬を飲んで駅舎内のベンチで休憩。。。
PM16:25、列車の改札が開始された。
車内で座席を確認するとやはり離れた席になっており(-_-;)、行きも一緒だった日本人カップルと席を交換して同じテーブルに。 ・・・だが、列車の進行方向が分からない。今の私の体調で後ろ向きの３時間の走行は非常に危険！早速、ホームに居る駅員さんに確認しに行った。
体調万全ではないので正しい英語フレーズが浮かんで来ないが頑張って話しかけてみたものの、相手はスペイン語圏の人。 「・・・アナタ ノ 言ッテル事、ワラカナイ～(-_-；)」といった態度を取られたが、ｼﾞｪｽﾁｬｰを交えてなんとか頑張り（笑）、進行方向を確認して席に戻った。
PM16:43、定刻通りに列車は発車。
車内はそれほど寒くはないはずなのに（現に隣の白人さんはTシャツだった）私はかなり寒かった・・・。頭も痛いし、気持ちも悪いし、顔色も青白く（←shinji談）、決して体調良好とは言えない状態。服用した薬のせいで眠気もあったので車内ではほとんど寝ていた・・・ zzz
いろんな人の旅行記を読んで、帰りの列車内ではスタッフによる賑やかな「アルパカ製品」のファッションショーがあるという話を知っていたが、「こんな体調でそんなのに付き合ってられないっ！」と思っていた(^_^;)。
しかし、別に私が爆睡していて気づかなかった訳ではなく（笑）、そのファッションショーとやらはどうやらこの格安のエクスペディション号では開催されないものらしい。・・・まぁ、楽しみはひとつ少ないが、この時の私にとっては好都合だった。
私が寝ている間に配られたスナック菓子 →
PM20:35、定刻より約３０分ほど遅れてポロイ駅に到着。
ガイドさんと合流してワゴン車に乗り、PM21:00頃にホテルに到着。体調が悪い時の乗り物移動ほどツライものは無い。・・・ホントに長い旅路だった・・・(--,)
一昨日に泊まった半地下の部屋とは別の２階の部屋に案内された。何故か「２０８－９」というｺﾈｸﾃｨﾝｸﾞﾙｰﾑ♪・・・片方の部屋は鍵が掛かっていたけど（笑）。 ２部屋の間には小部屋にあり、そこが共用の「トイレ＆バスタブ付きシャワールーム」となっていた。でも、バスタブの栓が無くて（←海外ではありがち・笑）湯船に浸かりの～んびり入浴～♪とはいかなかったが(^_^;)、この日は「洗濯日」（笑）だったのでﾊﾞｽﾙｰﾑのｽﾍﾟｰｽが広いのはありがたかった。
TVの電源を入れたらいきなりNHKが映った。前日に日本人が宿泊していたのかもね。
さて。少々元気を取り戻した私が「夕食はどうしようか～？」とshinjを見たら、今度は彼のほうの体調がイマイチ。・・・あぁ～、もしやクスコに戻り標高３４００ｍになったので、高山病も復活なのね～(^_^;)
無理に外出はせずに持参したカップ麺で済ます事にして、ダイニングルームにお湯を貰いに行った。
既にダイニングルームの中は真っ暗で鍵も掛かっていた。・・・どうしよう、お湯が欲しいんだけどなぁ～・・・とキョロキョロを周囲を見回したら、テラスの片付けをしていたスタッフが気づいてくれた。近寄ってきたスタッフは私が持っていたカップ麺を見て、私が聞くより先に「Hot Water？」と聞いてきた（笑）。 無事にお湯をGetして部屋に戻り夕食。
・・・結局、クスコではレストランに一度も行かないまま去る事になった。気になるレストランを数軒チェックしてあったのにナ。。。
PM11:00、内容の濃～～い長い長い１日が終了。就寝 zzz(=_=)zzz
