台北旅行記　（'14.9.6〜9.9）

２日目（９月７日）〜その２〜

PM12:30、台湾に来たら欠かせない観光スポット「故宮博物院」に到着。

創設80周年となる2007年2月に大リニューアルオープンし、更に2011年2月にも新しく生まれ変わったようで、私の記憶とは全く別の博物館だった(@_@)。 チケット売り場の脇の団体専用のスペースに２列に並ばされ各自にイヤホン配布。賑やかな館内でもガイドさんの声が耳元で話されているかのようにクリアに聞こえるし、ガイドさんも大声を出して説明しなくて済むから一石二鳥だね〜♪　以前来た時はガイドさんが一生懸命喋っても後方にいると全く説明が聞こえなかった記憶が・・・(^_^;)。 館内は撮影禁止なので写真は撮ってないけど、有名な「翠玉白菜」と「肉形石」はもちろん、「雕橄欖核舟（オリーブの種を舟形に掘った彫刻）」、翡翠の屏風、繊細な象牙の透かし彫りの彫刻品等、世界一の中国美術工芸のコレクションはやはり圧巻！

本館B1Fの入館口にバスを横付けして降ろされ、見学後は同じフロアの出口から回収されてしまったので(^_^;)、建物正面の写真すら撮れず・・・。せめて正門に降ろしてもらって建物の大きさを感じたかった〜。

それに、ガイドさんの提案で予定を変更して昼時に来たので、有名品のある部屋の前での待ち時間は長い所でも１０分程度で済んだが、トータルの見学時間は約１時間。やはり駆け足過ぎる〜〜っ！(^^;)　ガイドさんと一緒だから有名品の見落としはないものの、もう少しじっくりゆっくり時間を掛けて見学したいフロアもあったので、やはり一度は個人で１日掛けて見学したいな。。。

このあとしばらく、私には無用の(^_^;)ショッピング巡りが続きます・・・。

PM14:10〜14:45。民芸品店「金龍芸品有限公司」（←暇だったので店の外に出て店名をメモってみた・笑）。お菓子類の試食が多く店内奥には無料のお茶スペース（右の写真）もあったので適度に時間潰しが出来た。 PM15:00〜15:40。免税品店「EVERRICH」。店内があまりにも寒かったので、店の外にあったベンチでボーッとして時間を潰していた（笑）。 ・・・たぶんこの２軒でひとつもお土産を買わなかったのってツアーメンバー内では私くらいではないかと思われます・・・(^_^;)。

PM16:00、台湾人の信仰心の強さを感じ取れる「行天宮」に到着。

台湾では街のあちこちにきらびやかな廟（お寺）があり、祭られている神様もその廟に寄ってさまざま。「行天宮」の神様は「商売」の神様だそうで、日曜に行ったせいか商売繁盛を願う地元の人でい〜っぱい！

「行天宮」の自由見学後の集合場所は地下にある「占い横町」。本場の占い師さんによる本格的な占いができる場所で、日本語OKの占い師さんも多かった。 台湾人は、会社の名前、自分の名前、子どもの名前くらいはもちろん、なんと結婚相手なども占いで決めてしまうらしい！すご〜いっ！(@_@) たぶん、ガイドさんがココを集合場所にしたのは「占い師さんの売り上げUP↑」が目的だったのではないかと思うけど・・・　あまり時間が無かったので実際に占って貰ったメンバーはいなかったみたい(^_^;)。

PM16:30、さきほど行った民芸品店とは別の店に連れていかれ、ガイド・黄さんのお仕事はこれにて終了。この先は「呉さん」にバトンタッチ！いくつかのグループが合流して総勢４２名（！）になり夕暮れの「九份」へ。

PM17:15、「九份」到着。この日の１日ツアーの中で私が唯一行ったことのない場所。この場所の為だけに、それまでの観光地で密かにエネルギー温存してたくらい（笑）。

大型車駐車場で観光バスから小型のバスに乗り換え、「老街」の入口でバスを降り、呉さんにくっついて徒歩で展望台へ。ほとんどが狭い階段ばかりで、昇ったり下ったり結構体力が必要な街(^_^;)。

展望台からの風景は日本の海岸沿いの風景に似ているかも。海沿いの山間部なのでとにかく雨が降りやすいらしく、この日も曇り空。。。

PM17:45、有名な「九戸茶語」で夕食。

古い民家を改装して作ったお店。新しいながらもどこか古い雰囲気が残され、街の雰囲気に馴染んでいた。4階建ての建物は斜面にせりだすようにして建てられているため、窓から外を眺めると眼下には基隆の海と山が広がり、180度広がる展望は見事！特に日が暮れてからの夜景は格別だった♪

店名にもあるようにメインはお茶の「茶芸館」だけど、本格的な中華料理の夕食。味は・・・　まぁ、普通の中華料理(^_^;)。やや日本人向きにアレンジされていたんじゃないかな？辛い料理はほとんど無かったし。初めて食べた九份名物の「九份芋圓」（イモダンゴ）がモチモチした食感で美味しかった〜♪

食後、３０分ほど自由行動。

とにかく人が多くて真っ直ぐ歩くのも難し〜いっ！(*_*)　映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった街？という噂もあって日本人にも大人気のかなり有名な場所。しかも夜景が美しいから夕方〜夜に掛けてのこの時間帯が一番の混雑になるらしい・・・。自由にゆっくりと歩ければ奥が深くて魅力のある街だと思うけど、たった１歩進むのも大変ですっかり “人疲れ” (-_-;)。　

もうちょっとゆったりと雑貨屋さんを物色したり、夕食を食べていなければ九份名物の「魚丸湯」や “台湾一臭い” と有名な「臭豆腐」も挑戦してみたかった（笑）。

ＰＭ19:20、夕食を食べた「九戸茶語」の前に集合。しかし！行方不明が１名（オジサン）発生！！とりあえずその他のメンバーはバスに向かい、ガイドさんだけ残って遅刻したその１名を連れて約２０分後に無事合流。

PM20:50、台湾土産として超有名な「鳳梨酥」＝「パイナップルケーキ」の専門店に到着。

プレーン味以外にも卵入り、栗入り、竹炭入り、抹茶、黒ごまetc.全て試食ＯＫ♪お菓子は別腹なのでだいぶ試食したけど、私は購入せず（笑）。買う人は専用の用紙に数を記入しお支払い。物は翌日夕方までにホテルへ直接配送してくれると説明があったので、大量買いする人でレジに行列が出来ていた。

ところで、先ほど九份での集合時間に遅れてみんなに迷惑を掛けたオジサン。この店に入る前に勝手に帰ったとガイドさんから説明があった・・・。何〜〜っ！？あのオジサンの遅刻のせいで２０分ずつ予定が遅れているんですけどっ！自分勝手すぎる〜〜〜！！（怒）

PM21:20、「士林夜市」に到着。ここでツアーは終了。自由解散！やっと自由の身になれた♪

こちらも私が以前来た時は全くの別の光景！！ゴチャゴチャして汚いイメージだったのに(^_^;)そんな風景は跡形もなく、エスカレーターまで付いた近大的な造りになっていた。

1Fには金魚すくいやパチンコや的あて、雑貨屋、お菓子屋など日本の夏祭りのような雰囲気♪　B１Fはグルメ屋台がズラリと並ぶ「美食区」♪こちらはだいぶ綺麗で衛生的になってはいたけど、以前のゴチャゴチャした感じが少し残っていて懐かしかった(^_-)b

１時間近くブラブラしたけど、夕食が盛りだくさんだったし、パイナップルケーキもたくさん試食したので（笑）、屋台で何かを食べる気も起こらず、私はココでも何も買わずに終了。

PM22:10、「士林夜市」をあとにし最寄りのMRT「剣潭」駅へ。

自動券売機での切符（トークン）購入も、「民権西路」駅での乗り換えも一発OK！（←海外ではよく反対方向に乗っちゃうの・笑）。「中山国小」駅からの道のりも、前日のリサーチのおかげで迷う事なく、PM23:00少し前に無事にホテルに到着。

・・・そういえば。今日１日で私が使ったお金って、もしかして最後の最後に自分で乗ったMRT代金T$２０だけかも（笑）。

シャワーを浴びて日付が変わる頃に就寝。早朝から１日お疲れ様でした！zzz(=_=)zzz