2日目(9月21日) 〜 その2 〜
PM1:00。昼食は何処へ連れて行かれるのか事前に知らなかったが、私がフリータイムで行こうと思っていた「梅子餐廳」だった♪
梅子餐廳(メイツーツァンティン)食材&サービスが良く、そしてリーズナブルな家庭的な台湾料理の店。切干大根のオムレツ、牡蠣の炒め物、魚のすり身団子スープなどなどが円卓の上を埋め尽くした。 別料金で食後のデザート「杏仁豆腐(50元)」も注文♪プルプルした食感がGOOD!でも、台湾の物価から見てこの値段は高すぎるコトに後から気づいた・・・(^_^;) (2003.9現在のレート 1元=約3.5円) |
食後も、まだまだ団体観光は続く・・・。バスの車窓から赤煉瓦に白いアクセントが印象的な「総統府」を眺めたあと、台北周辺の一番の見所、フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュとともに世界四大博物館に数えられる「故宮博物院」へ。
「故宮」とは、中国大陸の明朝と清朝の宮殿であった「紫禁城」のこと。この紫禁城に収められていた中国皇帝の膨大なコレクションを収蔵する博物館。およそ70万点の収蔵品のうち、展示されているのは6000〜6500点。常設展示の100点を除いて、3〜6ヶ月おきに展示替えが行われている。
入場料・・・大人100元
↑中国の宮殿のような壮大な博物館の建物 ↑有名な「翡翠白菜」
中国・北京の紫禁城にも行ったことはあるが(→「中国」旅行記を参照)、博物館としての収蔵品の数は桁違い!「さすが!世界四大博物館!!!」という感じ。
館内は四階建てでとても広く、展示品も未だかつて見たこともない膨大な数なので、有名な「翡翠白菜(ひすいはくさい)」や、青銅器の「毛公鼎(もうこうてい)」などの場所を探すのは至難の業。ガイドさんは目指す有名展示品まで迷いもせずにまっすぐに連れていってくれるので、この時だけは「団体観光」に少しだけ感謝した・・・(^_^;)。でも、やはり急ぎ足での見学で、自分の好きな展示品に充分な時間を取れないので、必ず近いうちにフリーで見学したい!
故宮博物院での見学時間は一時間ほどで、次の「忠烈祠」へ移動。
忠烈祠(ジョンリエツー)抗日戦線や国民党政府のために命を落とした軍人などの英霊を祀るため、1969年に創建された建物。正門前に立つ衛兵は1時間に1度交代式が行われ、一糸乱れぬゆっくりとした動きで思わず見入ってしまう。 ここでは、この衛兵の交代を見ただけですぐに移動。 |
PM3:30。台北市内にある「足つぼマッサージ店」に到着。
私達のツアーにはこんな予定は入っていなかったのだが、現地旅行会社の都合で他のツアー客に合わせたのだろう。日本人専用のような店内で、店員さんも日本語が堪能。「30分700元」と言っていたが、朝からずっとバス移動で徒歩の時間もそれほどなかったので、足の疲れが全くないため、他のツアー客のマッサージが終わるのを待つことにした。
最初は「30〜40分くらいで移動になるだろうな〜。」と軽く考えていたが、ツアー客のほとんどがマッサージを申し込んだために、気が付いてみたら1時間以上、店内で待つことになってしまった。事前にどのくらいの時間ココに居るのかを言ってくれれば、近所を散歩していたのにぃ!(-_-;)
PM5:00。DFSに連れていかれ団体観光終了。ガイドさんが「このあと、北京ダックを食べたい方は案内します〜。」とか言っていたけど、当然、私たちはココで終了。
ちょっと余談だが・・・、バスの中で聞いたガイドさんの話。。。
4年前の「台北大地震」の後、街が復興しやっと観光客が戻ってきて活気を取り戻したと思った矢先、この年の春にSARSが発生し、ガイドさん達も5ヶ月近く自宅待機を命じられてしまったらしい。「家から1歩も外へ出ることが出来ずに、みんなすっかり太ってしまった!」と、笑って言っていたが、当然、観光業は収入が無かったわけなので、きっと大変な数ヶ月間だったのだと思う。私が行った9月頃になってようやく観光客が戻ってきたこともあり、案内されたお店での売り子さん達の気合いの入り方は並みではなかったように感じた。
DFSから徒歩で一旦ホテルへ戻り、ちょっと休憩をしてから夕食を食べに出掛けた。お目当ては台南地方の伝統的名物麺「担仔麺」!
屋台風でレトロ風ムードが楽しい純台湾風海鮮店。店先には海鮮類や野菜などがビッシリ並んだ食材ケースがあり、その食材の前には料理のサンプルが30種類くらいビッシリ並んでいる。そのサンプルは蝋細工で作ったニセモノではなくてホンモノだからビックリ!
店員さんは日本語が話せないので、指さし注文の出来るサンプルはとても助かった♪でも、お目当ての担仔麺はサンプルが無かったので口頭で注文。また、事前にネットで「1品サービス」チケットをプリントアウトしてあったので、注文品以外に1品無料で食べられた♪ この「おまけ料理」、ラップサンドのようになっていて、日本語も英語も話せない店員さんは、「そのラップを剥がしてから食べて」というコトを私達に説明するのにとても苦労していた。結局は身振り手振りでなんとかなるもんだけど(笑)。いろいろ注文しても1人190元程度だったので、とってもリーズナブル♪
食後、途中でコンビニに寄って夜食(←食べたばかりなのに?笑)を買い込んでからホテルへ戻った。明日のフリータイムの予定を二人で話し合ってから就寝・・・zzz